ピラミッディングを使って損切りのライン切り上げて利益を拡大しよう
最終更新日: 2015-11-24
予想通りに動いたらピラミッディングしてみよう
皆さんはピラミッディングという言葉を知っていますか?
FXをやったことのない人はあまり聞き慣れない言葉だと思いますが、トレードで有効活用できると利益を大きく伸ばせます!
それと同時に損切りのラインを切り上げて利益を確保することも可能です!
今日はピラミッディングの使い方をお教えしたいと思います!(๑´ω`๑)♡
↓損切り(ストップロス)についての記事はこちら↓
ピラミッディングは利益を増やすためのテクニック
含み益が出るとどうしても早く利確したくなってしまうのが、FXトレーダーの悩み。
「もう少しあがりそうなんだけど…」そんな時に使うのがピラミッディングです!
例えばわかりやすくドル円が100円の時に4,000通貨ロングでポジションしたとします。
これが予想通りに100.50円まで上がった時に「まだ上がりそう」という時は、現状のポジションを決済しないで追加で買い増しします!
これを「ピラミッディング」と言います!
ピラミッディングの注意点はリスク管理
買い増しをする際に、ただポジションを増やすだけではリスクが拡大するだけになってしまいます。
なので最初に買った半分の2,000通貨だけ買い増しします。
更にレートが上がって101.00円になった場合、ここでも「まだ上がりそう」という時はピラミッディングです!
今度は更に先ほどの半分の1,000通貨で買い増しします。
ピラミッディングのメリットは利益の拡大とリスク回避
こうやってポジション数を調節しながら買い増ししていくと、予想通り相場が動いた時に保有数の分だけ利益が膨らみます!
それと同時にポジション数を増やしても、急激な購入単価の上昇を避けられるという利点があります。
同一通貨の買い増しとピラミッディングの差
わかりやすく同じ分だけ通貨を買い増ししていく場合と、ピラミッディングを使って通貨を半分にしながら買い増ししていく場合を比べてみたいと思います。
スタートは同じドル円100.00円の時4,000通貨をロングでポジションしたところから開始!
同じ分だけ通貨を買い増しした場合
- 100.50円で4,000通貨買い増し
- 含み益 2,000円
- 平均購入単価 100.25円
ピラミッディングで半分の通貨を買い増しした場合
- 100.50円で2,000通貨買い増し
- 含み益 2,000円
- 平均購入単価 100.17円
この時点では含み益は同じ、損益分岐レートとなる額が0.08円変わっています。
更にこれが101.00円まで進んだ場合
同じ分だけ通貨を買い増しした場合
- 101.00円で4,000通貨買い増し
- 含み益 6,000円
- 平均購入単価 100.50円
ピラミッディングで更に半分の通貨を買い増しした場合
- 101.00円で1,000通貨買い増し
- 含み益 5,000円
- 平均購入単価 100.29円
含み益こそは同じ分だけ買い増しした方が1,000円だけ多くなっていますが、損益分岐レートとなる平均購入単価に大きな差が出てきました。
ピラミッディングを使って損切りラインを切り上げる
上記の損益分岐レートを下げられるということは、損切りのラインを上げていけるということになります!
100.50円の時に買い増しをした時に、損切りのラインを100.00にするなどして徐々に損切りのラインを切り上げていくと利益の確保ができるようになります!
いつも1lotや1万通貨の取引しかしないという方だと、このピラミッディングは使えないですよね。
でもSBIFXなら1通貨から取引ができる他、1,000通貨単位の取引も可能です!
是非今回紹介したピラミッディングを使って効率よく利益の拡大をしてみてください!