終身雇用崩壊のあとは年功序列が終わる!中高年サラリーマンこそ投資をするべき
最終更新日: 2019-5-15
この記事の目次
日本のトップ企業「トヨタ」が終身雇用終了を発表
昨日5月14日(火)にトヨタ自動車の豊田章男社長が「なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と述べました。
トヨタ自動車の豊田章男社長
先日、経団連の中西宏明会長も「終身雇用をこれ以上維持するのは無理」という趣旨の発言をしています。
日本を代表とする企業のトップと経団連会長の発言ですから、これは事実上「終身雇用が崩壊した」ことを意味しています。
ネットやテレビでも話題になっていますが、今回は終身雇用崩壊が日本企業に及ぼす影響とその先に何が起きるのか?を解説します。
終身雇用が崩壊すると次は年功序列が終わる
「元々うちの会社には終身雇用なんてないから、関係ないし~」なんて思ってる中高年サラリーマンは、危ないですよ!
終身雇用の崩壊を簡単にいうと「会社が簡単にリストラしやすくなった」ということです。
2019年に入ってからNEC、富士通、コカ・コーラなど誰もが知っている大企業が早期退職を募っています。早期退職といってもテイのいいリストラですよね。
その多くの企業でターゲットとなっているのが、45歳以上のサラリーマンです。
それは年功序列というシステムによって、歳が上がれば上がるほど賃金が高く40代以上の社員が人件費の多くを占めているからです。
45歳という見切りラインが作られた
企業からしたら「終身雇用もなくなったし、人件費のかかっている中高年はリストラして、若い人をバンバン雇いたい」と企業の再生化・新陳代謝を図りたいところですよね。
40歳まではまだ伸びしろがあるサラリーマンも、45歳にもなると柔軟性がなくなり、企業の言うことを聞かなくなること。会社からしたら老害でしかないですね。
また多くの企業が45歳というラインを設けたことで、これからのリストラも45歳が見切りラインとして意識されるはずです。
世代でいえば、団塊ジュニア世代以上といったところでしょうか。
日本型雇用「三種の神器」が崩壊間近
終身雇用と年功序列が崩壊するって、「日本ヤバいんじゃ?」と思いましたか?いえいえ今までの日本がおかしかったんです。
そもそもお金を稼ぐのに「年齢は関係ない」ですからね。昨年アメリカの7歳のYoutuberが年間25億稼いだのが話題になりましたね。
日本だけの企業を見ていると当たり前の制度の様に思えますが、日本企業だけが持っている雇用の「三種の神器」というものが存在します。
- 終身雇用
- 年功序列
- 企業内労働組合
このうち2つが崩壊し、残るは企業内労働組合だけとなりますね。
海外では職業別組合が多いですが、日本では企業が社内に労働組合を持っている企業別労働組合がほとんどです。実は日本のような形は珍しいケースです。
日本の場合、企業と社員とで労使交渉が行われるメリットがあります。しかし、同業他社の情報は入ってきませんよね。
企業が安い賃金や劣悪な環境で社員を抱えていても比べる対象がないので、分からなかった訳です。
しかしネットやSNSが発達した現代ならどうでしょうか?「あの企業の方が全然待遇がいい!」「うちって、こんなに悪かったのか!」など、他の企業の情報も入ってきますよね?
どんどん当たり前と思っていた日本企業の制度が崩壊しているんですね。昭和・平成の頭の中身だと、令和では付いていけません。
脱老害!いつリストラされてもいい準備をしよう!
これからは、どれだけ自分が頑張っても企業は使いやすく若い人間を優先しようとします。
よっぽど特殊な能力がない限りは、会社からリストラされる未来が待っている訳です。
今まで「窓際社員」「ぶら下がり社員」なんて言葉がありましたが、今後はリストラが当たり前に行われるので、こういった言葉も消滅するのではないでしょうか?
だからこそ!そうなる前に、いつ会社をリストラされてもいい準備を整えましょう!
