ドテン注文はダメ?FX初心者がやりがちな往復ビンタを食らわない方法
最終更新日: 2019-6-6
「ドテンしたくて仕方ない!」誰にでもある衝動
先日質問箱で興味深い質問を頂きました!
ドテン注文したくて追いかけてしまう
同じような悩みのトレーダーさんも多いと思います。
特にロスカットされた場合、損切りした後などはすぐにドテン注文のボタンを押したくなりますよね?
そもそもドテンって何?
FXをやってると「ドテンしたら往復ビンタ…」なんて言葉を目にします。
ドテンとは「今まで持っていたポジションを決済すると同時に、逆のポジションを新規で持つこと」です。
ドテン買い・ドテン売りどちらも存在します。また利食いドテン・損切りドテンもあります。
- 利食いドテン:1つ目のポジションが含み益、更なる利益を求めてドテン注文する
- 損切りドテン:1つ目のポジションが含み損、損失を取り返すためにドテン注文する
初心者さんは勘違いしやすいですが、上記のようにドテン注文=損失とは限りません。
私は基本的にドテン注文はしない
質問が複数あったので1つ1つ答えていきます。
トレードルールを作ることは必要ですが、ルールに縛られてチャンスを潰すのはNGです。
かと言ってルールがゆる過ぎれば、無限に往復ビンタを食らう可能性さえあります。
今日は誰にでもある衝動「ドテン注文」についてと往復ビンタを喰らわない方法について解説します( ・`ω・´)キリッ
なんでトレーダーはドテン注文したくなるのか?
なぜトレーダーはドテン注文したくなるのでしょうか?
利食いドテンは一先ず置いておいて、損切りドテンは「負けを取り返したいから」これに尽きます。
あなたが損失を出した時「1秒でも早く取り返したいぃ!」と思ったことはありませんか?私は拳を握るほど思っていました(´;ω;`)
だって負けたんですもん。「lot数を増やせば2倍の早さで取り戻せる!」→「さぁドテンだ!」なんて間髪入れずに注文ボタンを押した経験は誰にだってあるはずです。
でもちょっと待ってください。1つ目のポジションを持つ前は熟考したはずなのに、ドテンするときって少なからず熱くなってませんか?
ドテン注文がうまくいかない理由の1つに冷静さが欠けていることが言えます。
ドテン注文した時の4のパターン
ドテン時の心理状態を考えるに当たり、4つのパターンで考えてみます。
ドテン注文ですから最低でも2回以上のトレードをします。この時の心理状態をちょっと考えてみましょう!
- ① 1回目勝ち→2回目勝ちの最高パターン
- ② 1回目勝ち→2回目負けの貪欲パターン
- ③ 1回目負け→2回目勝ちの逆転パターン
- ④ 1回目負け→2回目負けの往復ビンタパターン
①と②は利益が出て調子に乗ったパターン、③と④は損失が出てヤケになったパターンとも言えます。
初心者さんが注意するところは、①以外のトレードは2回トータルでマイナスになる可能性があるという点です。1勝1敗だからといって③は特に利益を伸ばすのが難しいでしょう。
かといって「①が褒められるか?」と言えば、そうでもありません。
細かいスキャルやレンジ相場は別として、どれだけピンポイントでドテンが成功するでしょうか?
値とタイミングの両方が合わなければいけないので、難易度は激高です。それを狙うのであれば、もっと勝ちやすいポイントを探すべきだと私は考えます。
①~④どのパターンにしても正直、相場を冷静に見れていないはずです。
もちろん例外もあって、例えばレンジ相場の高値・安値を狙ったドテンなどは計画的に狙うことも可能です。
それ以外のドテン注文は、無計画なトレードとあまり変わりがありません。追いかけたい衝動はわかりますが、グッとこらえる忍耐が必要なんです( ・`ω・´)キリッ
FX初心者さんが往復ビンタを食らわない方法
すでにあなたも分かっていると思いますが、往復ビンタとは「ドテン注文で1回目も2回目も損失を出すこと」です。
行きも帰りも損失が出るので往復ビンタと言われますね。損失は大きいです。
往復ビンタを食らわないためには「ドテン注文しない」のが正論なのですが、それだけでは納得できませんよね?
往復ビンタになる要因を掘り下げてみましょう!
