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第3次安倍第3次改造内閣が発足

安倍首相は本日8月3日（木）の午前中に臨時総務会を開き、新しい党四役を正式に決定しました。

今日の夕方には、正式に第3次安倍第3次改造内閣が動きだします(　･`ω･´)ｷﾘｯ

現状のドル円相場への影響は、限定的ですね。正式発表後もそこまで大きな変動にはならないと思います。

内閣改造に至った一番の要因は、内閣支持率の急落です。

この記事では、内閣の支持率と為替相場の関係性・日銀の異次元緩和について解説します(๑´ω`๑)♡

第2次安倍内閣はアベノミクスで円安・株高に

あなたもご存知の通り、2012年12月26日に発足してからアベノミスクによってドル円相場は円安に動きました。

日経平均も約2倍に上昇しています。

もちろんこれは、アベノミクスに基づいた異次元金融緩和策などのおかげですね(✻´ν`✻)

昔は安倍一強と呼ばれるほどの高い支持率だった安倍内閣ですが、2017年に入ってからだんだんとその支持率に陰りが見え始めます。

森友・加計学園問題などの不祥事が発覚

7月31日に森友学園の籠池前理事長夫妻が詐欺容疑によって逮捕されましたね。

最近のお昼のニュースは、ずっと森友・加計学園問題ばかりなので正直うんざりしてきた頃ですよね？(´×ω×`)

またそれ以外にも閣僚たちの失言・問題発言も目立ちました。

この2人は記憶に新しいと思います。他にも山本地方創生相などの失言もありましたね。

支持率の回復するための内閣改造

そこで安倍内閣は、支持率を取り戻すために内閣改造をします。

これだけで簡単に指示率が回復するのか？サプライズ人事が誰になるのか？など注目されていますね。認証官任命式後に首相官邸公式サイトに名簿が公開されます↓

第３次安倍第３次改造内閣 閣僚等名簿（首相官邸公式サイト）

そもそもなぜ円安・株高が進んだのか？

なぜ安倍内閣になってから円安・株高になったのでしょうか？それはこれまでの背景を見ればわかります(✻´ν`✻)

株式相場では「政策買い」が影響し、ここまでの株高を実現しました。

「政策買い」とは、読んで字のごとく政策に沿った銘柄を買うことです。

例えば東京オリンピックなどにより公共事業が動く→建設株を買う。民主党政権の時は、子ども手当が支給される→ベビー・子供用品銘柄を買うなどです。

政策として予算が設けられるため政策買いは、言い換えれば「政府のオススメ銘柄」を買っているといっても過言ではないです。

さらにそれを現実化させたのは、日銀による異次元金融緩和（量的・質的金融緩和）ですね。

株価が上昇するためには、その企業の業績向上が不可欠です。それを異次元緩和によって金利を下げて、建物などを建設する際のお金を借りやすくしました。

そして株高からの円安・アベノミクスの円安誘導があり、為替相場にも大きな影響を与えました。

安倍首相・黒田総裁のアベクロ相場

2012年からこれまでの円安・株高には、安倍首相・黒田総裁の2人が必要だった訳です。どちらが欠けていても実現しなかったということからアベクロ相場と呼ばれています。

なので安倍首相が内閣の支持率を下げて、思い通りの政策が実現できなくなるとアベクロ相場は崩壊します。

両者としては少なくとも黒田総裁の任期が確定している2018年4月8日までは、足並みを揃えて政策を続けたいはずです。

そのためには安倍内閣の支持率回復は、必要不可欠という訳ですね(　･`ω･´)ｷﾘｯ

安倍首相が退陣したら為替も大きく荒れる

内閣支持率は30%がボーダーラインとして見られ、割り込むと「そろそろ内閣総辞職か！？」とニュースで騒がれます。

最悪は内閣改造によって支持率が回復せず、安倍首相が退陣することです。後任が政策を引き継がないとアベクロ相場は終わりを迎えます。

可能性は低いですがそうなった場合、ドル円相場は行き先を失ってしまいます。そして今のアメリカの状況を考えると力任せにでも舵をとりたがるトランプ大統領が想像できますね(´×ω×`)

金融系のニュースと違い直接相場と関係しにくいですが、未来のトレードのために理解しておいた方がいいですよ(๑´ω`๑)♡

この後サプライズ人事があるかもしれませんので、ニュースに注目したいと思います！