中高年サラリーマンがリストラされた時の選択肢
- 再就職or転職
- 自ら起業してリスタート
- 田舎にこもって隠居暮らし
- 投資を新しい収入源とする
まず再就職が王道ルートのように思われますが、リストラされてから動き出しても至難の業です。
シャープやソニーなどの大手企業までもがリストラをしている中、どの会社も同じ考えなんです。
今までより良い環境で働けることは、まずないですよね。アルバイトなどで生活を繋げて「そのまま」って人もいるかもしれません。
モチベーションがあったならリストラされてない
そもそも再就職するにしろ、起業するにしろ…45歳以上で成功するのであれば、そもそも会社でリストラされていないと思います。
そうなると退職金を持って、田舎に移り住み隠居暮らしをする道もあります。
でも45歳だとまだまだ人生これからです。最近では「人生100年時代」なんて言われていますからね(´×ω×`)
「今まで会社のために死にもの狂いで頑張ってきたのに…」なんて気持ちもあると思います。
投資は今からでも準備できる
だからリストラされる前から動けるという利点も踏まえ、他の収入源を増やすのが一番良いと考えます。
「○○さんって、再就職活動をしてるらしいよ」なんて会社に知れたら、格好のリストラ対象にされてしまいます。
だから会社にバレたとしてもOK&会社が推奨している副業や投資をするのが、一番準備として望ましいと言えます。
45歳以上のサラリーマンであれば、すでに「○○の株を持っている」と言った方や「一度FXに手を出したことがある」なんて人が多いかもしれません。
若い世代と違ってある程度の貯金があるのもアドバンテージだと言えます。
45歳を過ぎてから投資を始めるのは遅くない
また20歳で投資を始める人と45歳で投資を始める人では、経済の経験値が明らかに違います。
株式に関しても為替に関しても、それだけ生きてきた経験値が投資に役立つでしょう。
投資には、歳も年功序列も関係ありません。私より若くしてFXでもっと稼いでいる人もいるでしょうし、50代・60代の男性からコメントを頂くこともあります。
いい意味で歳が関係ないのが投資の世界ですから、始めるのに早いも遅くもないんです( ・`ω・´)キリッ
投資で成功したら自分から退職できる
これから45歳以上のサラリーマンに対して、会社からの圧力がドンドン強くなってきます。
- 公に早期退職者の募集
- 会社に居づらい雰囲気を出される
- 役員から退職を打診される
どんどんあなたの居場所は、会社に潰されていきます。それから動き出したのでは遅いんです。
早期退職募集後も会社にしがみつくようじゃ終わり
早期退職を募ると「優秀な人から会社を辞めていく」というデータがあります。
それまでにFXなどで他の収入源を得て、公募があったらすぐに対応できるような準備を整えましょう!
もちろんFX以外でもいいと思います。Youtuberを目指してもいいですし、違う副業を始めても良いと思います。
しかし中高年の場合は、即お金に繋がることがいいはずです。その場合やはり投資が一番早いのかなと私は考えます。
あなたがそう思った時にFXを選ぶのであれば、私は全力で応援します(๑´ω`๑)♡
分からないことなどは、ブログコメントやTwitter・質問箱などで聞いてくれれば全てにお答えしていますよ!
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コメント (2)
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1. くろひょう
私はずっとフリーターでやってきて、30を過ぎてようやく将来の方向性を決められて、けれども同時期に心身に異常をきたして働けなくなって、ようやく立ち直ってきたと思ったらもうすぐ40。
これから正社員になって、家庭を持つことができたとしても5年もすればリストラ対象になるのだとしたら、何のために正社員になるのでしょうな。
大手を狙わなければ良いのかもしれませんが、中小ももし同じだとしたら・・・。
家庭を持つことだけは諦めたくはありませんから、いっそ若い正社員の嫁さんをもらって、自分は主夫になるのが良いのでしょうか。
20代で親の勧めで投資信託を積み立て始めて、30代で本格的に自ら投資を始めて、それでも厳しい状態ですが、それだけが唯一の救いなのかもしれません。 -
2. メイ
>くろひょうさん
深いコメントありがとうございます!
大手よりも中小の方がリストラは酷いと思います。「大手もやってるから」という大義名分があるからですね。
主夫になる道も1つかもしれませんが、おっしゃられている通り投資信託などで会社に依存しない環境作りをすることが今後の生きる道なのだと思います。
その思いをのせて、この記事を書いてみました。
今後さらに企業からの風当たりは厳しくなると思いますが、現段階で気付けたということは準備する時間があるということなので、自分で稼ぐ力を付けることにさらに注力してみてはいかがでしょうか?