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PDCAサイクルの基本

前回の記事でもお伝えしましたが、仕事を効率良く進めるためにPDCAサイクルという考え方があります。

このPDCAサイクルは仕事だけでなく、スポーツやFXにも利用できるんじゃないかと考えました。

この記事でも、PDCAはどういう訳され方をするかおさらいしておきましょう(๑´ω`๑)♡

• Plan:計画を立てる
• Do:実行する
• Check:評価する
• Action:改善する

これらをサイクルさせて行動を改善することが仕事において大切だと言われています。

PDCAのC「Check」

PDCAの「Check」について考えていきます。Checkは評価する、つまり「Do」で実行した事の振り返りをします。

ここで、頭に置いてほしいのは振り返りは感想とは別のものであるということ。「苦労したけど自分なりに頑張った」や「次も頑張ろう」は全部感想です。

振り返りとは、実行した事（または進めた事）の出来ばえややり方の良し悪しを明らかにすることです。

これは、実行した事の大小問わず意識的に行わないといけません。小さい事の振り返りもきちんとできないと大きなミスに気づかなかったりするものです。

FXで言えば、自分がトレードしようとして置いたポジションを論理的に振り返ることです。以前ご紹介したトレードノートも有効に使えます。

振り返るときには偏りを持たせずに色んな視点から振り返るようにしましょう。「この時決済するサインは出てなかったのか」「トレンドが形成される十分な要因はあったのか」など、振り返る点はいくらでもあります。

PDCAのA「Action」

Actionとは、行動のように活発な動きを想像しがちです。PDCAの「Action」の意味はちょっと違います。「改善」や「対策」といった意味があてはめられます。

この改善や対策はミスがなくなったら不要になるということではありません。次のサイクルの時により良い成果が出る確率を少しでも高める為にCheckで確認したことを上手に活用することなんです。

さらにこのActionは2種類あり、過去に成功したことを繰り返すだけの場合のと少し考えないといけない場合に別れます。

過去の繰り返しであれば、次に行う時に忘れないようにしないといけません。FXで例えるとストップロスの設定ですね。

少し考えないといけない場合はFXで例えると他の通貨ペアでの取引を始める時や、要人発言で相場の状況が変わった時などですね。

PDCAのまとめ

いかがでしょうか。仕事に役立つと言われるPDCAサイクルは、単純に計画して行動して反省して改善するのではありません。

より細かく考えることで仕事の効率や成果が上昇し、仕事だけではなく他の分野でも使うことができるのです。

これは自分が決めた、または誰かに決められたゴールに向かって行動する時にとても有効な考え方なんです。

このPDCAの練習にFXはとてもオススメです。トレードを開始する前に準備して、取引を行って、トレードノートなどで振り返り、反省して改善する。これを繰り返すだけなんです(๑´ω`๑)♡

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