ジョン・ボリンジャー氏が開発したテクニカル分析手法「ボリンジャーバンド」について解説 中編
最終更新日: 2016-5-23
ボリンジャーバンドの見方
前回はボリンジャーバンドの基本をご紹介しました。今回はボリンジャーバンドの具体的な見方・予測方法について解説します。
ボリンジャーバンドの基本を解説した前回の記事はコチラ↓
ボリンジャーバンドの基本セオリー
- 上昇中の価格がボリンジャーバンドの上部2σか3σに接すると売り。
- 下降中の価格がボリンジャーバンドの下部2σか3σに接すると買い。
もちろん、これだけでは上手く行かないことも多いので気を付けてください( ・`ω・´)キリッ
そこで、ポイントを4つご紹介します。
移動平均線の傾き
ボリンジャーバンドは、複数の線(バンド)を表示するために、価格と重ねて描くほかのテクニカル分析を合わせると、画面に表示する線の数が多すぎて訳が分からなくなります。
そのため、現在のトレンド方向を判断するために、ボリンジャーバンドの中心を走る移動平均線を参考にしてください。白い線が移動平均。バンドの移動平均線が上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンドです(✻´ν`✻)
バンド幅の拡大と縮小
次にバンドの幅を見ておきましょう。ボリンジャーバンドの幅は、価格の変動率を示します。
- バンド幅が狭い=レンジ相場で小動き
- バンド幅が広い=変動率が高く上下に荒い値動き
そして、バンド幅が狭い時は、その後の広がりを警戒しなければいけません。上下どちらに動くかは分かりませんが、狭いバンド幅が続いた後にバンド幅が広がり始めたら、為替相場が大きく動き始める予兆と思ってください。
そういう時はトレンドに逆らわずにポジションを取るのが有利です(✻´ν`✻)
ヘッドフェイクに注意
ヘッドフェイクとはレンジ相場で一旦、2σや3σを抜ける動きを見せた後に逆方向へとトレンドを形づくる動きのことです。
ボリンジャーバンドの2σ内に収まる確率は前回見たように95.4%。ということはバンドの外へ出る確率はわずか5%程にしかすぎません。ところがそのわずかな確率で大負けしてしまうこともあります(´×ω×`)
2σ・3σ近辺は異常事態が起きやすい
ボリンジャーバンドの2σや3σを突き抜けて急上昇しています。
2σ付近から外のゾーンでは、普通ではありえない確率で【異常事態=価格の急騰や急落】が起きやすいことを開発者のボリンジャー氏をはじめ多くのトレーダーが指摘しています。
価格だけでなくボリンジャーバンド自身も動く
2σや3σの95%以上の確率を思うと、接触した時点の逆張りを繰り返していれば儲かりそうですね。しかし、バンドも価格と同様に動く=バンドウォークということを知っておいてください。
上に掲載した画像をもう一度見てください。価格の下落に応じてボリンジャーバンドも下落していますね。そこに【バンドウォーク】と書いておきました。価格がバンド上部や下部を滑って動くバンドウォークが起きる可能性も高いので、単純な売買方法では失敗することも多いんです(´×ω×`)
この現象は要人発言などによって大きく相場が動くトレンドが発生した時に見られます。そういう時は手を出さない事をオススメします!
続きはまた次回(✻´ν`✻)
下北沢をお散歩
下北沢近辺をブラリぶらぶら~っとしてきました(✻´ν`✻)
お店の前からアンティークな雰囲気が漂っててとっても良い感じですw
インテリアの感じも植物の感じもとっても良かったです(๑´ω`๑)♡
↓今日のオマケ自撮り画像↓(クリックで表示)
最後までお読み頂き、有難うごさいます♡それでは皆様御自愛下さい♡