ドル円は110円台後半で高値を更新!どうしてここまで動きやすいのか?解説します
最終更新日: 2017-9-14
ドル円は110円台の高値を更新
本日9月14日(木)の午前中に110円73銭を記録し、先月末の高値を更新しました。
先週は、リスクオフ要因が多く安値を更新していたのにドル円相場の動きが早く困っているトレーダーも多いと思います。
今日の記事ではドル円相場が目まぐるしく動くのはなぜか?なぜ今週は円安になったのか?を詳しく解説します(✻´ν`✻)
円安ドル高要因の1つはハリケーン・イルマ
先日ハリケーン・ハービーによって甚大な被害が出たアメリカですが、その次にきたハリケーン・イルマも脅威とされていました。
ハリケーンがアメリカで被害を出すと「円高ドル安になるのでは?」と思った人もいると思います。それは正解です( ・`ω・´)キリッ
ハリケーン・イルマによって破壊された刑務所
週明けの9月11日(月)は、予想されていたイルマの被害が予想よりも大きくなかったので反発し円安となりました。
その前に来たハリケーン・ハービーの被害があまりにも大きかったため、イルマの被害も大きく見積もられていました。それによる円買いも多く、その反転が大きな円安になりましたね(✻´ν`✻)
トランプ政権の税制改革も円安要因に
昨日9月13日(水)にトランプ大統領は、超党派の議員をホワイトハウスに招いて税制改革に関する会合を開きました。
この税制改革には減税も含まれている
トランプ大統領は「中間所得層にとってはアメリカの歴史上、最も大きな減税になるだろう」と述べ、野党・民主党とも連携を取ろうとしています。
減税もそうですが、トランプ大統領の姿勢がサプライズとなりましたね(´×ω×`)
デフォルト・オバマケアに関してもトランプ政権は行き詰っている感がします。「民主党と連携を取らなければ!」という姿勢が伝わり、円安ドル高要因となりました。
北朝鮮の「日本を核で沈める」がなければもっと円安に?
上記2つの大きな要因を受けて110円台後半まで円安となったドル円相場ですが、9月14日夕方には110円前半まで下がってきています。
円安に歯止めをかけたのは北朝鮮
なんとも怖い話ですが、北朝鮮は本日「日本を核で沈める。わが国の近くに存在する必要はない。」と声明を発表しました。
今まではミサイルや核の実験に留まっていた北朝鮮ですが、ここで「国名を出して攻撃をする」と宣言したことに怖さを感じます。
アメリカとの関係もありますし、北朝鮮にとって日本は目の上のタンコブ的存在なんだと思います。
一時111円台も見えていましたが、ドル円相場はまたリスクオフで円が買い戻されましたね。
レンジから抜け出たドル円の予想は難しい
先週は安値を更新、今週は短期といっても高値を更新しました。
この状態で先々のドル円相場を予想するのは、非常に難しいです。
動きやすい相場=不安定な相場とも言えます。動く分だけ利益が出るチャンスはあるのですが、気を抜いていると大きな損失が出る可能性もありますね。
1つ1つの要因が弱く決定打がない
最近は、円高・円安と方向性(トレンド)が変わるスパンが非常に短いように感じます。
その1つの要因として、アメリカの先行き不透明さがあげられますね( ・`ω・´)キリッ
FRBによる年内追加利上げがあるのか?トランプ政権は今後も安定なのか?今回の税制改革のように、トランプ大統領がずっとしっかりしてればまた違うんですが…。
経済指標も1つ1つの要因が弱く、なかなか道を示してくれないというのが本音です。
本日21:30に米・消費者物価指数(CPI)の発表があります。北朝鮮の挑発にそこまで円高にならなかったのは、今夜の指標をまで様子をみるというトレーダーが多いためです。
サプライズがあればまたトレンドが入れ替わる相場なので、アメリカの経済指標は見逃さないように注意しましょう!
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