FXトレーダーなら抑えておきたい9月利上げの可能性と8月米雇用統計から分析してみた
最終更新日: 2015-9-7
注目の8月米雇用統計は、失業率が大きく低下
世界経済は混乱しているのに米国は強いという米8月雇用統計でした。ほんとに米国は一人強いですね。
欧州はギリシャ問題に加えて混乱するシリアなど中東そしてアフリカからの難民問題を抱えてちょっと安心できない経済状態。米国もメキシコはじめ中南米からの移民・難民は多いはずですが、社会保障が薄いせいか経済的には上手く回しています( ・`ω・´)キリッ
8月米雇用統計の結果
- 失業率5.1%
- 非農業部門雇用者数が前月比17万3000人増(予想の21.7万人よりは少ない・6月と7月は上方修正で4万4千人増)
- 平均時給は前月比0.3%増、前年比2.2%増
- 労働参加率は62.6%と前月と変わらず
米国経済の雇用は順調に良くなっています。一方、中国をはじめ世界経済は混乱のさなか。米国経済だけを考えれば年内利上げは確実な情勢になってきました。 失業率は5.1%とほぼ問題ない水準ですし、雇用者数も予想よりは少なかったとはいえ過去の統計が修正されたことからも問題なく想定内ではないでしょうか。
8月雇用統計の数字が悪ければ、世界経済の混乱を理由に延期できたと思いますが9月利上げを行うかどうかまだ分かりません。
いよいよ来週にFOMC迫ってきましたからね。「うーん。どっちだろう~」と悩むのももうすぐ終わり?それともまだまだ続くかイエレン議長の考えはどうなんでしょうね。ここで利上げすれば世界経済へのダメージ大きいと思います。じゃあ12月になれば改善するのか?と聞かれると「そんなコトないでしょ」と思いますしね(´×ω×`)
米雇用統計発表後にロイターが実施した利上げ調査アンケートでも9月利上げ確率は40%と前月から20%も低下!50%も割り込んでしまいました。
米株価の下落などもあって週末のドル/円は円高で終えています。
週末のG20は、中国人民銀行のの周小川総裁が、バブルがはじけたと表現。G20財務相・中央銀行総裁会議は5日「通貨の競争的な切り下げを回避する」との共同声明を採択して閉幕しています。新興国が求めていた米国の利上げリスクは共同声明には盛り込まれていません。
G20のバブルはじけた発言や週末の抗日戦勝70周年記念日が終わったため、週明けの上海株は危うさ満点。私が中国株持ってたしても売りたくなりますもん(´;ω;`)
今日は米国が休日で市場は閑散モード。9月16・17日のFOMCに向けて利上げの可能性に左右されそうですね(´×ω×`)
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