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1分でわかるこの記事の内容

• 投資会社テキシア社の経営者が逮捕
• テキシア投資詐欺事件の全容
• 8つの典型的な詐欺手口
• 悪質な詐欺に引っかからないためには

投資会社テキシア社の経営者が逮捕

ご存知の方もいると思いますが、先日2月21日（木）に投資会社「テキシアジャパンホールディングス」の実質的経営者が詐欺容疑にて逮捕されました。

「毎月3%の配当がある」と称して、約460億円も資金を集めていたようです。

単純計算で年利36%ですからね。まずあり得ません。しかしながらこういった詐欺事件が後を絶たず、騙される人が存在するのも事実です。

FXもトレードがうまくいかないと情報商材や何かにすがりたい気持ちになりますよね。

他力本願かもしれませんが「もしかしたら…うまくいくかもしれない！」。私も結果が出ない時期を経験しているので、気持ちは痛いほどわかります。

テキシア社に詐欺られた人たちにも、そういった思いがあったのかもしれません。誰だって騙されるために投資する人はいません。

でもちょっと待ってください！

私たちがトレードしているFXや株・仮想通貨など、お金が動くものに近くにはどうしても詐欺や怪しい商品が存在しています。そしてネットやSNSが浸透するにつれて、それは増え続けています。

今回の記事では、あなたが今後詐欺に引っかからないためすること。テキシア社の詐欺事例を元に様々な詐欺手口について解説します！

テキシア投資詐欺事件の全容

まずは今回話題となっているテキシアジャパンホールディングスの詐欺事件を簡単にまとめてみます。

• 実質的経営者の銅子正人容疑者を含む幹部ら10人が詐欺容疑で逮捕
• ピラミッド型組織で全国に勢力を広げていた
• ゴレンジャーと呼ばれる幹部が地区ごとにグループを束ねていた
• 資金集めのノウハウや人脈が共有されていた
• 4年間で460億円の資金を調達

詐欺事件のニュースを見るとよく「こんなのに騙されるなんて、騙される方がバカだ」みたいな意見が出ますよね。

私も「なんで騙された！？」と思うことがありますが、テキシアの手口は実に良く（悪く）出来ていました。

その方法とは「先に集めた資金に対して、後から集まった資金を配当として自転車操業」するやり方でした。

「あれ？どこかで聞いたことあるぞ！」と思った方も多いと思います。

前にも私のブログで紹介したことがある典型的な詐欺の常套手段「ポンジ・スキーム」です。

後から集めた資金をあたかも配当のように分配し、信用させていました。

またテキシアは、出資者たちに階層を設けてお互いに競わせていました。まさにマルチ商法と同じような手口ですね(´×ω×`)

それに騙された側は銅子正人容疑者に対して「まさかあの人が…」という印象だったようです。

経営者のカリスマが詐欺を引き立てていた

一種のカリスマ性を持った人だったのだと思います。

銅子正人容疑者は、シンガポール在住で1,000億円の資産を持っているという設定だったようですね。

過去「オプザイル」について書いたこともありますが、華やか過ぎる生活には必ず裏があります。

オプザイルはちょっと下品なお金の見せ方をしていましたが、テキシアはもっと巧妙にしていたのだと思います。

しかし本当のお金持ちや稼いでいる方って、それをひけらかすことをしませんよね。

8つの典型的な詐欺手口

なぜ被害者たちは、騙されてしまったのでしょうか？

それは詐欺についての「知識がなかった」からです。予め「これは怪しいかも？」という危機管理があれば、別の行動をとれていたかもしれません。

ここでは典型的な詐欺パターンを8つご紹介します！

• 聞いたことあるような事業への投資詐欺
• ファンド形式の投資詐欺
• 為替・FXの情報商材＆ツール＆セミナー詐欺
• 未公開株への投資詐欺
• 実体のない会社の社債詐欺
• 割高な外国通貨への投資詐欺
• 仮想通貨のICO投資詐欺
• なりすまし・オレオレ詐欺

