仮想通貨が批判される理由と日本人がビットコインを嫌いな訳
最終更新日: 2019-7-12
トランプ大統領もFRB議長も仮想通貨を批判
I am not a fan of Bitcoin and other Cryptocurrencies, which are not money, and whose value is highly volatile and based on thin air. Unregulated Crypto Assets can facilitate unlawful behavior, including drug trade and other illegal activity....
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) July 12, 2019
- 和訳 -
私はBitcoinや他のCryptocurncies(大金ではない)のファンではなく、その価値は非常に不安定で薄い空気に基づいています。規制されていない暗号資産は麻薬取引やその他の違法行為を含む違法行為を促進する可能性があります。
トランプ大統領が自身のツイッターで、ビットコインを始めとする仮想通貨について言及しました。
さらにFRB(連邦準備制度理事会)パウエル議長も昨日7月11日に、Facebookの独自仮想通貨リブラについて「マネーロンダリングやプライバシーなどで深刻な懸念がある」と批判しました。
2019年7月のビットコイン/円チェート:4時間足
これを受けて一時140万円台まで上がっていたBTCは急落しています。またBTC以外のアルトコインは、お通夜状態ですね(´×ω×`)
仮想通貨・ビットコインに対して、あまり良い印象をもっていない人が多いと思います。私もその一人です。
しかしアメリカ経済に関わるこの2人がそれについて言及したことは、少なからず意識され経済に影響があるということです。
今回は、日本人が仮想通貨を嫌う理由と各投資の信頼性について考えてみます(✻´ν`✻)
日本人が仮想通貨を嫌う理由
仮想通貨について少し知識がある人は、「Coincheck事件」と言えばわかるはずです。
約3か月に渡り取引停止の状態に…
2018年1月26日、仮想通貨取引所のCoincheckから580億円の仮想通貨NEMが流出しました。
この事件によって取引できなくなった投資家たちは、大きな損害が出ましたね。仮想通貨を持っていなくてもリスクがあると知り、仮想通貨に悪いイメージを持っている人が少なくありません。
仮想通貨自体にも問題はありますが、この意識は私たちの「円」とも関係していると考えます。
安全通貨である「円」と仮想通貨の相性の悪さ
安全通貨(安全資産)とは、世界で混乱や危機が起きた(リスクオフ)時に買われる通貨のことです。
世界で一番の安全な通貨は、私たちが日ごろ使っている「円」です。ドル円相場もリスクオフになるたびに、円が買われ円高ドル安になっていますね?2008年、リーマン・ショックの際も急激な円高となりました。
ボラティリティが大きすぎる仮想通貨と安全通貨である「円」では、ミスマッチなんですよね。
そこには、日本人の根底にある意識も関わっています。
日本人は投資嫌い。投資=悪という意識
あなたもFXを始めようかと誰かに相談した際に「やめときなよ。そんなの…」「仮想通貨みたいに怪しいんじゃないの?」なんて言われた経験はありませんか?
「日本人は貯金が好きな国民」とよく言われています。本当なのか?個人資産に対する預貯金を見るとわかります。
- 日本:約50%
- ドイツ・フランス・イリギス:約20~30%
- アメリカ:13%
先進国の中でも圧倒的に預貯金の比率が高いことが分かります。そして、あなたはこんなことを感じたことはありませんか?
それありますよねぇ…
— FX投資家メイ @ ドル円FXトレーダー&ブロガー/円高/円安/FX初心者/FRB議長議会証言 (@fxsasakimei) July 8, 2019
そして
投資で得たお金は悪
労働で得たお金が正義
みたいな固定観念は、今なおありますよね…
- 投資で得たお金は悪
- 労働で得たお金こそが正義
日本人の固定概念として、こういった意識を今なお感じることがあります。「トレーダーなんて!」と直接言われることはなくなったけど、賃貸を借りる時に無職扱いだったり…投資家が苦労する場面って意外と多いんです。
今までの日本人は投資する必要がなかった…でも!
「安全通貨を使っているから安全じゃないものに対する嫌悪感」を持ち「投資は悪」と断言する ← 古い考え方のように思えますが、正直こういう人が現在も少なくないです。
ではなぜこういった考えを持つ人が、日本には増えてしまったのでしょうか?
