12月18日の日銀サプライズ緩和強化=黒田バズーカが不発だった理由を詳しく解説してみた
最終更新日: 2016-2-2
12/18の黒田バズーカが不発だった理由
証拠金・ロスカットの中編を書こうと思っていましたが、先週12月18日に日銀がサプライズで緩和強化があったのでそちらをまとめたいと思います。
急遽日銀の金融政策決定会合で、黒田日銀がバズーカを発射。
でも市場の反応はバズーカ不発。黒も3年たてば白くなる。と散々な言われようでしたね(´×ω×`)
株価上昇・為替の円安もつかの間の夢に。今週はクリスマスで少し落ち着くでしょうし、日銀会合後の相場を振り返ってみます。
今回は何もしないとの予想だったのに、政策変化がサプライズで一時は123円を突破して123円55銭あたりまで円安が進みました。
ところが追加緩和というより緩和強化という内容だったのが嫌気されて、株価下落・ドル円も発表前よりも円高水準に落ち着きました。
12月18日の日銀の主な緩和強化策
- 長期国債買い入れの平均残存期間を本年は7~10年程度、来年からは7~12年程度に拡大
- 新たなETFの買い入れ枠を年間3兆円に加えて、新規に5,000億円の枠を設ける。2016年4月開始
- 成長基盤強化支援資金供給の拡充や貸出支援基金の延長
内容・規模とも不足と厳しい目にさらされてしまいました。
欧州の追加緩和も期待はずれでユーロ安ではなくユーロ高に動いたように、金融市場は緩和策について厳しい目を持っているようです。
少々の策ではセオリー通りに動かなくなっています。
何度も金融緩和を繰り返しているので、もう飽きちゃっているのかもしれません。今後もよっぽど思い切った内容を打ち出さないと日銀・欧州ともに緩和策が効かないかも。
こうなると日銀の次の手が難しくなります(´;ω;`)
日足チャートだと、なんとか上昇トレンドラインをキープ。
ただしMACD・ストキャスティクスともに下落方向に折り返しそうな形ができそう。
ドル高の上値は123.711円。何度もチャレンジして跳ね返されていますので、ここを越えるのはしんどそう(´×ω×`)
下値も121円や120円で止まりそうな感じもします。
今年は大きなイベントを消化したこと、いよいよ今週はクリスマスで欧米が完全にお休みモードのため普通に考えると狭い範囲での横ばいになりそうですね。
クリスマスモードで商いが薄いところに突発的なイベントが起きると、急激な変動が起きることがありますので注意しておきましょう。( ・`ω・´)キリッ
過去のデータからドル円の12月変動幅を予想してみた
過去9年間のドル円「12月の月間変動幅」と一番右に「2014年の月間変動幅平均」を出してみました。
このデータを見ても12月は結構動いていることがわかります。2014年は月間変動幅の平均が3.78円だったのに、12月は6.27円と大きく動きました。
その他の年も2011円を除いて変動幅は大きめ( ・`ω・´)キリッ
前記事にも書きましたが、年末年始はアノマリーもあり欧米諸国がお休みといっても油断は禁物!しっかりロスストップをかけて利確して来年を迎えましょう(๑´ω`๑)♡
アノマリーって何?という人はこちらの記事
昨日の昼間はお友達の娘ちゃんのお誕生日でした♡
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