もちろん他にもありますが、典型的なものをあげてみました。

今回テキシアが用いたのは、「聞いたことあるような事業への投資詐欺」「ファンド形式の投資詐欺」の2つです。

聞いたことあるような事業投資はかえって危険

インターネットをはじめとする新しい分野やエネルギーの発展が目まぐるしい現代は、流行りにとても敏感になっています。

「今インスタで話題」「○万回いいねされた」これだけで、ちょっと興味が出ますよね？

そんな投資があったら誰でも気になってしまいます。でもこの投資の一番怖いところは「詳しくはないけど、なんとなく聞いたことがある」ことなんです。

にわかに知識があることによって「よく名前は聞くし、魅力的な投資かも？」と誤認しやすい詐欺です。

詐欺師はあえてそういったジャンルを選んでいます。実態を知らない投資には、興味本位で手を出さないようにしましょう！

もう1つがファンド形式の投資です。

FXをやっている人ならまだしも一般の人が「ファンド」と聞いて、どのようなものか完全に答えられる人は少ないです。

そして「プロに任せられる」という点が詐欺師にとっては、一番の売り文句になります。

そしてここでポンジ・スキームが登場します。最初のうちは、ポンジ・スキームによって幾分かの配当を渡すことによって信用を得ます。

この手の詐欺では「元本保証」と謳われることが多いです。しかし、投資で元本保証はあり得ません。その時点で「怪しい」と気付けるようにしましょう！

オプザイル系の詐欺が後を絶たない

為替・FXの周りにも詐欺は存在しています。

オプザイルはバイナリーオプション用のUSBツールを高額で販売していましたが、FX用のツールを高額で販売している詐欺もあります。

高額なセミナーに勧誘してきたり、自動売買のシステムを買わせようとする詐欺が後を絶ちません。

また中身のない情報商材を高値で販売している人もいますね。

FXに聖杯＝近道は存在しません。地道に勉強し、検証を繰り返して学んでいくことが一番の近道です。

必ずと言っていいほど、どんな投資にだって詐欺の影は付きまとってきます。

株式投資にも未公開株の購入を持ちかけて、お金だけ騙し取ろうとする詐欺が昔からあります。

一見マイルドそうに見える外貨貯金にだって、マイナー通貨を割高に買わせる詐欺がありますね。

また近年だと仮想通貨のICO（事業を立ち上げるための資金集め）詐欺、金融庁の人や家族になりすます詐欺もありますね。

あなたが気付いていないだけで、私たちの周りには日ごろから詐欺に溢れているんです。

悪質な詐欺に引っかからないためには

そして怖いのは、これからも「新たな詐欺は生まれ続ける」ということです。

世の中に新たなものが流行れば、それを元にした新しい詐欺が生まれます。

詐欺師たちは常に流行に敏感で、時代の先を見て詐欺を生み出していますからね。

もう私たちが知るころには、「その詐欺は古いよ」と笑っているかもしれません。

自分が騙される側にいることを自覚する

そんな詐欺に騙されないようにするためには、詐欺の知識をつけることが一番重要です。

それでも自分が知らない詐欺に遭遇してしまったら…もしかしたら騙されてしまうかもしれません。

そこで重要なのが「自分が騙される側であることを自覚する」ことです。

これはあなたが詐欺師でない限り、誰にでも言えることです。（中には詐欺師を騙す詐欺もありますけどね）

そして詐欺師は、一般の人よりも私たち投資家を狙いやすい傾向があります。

それは、日常的に私たちが「お金を使ってお金を稼いでいる＝投資をしている」からです。

投資未経験の人を騙すよりも入口に対しての抵抗がないため、何倍も騙しやすいと思います。

さらにあなたが利益を出ているトレーダーであれば、詐欺師にすれば格好の的です。

せっかく自分が学んで得た利益を詐欺師なんかに取られたくありませんよね？

自分がFXトレーダーとして成長しているのであれば、賞金首のように詐欺師から見たあなたの価値も上がっていると自覚してください。

そうすれば美味しい話を持ってくる人間は自ずと怪しく写りますし、詐欺への警戒心も強まります。

詐欺からお金を守れるのは、自分しかいません。

どうしても悩んだり、困ったときには金融庁に「金融サービス利用者相談室」があります。

金融サービス利用者相談室　皆様の「声」をお寄せください！：金融庁

こちらで相談して、本当に大丈夫か確認してみましょう！

「自分もこんな詐欺に騙されそうになった！」などの体験談があれば、コメントに書いてくれるとうれしいです！

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レポートには、あまり人には教えたくないテクニックやブログにも書いていない○技も書いてます(๑´ω`๑)♡

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