2019年4月22日(月)週のFX収支は+270,500円!ドル円がGW前に急落した理由も解説
最終更新日: 2019-4-28
1分でわかるこの記事の内容
ドル円相場は高値更新から反落
ついにゴールデンウィークに突入しましたね!連休の方は楽しんでいますか?
私は専業なのであまり関係ありませんが、OLの友達が久しぶりに帰省したので昨日一緒に飲んできました(✻´ν`✻)
兼業トレーダーの方は、連休で少しでもリフレッシュできるといいですね!
では、今週のドル円相場を見てみましょう!
ドル円相場は、4月25日(木)に年初来高値を更新しましたね!約4か月ぶりの更新になりました。
しかしその後は、大きく円高に動き一時111.40円を割り込む場面がありました。
日本ではGW中ですが為替相場はしっかりと動きますので、今週のドル円相場の復習と来週の相場予想をしっかりと立てましょう!
4月22日(月)~26日(金)のドル円相場がなぜ動いたか?
週初めは、イースターマンデーの影響もあってか動きの少ない相場でした。
しかし4月25日(木)の夜中、欧州通貨によってドルが買われる動きが活発になりました。
ドイツの4月IFO企業景況感指数が予想外に悪かったことやドイツ連邦債10年物の利回りがマイナスに転じたことが主な要因です。
また対ユーロでもドル買いの動きが高まり、ドル円は一気に112.40円近くまで急伸しました。
112.25円あたりにストップロスの買いも貯まっていましたから、それも巻き込んで大きく動きましたね(´×ω×`)
ドル円がGW前に約1円も急落した理由
しかしドル円相場は、高値更新から大きく反落しました。
25日の夜には111.40円を割る場面がありましたから、約1円ほど円高に進んでいます。
米新規失業保険申請件数の結果が悪かったことや米工業メーカーの決算悪化など様々な要因がありますが、一番大きいのはゴールデンウィークを前にした投資家たちの円高警戒心だと思います。
「ゴールデンウィークは円高ドル安になる」という明確な根拠はありません。しかし日本では27日(土)から10連休という人もいて、市場参加者が少なからず減る状況ですね。
そして投資家心理には「セルインメイ(Sell in May)」が未だに残っていることを表していると思われます。
セルインメイについて詳しく解説した記事↓
上記事で過去3年のゴールデンウィーク期間中ドル円相場の推移を載せていますが、年々セルインメイを警戒する動きが早まっているようにも感じます。
今年はその影響が直前に大きく出た形となりました。
来週は5月3日(金)に米4月雇用統計の発表
急落後は米第1四半期GDP速報値の好調などを受けて、一時また円安に動きましたが上値の重さを特徴づける動きとなりましたね。111円60円ほどで週末を迎えています。
来週もまだ上値の重さが目立ち、セルインメイを警戒するような動きが継続しそうです。
今週半ばまでは、堅調な動きで年初来高値を更新するなどドル買いの流れは継続していました。
しかし週末にかけて、今までサポートとされていた111.50円を割り込むなど少し警戒が必要な動きを見せています。
そんな中、来週5月3日(金)には米4月雇用統計が発表されます。
FOMCと米経済指標も集中している
さらに4月30日(火)・5月1日(水)にはFOMC(連邦公開市場委員会)が開催され、1日夜には米ISM製造業景況指数の発表もあります。
ここでしっかりと米経済が投資家たちの期待に答えられれば、また円安トレンドに戻れそうですね。
逆にハト派だったり市場予想を下回った場合は、一気に円高トレンドへの転換にも繋がりそうです。
忘れちゃいけないフラッシュクラッシュの記憶
ゴールデンウィークやお正月のような普段と少し違う相場の時は、1つの要因で相場が急変することがあります。
お正月ほどの閑散相場ではありませんが、今年の1月3日(木)のフラッシュクラッシュはあなたも覚えていますよね?
また必ず起きるという訳ではありませんが、いつもと違う相場・警戒が必要な相場になっているので再来の可能性もゼロではありません。
無計画な長期ポジションは控えたり、損切り値を調整したりなど最低限のリスクヘッジは行いましょう。
せっかくの長期休暇中なので、しっかりと利益を重ねて気分良く過ごしたいですからね(✻´ν`✻)
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シストレ24について詳しく解説した記事はコチラ↓
2019年4月22日(月)~4月26日(金)のFX収支
23日のトレードは、4月11日(木)のドル円底値と17日(水)の高値にフィボナッチ・リトレースメントを引いてみています。23.6%のラインに戻って来そうな場面でエントリーしました。
25日のトレードは、11日(木)のドル円底値と25日(木)の高値に引いています。23.6%を割って節目となる112円も割る場面でポジションを持っています。
経済指標発表後にさらに大きく円高に動いているため取りこぼしている利益も大きいですが、リスクヘッジとして発表前決済は仕方ないです。
26日のトレードは、25日(水)のドル円高値と26日(金)の底値に引いています。なんとか23.6%のラインで持ちこたえたところでエントリーしています。
26日のトレードは結果としてプラスが出ていますが、その後の相場は乱高下しています。サポートを割ったあとだったので、無理にエントリーしなくてもよかった余計なトレードとも言えますね。