- 損失をすぐ取り返そうとする
- 1回目のポジションに根拠がない
- 損切り幅が狭すぎる
- 相場予測が曖昧
- 状況が掴めていない
- その他
探せば他にもあるはずです。まずは前節にも書いたすぐに取返し熱くなるパターンですね。
2つ目は、ポジションに根拠がないパターンです。厳しようですが、初心者さんにかなり多いです。
「間違っていたのかな?」「逆だったのかな?」自分が最初に持ったポジションに明確な根拠がないと当然気持ちは揺らぎます。
そうなれば2回目のドテン注文も明確な根拠がなくエントリーすることになります。
自分を信じられる根拠を探そう!
しっかりと分析できる根拠を持ち、ポジション(自分)を信じてトレードしてみましょう。それで損失が出たらまた分析の繰り返しです。
3つ目もありがちです。為替は行ったり来たりを繰り返して変動していきます。
トレードスタイルにもよりますが、あまりにも損切り幅が狭すぎるとドテンして失敗することが多くなるので調整してみてください。
4つ目・5つ目は「根拠がない」に近いですが、「なぜ動いているか?」分からないままトレードしていませんか?
「このあと重要指標があるのにポジションを持った」「すでに大きな要因が出たのにポジションを持ち続けている」など、チャートだけではわからないこともあります。
為替はリアルタイムで動いています。1回目のポジションを持った時と今では状況が変わっていないか?常にアンテナを張っておきましょう(✻´ν`✻)
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チャンスはまた来る!仕切り直した方が上手くいく
やはり一番は「ドテン注文をしない」に越したことはありません。
私のように「1日のトレード回数を決める」や「その日のトレード方向を限定する」「連続してポジションを持たない」などいくらでもルールで対処は可能です。
ドテンをしてしまうトレーダーは熱くなりやすいタイプなので、必ずルールに制限を加えた方が良いです。
それでも「俺はドテンするんだ!」という人は、ドテン時のデータをとってみてください。
きっとドテンではないときの方が収支は良いはずです。
私もドテン→往復ビンタ常習だったからわかる
私も始めのころは、よくドテン注文をしていました。
でもドテンをすると「私の口座マークされてるわ」って思うくらい綺麗に往復ビンタを食らうんですよね(苦笑)誰かに見られてるんじゃないかって感覚を今でも思い出せます(´×ω×`)
ドテンってある種のポジポジ病だと思います。私も重度のポジポジ病でしたが、トレード回数を制限したり、ルールを作ることで収支はかなり安定しました。
一番変えたのは意識です。「為替相場では、またすぐにチャンスがくる」という考え方を持つようにしました。
買いポジションを持つときに「今がベストタイミングだ!」って思って買った後、すぐに「一度下がってから上昇した」なんて経験ありませんか?
そうなんです。FXでベストを狙うことは、雲を掴むような感覚で不可能なんですよ。
だからベターを積み上げていくしかないんですね。ベターレベルであれば、またすぐにやってきます。
それが24時間トレードできる為替・FXの魅力だからです(๑´ω`๑)♡
この記事を読んで少しでも往復ビンタ被害者が減ることを心より祈っています!
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コメント (7)
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1. 匿名のスイングトレーダー
利確したあとのドテンははまるのですが、損切ったあとのドテンは成功したことありません(>_<)ドツボにはまります!
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2. 匿名
いや〜お恥ずかしい
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3. メイ
>匿名のスイングトレーダーさん
コメントありがとうございます!
今回の記事はスキャルやデイトレのドテンをメインに書いたので、スイングだと若干変わるかもしれませんね。
でも頭から「ドテンはNG」とルールで決めるよりも「なんでダメなのか?」を掘り下げるきっかけになればと思い、記事を書きました(✻´ν`✻)
参考になったなら嬉しいです! -
4. あや
はじめて書き込みします
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5. メイ
>あやさん
はじめまして!遠慮なく続きを書いてくれてOKですよ(✻´ν`✻)
待っていますね(๑´ω`๑)♡ -
6. AWFXclubリーダー#おじさん
「為替相場では、またすぐにチャンスはくる」の言葉で私はポジポジ病を克服出来ました。そして本当にそうだなぁと実感しております。
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7. メイ
>AWFXclubリーダー#おじさん
さすがです!初めのころは機会損失を気にする方がかなり多いですが、過去のチャートが見えているだけでこの先のほうがチャンスが多かったりするんですよね!