過去は終身雇用で生活が保障されていた
1つに終身雇用制度の存在があります。ぶっちゃけ今までは投資なんかしなくても、一生の生活が保障されていたんです。
そりゃ一生勤める会社が決まっていれば、投資なんかしませんよね?もちろん早期リタイアもできませんが、日本人は元々勤勉ってところもありますからね(´×ω×`)
しかしすでに日本では終身雇用制度は崩壊し、この理由は潰れました。
終身雇用なんてすでに夢のまた夢↓
投資しなくてもよかった昔とは違い、投資をしないと歳を重ねるごとにどんどん生活が苦しくなる時代になっています。
日本では投資についての教育がない
もう1つの理由が、日本では投資の教育が行われていないことです。
アメリカでは、幼いころから親が子供に対して積極的にお金に関する知識を与えます。
あのウォーレン・バフェットも11歳で株式投資を始めています。
一方、日本では「小さいころからお金に関する知識を持つと汚い大人なる」なんて言われ方をします。
投資は知識を得れば得るほど人より優位には立てますが、知識を得ることと道徳の理念は別物です。
私ももっと早くFXや為替など、投資に出会いたかったと今も思っています。
決して投資で稼ぐことは悪ではない
「周りの目が気になって…」「親に反対されて…」周りや親が上記のような考え方で、FXを始められない人はいませんか?
でも前述したように、もう時代が違いますからね。
時代が変わったのに意識が変わらない人たちは、その時代では生きていけません。取り残されたあと「あの時投資を始めていれば…」と思ってもあとの祭りです。
最終的な信頼は世論とアメリカが決める
仮想通貨から少し話が逸れてしまいましたが、「投資は悪ではない=だから仮想通貨も悪ではない」とは言いません。
投資の中にも様々なものがあり、あなたが信用できるもの・できないものに分かれるはずです。
仮想通貨は、現在窮地に立たされているとも言えます。
トランプ大統領とFRB議長の2人が批判したという事実は、アメリカ事態が仮想通貨を批判していると言えます。
これって「アメリカがNO」と言えば「世界でもNO」になる可能性があるという意味です。貿易戦争を見てれば、アメリカの力業は一目瞭然ですよね?
それに世論がついてくるか?アメリカが先導するから世論がそう変化するのか?「鶏が先か、卵が先か」ですが、仮想通貨にとっては今までで一番大きな壁です。
逆にこの壁を突破できれば、まだまだ仮想通貨は伸びる可能性を秘めています。
為替はすでに世界中の信頼を得ている
FXだって、初めから信頼があった訳ではありません。
国内FX会社に目を向けてもFX会社の倒産がなかった訳ではないですし、法整備も昔は脆弱でした。
しかし今では世界中のトレーダーから信頼され、日本以外の多くの国でもトレードされています。
仮想通貨や株のように流出したり、企業の倒産やインサイダー取引もありません。信頼があるということは、安全ということです。
存在が危ういものに投資するよりも、生活から消えるはずのないものに投資した方がやっぱり安心しますよね?
あなたが「投資をしよう!」と考えた時に、安全・安心という観点からもFXを選んでくれたらうれしいです(๑´ω`๑)♡
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コメント (2)
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1. 匿名のスイグトレーダー
日本人がビットコインがきらいと言うのは偏見だと思います。イメージは悪いかもしれませんが、未だに多くの日本人が仮想通貨を保有していますし、ビットコインのYOUTUBE動画の再生回数は回復してきています。
日本人が投資がきらいと言うのは本当なのでしょうか、FXを世界で一番やってるのは日本人なのに本当に嫌いなのかと思ってしまいます。
口では投資は良くないと言いつつ、やっているのが日本人だと思います。 -
2. メイ
>匿名のスイグトレーダーさん
もちろんすべての人がそうではないでしょうし、BTCなど価格が上がれば注目が集まるのは事実です!
日本に古くからある根底の意識みたいなものを書きましたので逆にそう感じられるということは、新しい考え方が出来ているということではないでしょうか?ポジティブに考えましょう(๑´ω`๑)♡