トランプ大統領が荒ぶる今、FXを始めても大丈夫なの?要人発言の影響度について
最終更新日: 2019-5-17
この記事の目次
大丈夫!むしろトランプ大統領はわかりやすい
米トランプ大統領がまたファーウェイを標的とした大統領令を発令しましたね。
毎日のようにメディアに向け発言をするトランプ大統領
米中貿易摩擦の真っただ中ですから仕方がないことですが、これだけ影響力が強い人がいると…「今FXを始めるのは、危ないのでは?」と考えてしまいそうです。
しかし結論から言えば「全然大丈夫」です。むしろ今は、先の見通しが分かりやすい時期になっています。
どの時代にも為替に影響力の強い人はいた
トランプ大統領が何かを発言して為替が動くことを「トランプ砲」なんて呼びますが、こういった影響は今に始まった訳ではありません。
今までも日銀・黒田総裁の「黒田バズーカ」、ECB(欧州中央銀行)マリオ・ドラギ総裁の「ドラギ砲」、ドイツの首相である「メルケル砲」など影響力の強い人が存在しています。
トランプ大統領は、多くのメディアに出てTwitterで頻繁に発言することから「すごい影響力が大きい」とFX初心者でもわかります。
「あの人がまた発言したらどうしよう」「米中貿易摩擦が落ち着いてからの方がいいかな?」なんて思いますが、為替は流動しているのが常なので、あなたがFXを始めるかどうかには影響がないと考えて良いでしょう(✻´ν`✻)
今回は、トランプ大統領をはじめとする為替に影響力が強い人と要人発言などについて解説します。
トランプ大統領の発言がわかりやすい理由
トランプ大統領は「わかりやすい」と書きましたが、その理由は明確です。
彼が考えていることは、たった1つだからです。それが「アメリカ・ファースト」ですね。
2016年大統領選の時からアメリカ・ファーストを謳ってきた
トランプ大統領は、ことあるごとに「強いアメリカ」「アメリカ優位」を唱えてきました。
現在中国と揉めている米中貿易摩擦も「なんでアメリカが中国よりも分の悪い貿易をしなければいけないのか?」が発端になっています。
「アメリカにとって良い選択をする → 国民からの支持を得る → 次期大統領選を優位に戦える」単純ですがトランプ大統領の行動の多くは、このレールに沿っています。
もちろん言い方や振る舞い方が「一国の大統領にふさわしいか?」は、賛否が分かれますよね。そこが彼の持ち味だったり、やり玉にあげられる点でもあります(´×ω×`)
トランプ大統領は駆け引き大好きなビジネスマン
上記の基本理念を持っていながら、どストレートばかりでないのもトランプ大統領の特徴です。
元不動産王として名高いビジネスマンだった彼は、とにかく交渉上手です。
彼がよく使う手は「最初に威嚇し、自分の優位にことを運ぶ手」ですね。中国にも先に関税を発動させました。相手を怯ませたり、選択の余地を潰すのが狙いですね。
一見すると「アメリカファーストと逆の行動では?」と思えることもありますが、それは駆け引きの手段で最終的には基本理念に落ち着きます。
なので、特に外交の場合は「トランプ大統領が荒ぶる = アメリカ・ファーストを訴えている」と読み取ることができます。
トランプ大統領のわかりづらい点
とは言っても、ただアメリカの大統領だから為替への影響力が強い訳ではありません。
トランプ砲と呼ばれる理由は、2つあります。
アメリカ・ファーストを頑張りすぎてリスクオフへ
1つは、アメリカ・ファーストの度が過ぎてしまうことです。
アメリカは、世界一の経済大国ですからあまりにも彼が「アメリカのために!」と頑張り過ぎちゃうと世界のバランスが崩れてしまいます。
これがリスクオフとなって、逆にドルが売られる原因になっていますね。
Twitterで先に言っちゃう病
もう1つは、公的な文書を通さずに自身のTwitterで何でも発言するからです。
過去にも「○○を解任する」など、Twitterで先に役人の解任を発表したり、しばしばサプライズの種となっています。
この2つによって、為替への影響が高まっています。
基本的には貿易黒字のために円安ドル高を嫌っている人なので、わざと誘導的な発言も行うこともありますからね。
要人発言を想定してトレードする方法
正直トランプ大統領は、特殊です。ここまで自身からプッシュ型の情報発信している大統領って珍しいですからね。
しかしTwitterもフォローしておけば翻訳機能で読めますし、彼の基本理念がわかっていれば対応も難しくありません。
それよりも気にした方がよいのは、月に1回の発言をする要人などの注目を集める=あらかじめ予定されている要人発言です。
GMOクリック証券 - 経済カレンダー
上記はGMOクリック証券の経済カレンダーです。赤くマークしたところに、「○○ 講演」といったものがありますね?
今月9日にパウエルFRB議長の発言がありました。現FRB議長の発言なので、影響力がある存在ですね。
こういった情報は、FX会社の経済カレンダーなどであらかじめ知ることができます。
前々から予定が分かっていれば注目が集まるので、影響力が上がりますね。
その要人がハト派なのか?タカ派なのか?
それがわかっても要人発言で「何を言うのか?」が分からなければ、為替の方向性はわかりません。
そこでトランプ大統領と同じように、その人の基本理念を知っておきましょう!
その時に「ハト派・タカ派」という言葉が使われます。
- ハト派:ハトのような平和主義者、保守派。穏健派や慎重派とも言われる
- タカ派:タカのような攻撃的で戦争や武力を意味する強硬派。強気や積極派とも言われる
トランプ大統領は、完全にタカ派ですよね。ちなみにパウエルFRB議長は、ハト派です。
これを知っておくと大筋の発言がわかってきます。
例えば「パウエル議長はハトはだから保守的な選択をしやすい → 政策金利を据え置く可能性が高い」などです。
時にはサプライズで逆の発言を行うこともあります。そういった時は、ギャップから為替への影響が大きいという特徴もありますね。
影響力が大きい人の発言ほど、それがトレンド転換のきっかけになったりすることもあります。
経済指標だけではなく、要人発言もしっかりチェックを行いましょう!
FXを始めるのに早いも遅いもない
専業トレーダーというとよく聞かれるのが「アベノミクスの時は、儲かったんでしょ?」という言葉です。
確かに大きな円安トレンドが生まれたアベノミクス相場で、大きく利益を出したトレーダーも多いでしょう。
しかし為替相場は、24時間常に動いているものです。
これからアベノミクスを超えるトレンド相場が来る可能性もあります。だって、ほぼ止まっている時間がないんですからね。
興味を持った瞬間から
私の持論ですが、FXを始めるタイミングに早いも遅いもないです。
為替のタイミングをとっていたらキリがないからです。ベターはあるかもしれないですが、ベストを言えばキリがないです。
なので興味を持ったら、まず行動です。「お金がないから」「時間がないから」「○○だから…今はできない」という人は、きっとその問題をクリアしてもスタートしません。
私の周りでFXで成功している人は、興味を持ったから「まずは自分でトレードしてみた!」という方が多いです。
行動はトレードだけではありません。勉強すること、準備することもそれに含まれます。FX会社で口座開設することもその1つですね。
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コメント (2)
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1. 匿名
今の為替を見ていると戻り売り狙いでいく方がいい感じがしますがどうでしょう?
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2. メイ
コメントありがとうございます!
今週の感じが継続すれば、上値が重いのでチャンスありだと思います。私も今週売りトレードを3回しています。
ただ来週までに違った材料が出ないとも限りませんので、注意は必要ですね!