日銀、金融政策は現状維持を発表!金融政策決定会合の内容を解説します
最終更新日: 2018-1-23
市場の予想通り金融政策は現状維持を発表
本日1月23日(火)に行われた日銀金融政策決定会合で、長短金利操作付き量的・質的金融緩和の枠組みによる金融調節方針の維持が決定されました。
事前の市場予想でも大半が金融政策維持と予想
最近FXを始めた初心者さん向けに簡単に説明すると、下記を据え置いた=現状維持ということになります。
- 長期金利(10年物国債金利)を0%程度
- 短期金利(政策金利)をマイナス0.1%
- 長期国債買い入れ
- ETF(指数連動型上場投資信託)の買い入れ
- 不動産投資信託(J-REIT)の買い入れ
などですね。事前に行われたエコノミストたちによる予想も、全員一致で現状維持だろうと見られていました。
ドル円相場は敏感に反応して乱高下
会合が終了し結果が伝わったお昼過ぎ頃、110円台後半だったドル円相場は一時110.50円ほどまで下落しましたね(´×ω×`)
その後少し値を戻しましたが、今度は111円台まで円安ドル高 → 現在また110.70円ほどまで下落と乱高下しています。
黒田総裁の任期満了が近いことと、これまで3会合連続で現状維持だったこと(今回で4会合連続)から「2018年は、何か仕掛けてくるのでは?」という見方もありましたが、円高になっているところを見るとそれを懸念した円買いは少なかったのかなと思います。
それよりも次期総裁について明確にならなかった点が懸念材料となり、円高に動いたと考えられます。
2018年に入ってからドル円の動きも激しいですが、日本時間でここまで動かれると少しトレードしづらいですね(´×ω×`)
次期日銀総裁も注目される
残りあと3か月をきった黒田総裁の後任にも注目が集まっています。
本日の記者会見時の黒田総裁
ブルームバーグの調査では、黒田総裁退任後の為替相場について24人中23人が「円高になる」と回答していました(´×ω×`)
またそのうち22人が「株価は下がる」とも回答していました。あくまでこの回答は予想ですが、それほど黒田総裁が円安・株高に尽力してきた証拠とも言えますね。
今日の会見後もそうですが、このアンケートが物語るように黒田総裁が続投しなければ円高になる可能性は高そうですね。
ロイターの調査でも続投を希望するが68%、希望しないが32%です。続投を希望する声が大きいだけに、今後総裁後任のニュースにも一段と警戒が必要になりそうです( ・`ω・´)キリッ
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コメント (2)
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1. エイプリル
なるほど~(。-`ω-)
日銀の今後の動向が為替相場にどういう影響を与えるのか……色々と参考になるお話でした。
一度腹を据えてメイさんの過去記事を読み通した方が良さそうですね(T_T)
簡潔で読みやすいのが唯一の救いですが。 -
2. メイ
コメントありがとうございます!
読みやすいと言って頂けるとうれしいです(๑´ω`๑)♡
なかなかファンダメンタルズは、現在だけではなく過去のことも関係しているので難しいですね(´×ω×`)
過去記事を読むのは確かにいい経験値になるかもしれません!頑張って(✻´ν`✻)