米6月雇用統計が大幅に回復するものドル円一時99円台になった理由
最終更新日: 2016-7-9
好調だった米6月雇用統計
昨日7月9日(金)に米雇用統計が発表されましたね!最近の円高が続く中、注目していた方も多いと思います。
まずは米6月雇用統計の予想と結果を比較してみましょう(✻´ν`✻)
米6月雇用統計の結果と予想
結果 | 予想 | |
非農業部門雇用者数変化 | 28.7万人 | 18万人 |
失業率 | 4.9% | 4.8% |
結果から見れば雇用が大幅に増加しました。これは2015年10月以来の大幅増ですね。
失業率も先月比から見れば0.2%上昇していますが、労働人口が増えた結果のでマイナスポイントではありません。
では、なぜ雇用統計後に一時99円台の円高へ動いたのでしょうか?
雇用統計好調でもFRBは利上げに慎重
元を正せば英国のEU離脱(ブレグジット)が関係してきます。
FRB(米連邦準備理事会)は、米雇用統計が好調でも利上げに対して慎重な姿勢は変わりません。それは、ブレグジットによる世界経済への影響をまだ見極めていないからです。
FRBの年内利上げ見送りの可能性変わらず
それほどブレグジットによる影響は大きいと、FRBのみならず世界中のエコノミストが世界経済への影響を懸念しています。
TD証券の副首席エコノミスト、ミラン・ムルレーン氏も「(FRBは)英国のEU離脱決定の影響を見極めるため『様子見姿勢を取る』としている現在の政策スタンスを変える公算は小さい」と発言しました。
いかに米雇用統計の数値が良くても、もっと多くの利上げに踏み出るデータが出揃わなければFRBの軌道修正はないと思います。
ブレグジットを踏まえるとリスク回避が強まり円高になります。逆に言えばドル高円安の要因がなく、今回の米雇用統計でもそれが足りなかった。その結果、一時的にですが100円を割って、99円台まで円高になったということです。
来週のドル円相場の予想と、今週のFX収支記事は明日公開します!( ・`ω・´)キリッ
この実何の実?
これはいったい何だろう??トゲトゲの緑の物体。青々しててなんだか可愛いからつい拾ってしまったw
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最後までお読み頂き、有難うごさいます♡それでは皆様御自愛下さい♡
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コメント (3)
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1. カエル
チョウセンアサガオの種
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2. りゅ
それ、夜中にモゾモゾ動きますよ( ̄▽ ̄;)
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3. ヨッシー
お初です。いつも拝見させて頂いております。fxを始めて初の雇用統計でしたが、本当にお祭りみたいですね。
写真の実はオナモミ…ではないんですかね^_^;