利上げ後のドル円金利差を予想してスワップポイントについて解説してみた 前編
最終更新日: 2015-12-7
FXの魅力の1つ、スワップポイントってなに?
このスワップポイント、ちゃんと解説していなかったので書いてみました!
長くなりますので二回に分けて書こうと思います(✻´ν✻)
例えばDMMFXを例にすると、このように取引レート画面にスワップポイントが表示されます。
USD/JPY(ドル円)だとSwap(買)が「\1」、Swap(売)が「\-1」になっています。
この意味はドル円の買いポジションを1万通貨持っていると毎日1円貰えるということ。
そして売のマイナス1円は、逆に1円を支払うことになります。
具体的にはFX口座の証拠金が毎日1円ずつ増えたり減ったりしていきます。
これがスワップポイントという二国間通貨の金利差なんです。
ドル円だと米ドルの金利と日本円の金利を比較してその差額が貰ったり払ったりするというわけですね( ・`ω・´)キリッ
今までドル円のスワップポイントが低かった理由
残念ながら現在は、日本も米国も金利が低いのでほとんどスワップポイントが付かないという状態。
でも豪ドル円やNZドル円を見ると\45や\50になっていますね。毎日45円や50円貰えるというのは大きいですね!
豪ドルと日本円は金利差が大きいので、それだけたくさんのスワップポイントが貰えるというわけなんです(๑´ω`๑)♡
豪ドル円のスワップポイント計算方法
- オーストラリアの政策金利は2.00%
- 日本の政策金利0.1%
単純に金利差を計算すると2.00%-0.1%で1.9%になりますね。
スワップポイントは、この1.9%の金利差を毎日分割して支払ってくれるイメージと思ってください。
豪ドル円の買いポジションを1万通貨持っていると毎日45円貰える!
そして、これは金利差ですから金利の高い通貨を買い金利の低い通貨を売るポジションを持たないと貰えません。
逆に高金利通貨を売り低金利通貨を買うポジションを持っていると支払いになるんです。
上の画面でも豪ドル円のSwap(売)の欄は-45円とマイナスになっていますよね(´×ω×`)
スワップポイントはマイナスになることもあるので注意
このマイナスって地味に痛いんですよ。
心理的に相場が動かなくてもポジションを持っているだけで損失が増えていくわけなので、嫌な気持ちになります。
日本円はずーっと低金利が続いているので、基本的に外貨買いのポジションを持っているとスワップポイントが貰えます。
逆に外貨売のポジションだとスワップポイントは支払い。
日本のFXトレーダーは外貨を買うのが大好きと言われるのは、このスワップポイントに大きな理由があるんです。
私も貰う方が好きですから、売りポジションをなかなか持てずに苦労しました( ・`ω・´)キリッ