中国経済危機の危険信号が鳴る中でもFXで生き残る方法
最終更新日: 2015-8-27
中国経済危機で世界中の株がガンガン売られてます。26日は全体的に上昇してほっと一息モード。でも情報集めにネットサーフィンをして市場の感じを確かめています。まだまだ危機は序盤だと思います。
ようやく株価は戻しています。米国株は利上げが遅れるかもというプラス要因を含みますが、他の株価はどうなっちゃうんでしょうね。為替相場もまだまだ荒れ模様。
またロシアは、ウクライナ問題と原油の値下がりで去年の秋から今年にかけて「経済危機が起きるんじゃないか?」「1998年のロシア通貨危機再来か?」と言われていました。1998年は、レバレッジをかけたヘッジファンドが大流行していてLTCMっていう経済界の天才を集めたファンドが破綻。救済にNY連銀と大手銀行が走り回った伝説があるそうですね。あわや世界経済が危機に陥る寸前。
そして、皆がすっかりロシアの危機なんて忘れている今、まだまだ危機は収まっていません。危険信号がブーブー鳴ってます!
乱高下が激しいんですが、年末から年初にかけて1.8円を割り込んだ時と同様の動き。
ロシア中銀は7月31日に政策金利を11.50%から11%に引き下げるも景気の大幅悪化を示唆。2014年12月の17%から比べると下がった方だし、通貨危機の時は150%とか…。もはや、まともに暮らせるレベルを超えて信じられない金利。
ロシア・ブラジルといった産油国・新興国には、今回の危機は痛いはず。ただでさえ、シェールガス・オイルの増産で石油が余って値下がりした中。イランと米国の関係改善で、イラン産石油も市場に出てくることに。
そこに気前よく原油や鉄鉱石・石炭を買ってくれたお得意さんだったはずの中国の財布が空っぽになったんですから(´;ω;`)
そして米ドルは上昇トレンド。ドルで借金をしている国はつらいでしょうね。ブラジルやロシアからしたらどうすればいいのって困ってそう。だから、危機はまだまだこれからですね。中国だけではなく、いろんな国からドーンと大ニュースが飛び込んでくるかもしれませんから、その用意だけはしておかないと!
アジアのグローバルボンド(債券)の発行額は2014年が過去最高なんてニュースを見た覚えも…。金融緩和で余ったお金が流れ込んだ新興国。すでにだいぶ米国に流出したでしょうけど…、まだまだこれからだと思います!