FX初心者も意識してほしい勝率9割でも負けるリスク・リワード・レシオを徹底解説
最終更新日: 2015-10-27
先日書いた記事の続き!今日は「リスク管理」について書いてみたいと思います(✻´ν`✻)
リスク・リワード・レシオを考えよう!
上がりそうだから買う、下がりそうだから売るではダメ!
リスク・リワード・レシオって言葉聞いたことありませんか?
FXトレードで利益を上げるために大切な言葉です!(*●⁰ꇴ⁰●)✧
リスク・リワード・レシオ:損切りの幅と、利食いの幅のバランス
計算方法は単純!
- 「平均獲得pips」÷「平均損失pips」
ね、簡単でしょう!(๑´ω`๑)♡
利食いの平均が1円、損切りの平均も1円だと、リスク・リワード・レシオは「1」。
リスク・リワード・レシオを意識すると
- どれだけ負けてもいいか
- どれくらい儲けたいのか
の二つを考えてトレードすることができます。
最低でも【損失1】対【利益2】以上に設定しなければ利益が出ません。
結果はもちろん、トレード前に考えてくださいね!(✻´ν✻)
FXを始めたばかりのころって、常に売買したくなります。
ちょっとチャートが動いているのを見ると、見逃すのがもったいなくなって買ってしまう。
売買ばかり増えて肝心の利益がまったく増えずに損ばかりというのが初心者の陥る落とし穴。
まずトレード前に考えることは3つ
- どれ位の利益を目標にできるだろう
- どれ位の損失を覚悟しておけばいいだろう
- 利益と損失のバランスはどうだろう
当たり前ですがFXで全勝することはできません。
そのため少しでも確実な場面で売買したいもの。
そしてリスクに見合ったリターンが得られそうなところでだけ売買することです。
どんなに頑張って勝率を上げても、一回大きな損失を出せば小さな利益は吹っ飛んでしまうのが相場の常。
勝率9割でも負けるって本当?
例えば平均利食いが5pipsで平均損失が100pipsの人がいたとしましょう。
これであれば勝率9割も硬いかもしれませんが、典型的なコツコツドカン体質。
テクニカル分析やファンダメンタル分析で、為替相場の先行きを予想することより資金管理や損益管理の方が大事なんです。
こういうときにこそ、ちょっと待って!
例えば平均足とスローストキャスティクスが上向いたこの場面。
新規買いのタイミングを待っていたあなたは、すぐ買いだと飛びつきたくなります。
でも、ちょっと待ってくださいね!
ここでどれ位の値幅を期待して、どれ位の損失の可能性があるのかを冷静に判断するのがリスク・リワード・レシオを考える第一歩(✻´ν`✻)
リスク・リワード・レシオの意識
ここではボリンジャーバンドのバンド1に支えられているのと、バンド2までを損失の許容値として考えます。
すると下方バンド2:86.46円。
それに対して目標値となりえる上方バンド2の値は87.12円。
※目標値や損切りの値は人それぞれ。
ただし毎回変更するのではなく、一定のルールを決めた方がいいと思います(๑´ω`๑)♡
もし86.70円で買いエントリーすると目標利益と損失は以下のように整理できます。
- 目標利益:87.12円=0.42円(値幅)
- 買値:86.70円
- 損切値:86.46円:0.24円(値幅)
リスク・リワード・レシオは1.75になります。
うーん、仕掛けるべきか悩みどころ…(´×ω×`)
リスクばかり大きくてリターンが少ない取引に手を出してはいけません!