2019年5月6日週は米中貿易摩擦が再燃!来週はドル円108円台になる!?
最終更新日: 2019-5-12
米中貿易協議から追加関税が発動
今週は米中貿易協議の話題で持ち切りでしたね。
日本では10連休のゴールデンウィーク明けとなりましたが、「Sell in May(セルインメイ)」を意識させる大幅な株安も記録しました。
ドル円相場は、6日(月)の窓開けから大幅に円高になりましたね。
その後一度も窓は閉じることなく、111円台にもタッチしませんでした(´×ω×`)
もちろん再燃した米中貿易摩擦が原因です。4月まで穏やかな終焉ムードが出ていただけにサプライズな円高となりましたね。
結果として、10日にアメリカは中国からの輸入品に対し総額約55兆円の追加関税を課しました。
この関税対象には、iPhoneやナイキのスニーカーなども含まれています。
iPhoneの値上げが叫ばれている中で、日本企業も中国からの撤退する動きが出てきそうです。
今さら「米中貿易摩擦って何?」と聞けない人はこちら↓
世界1位と2位の国がこれだけやり合ってる訳ですから、当然リスクオフ=円高ドル安要因です。
では細かく今週のドル円相場を見返しながら、来週以降の相場を考えてみましょう!
日米株ともに大ダメージ!株安円高に
為替相場も先週から最大2円の下げ幅を見せていますが、株式市場も大きなダメージを受けています。
両方6日から大きく下落しています。比べると米株の方がまだダメージは少なそうですね。
特に日経平均株価の動きは、ドル円相場とかなり動きが近いです。
週末にかけて買い戻しの動きがあるので、週明けは少し値が戻るかもしれません。
中国の報復関税は?
アメリカの関税発動だけで、為替・株式の両方にこれだけ影響が出ました。
今のところ中国側は「アメリカが関税を発動すれば必ず報復する」と名言はしているものの、具体的な報復関税の発表は行っていません。
来週中国からの報復が発表されれば、アメリカの次なる追加関税の呼び水となりリスクオフムードが高まります。
この状況って、去年の夏と同じな気がするんですが…(´×ω×`)
またどこかで折り合いがつかない限り、リスクオフが後退することはありませんから円高地合いが継続しそうです。
来週109.50円を割ってしまったら?
今週は一時的に109.50円を割る場面がありました。
ドル円相場は、株の買戻しにつられて109円後半で週末を迎えましたが、まだ予断を許しません。
109.50円を割った場合、108円台がかなり意識されてきます。
最悪の展開として関税合戦に入ったとしたら、半戻しである108.50円あたりまで円高が進む可能性さえあります。
円安要因としては株価の戻りがありますが、戻ったとしても111円台はかなり遠く感じます。
米中摩擦が改善されれば一番の円安要因となりますが、協議直後なので手のひら返しは恐らくないでしょう。
来週は週の後半に米主要指標が発表されます。プラス要因だからといっても底上げ程度にしかなりませんが、マイナスは大きく相場に影響する可能性がありますね。
今週のように何か発表があればすぐ相場が反応する「敏感相場」かもしれません。早い動きをチェックするか、しっかりと指値・逆指値を入れておきましょう。
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