8月19日週のFX収支は「+139,000円」盆明けで米中貿易戦争が再開しリスクオフ激化
最終更新日: 2019-8-25
ドル円相場は年初来安値が射程圏内に
お盆明けの週で「やっと土日になった!」という方も多いですよね。「本業のやる気が出なかった」という兼業トレーダーさん!お疲れ様です!
そんな方に読んでもらいたい記事がこちら↓
そんな憂鬱な週でしたがドル円相場は、23日に行われたジャクソンホール会議でのFRB(連邦準備制度理事会)パウエル議長の講演に注目が集まりました。
ジャクソンホール会議でのFRBパウエル議長
9月に控えるFOMCで「追加利下げがあるのか?ないのか?」が焦点となりました。
追加利下げを含ませる内容を示唆
結果としてパウエル議長は「米経済の成長持続へ適切に行動するだろう」と述べ、9月以降に追加利下げへ踏み切る考えを示唆しましたね。 」
ドル円相場はジャクソンホール会議まで106円台前半をキープしていましたが、この講演を受けて急落しましたね。
「106円で耐えるか」とも思われましたが、105円台前半まで円高が進み週末を迎えています。
では今週のドル円相場の動きを詳しく見るとともに、来週以降のドル円相場についても考えてみましょう!
追加利下げ&米中貿易摩擦再開&北朝鮮ミサイル
ドル円相場は、週明けから23日に控えたジャクソンホール会議をにらみ、動きが少なかったですね。
106円台前半から106.70円くらいまでを行ったり来たりしている相場となりました。レンジ相場が苦手な方は、ちょっと辛かったかもしれませんね。(私も得意ではない)
FRBパウエル議長は追加利下げを示唆
そしてジャクソンホール会議でのFRBパウエル議長の講演では…
- 米経済は良好
- だけど景気拡大のためにFRBは適切な対応をする
- 著しいリスクに直面する経済的「下支え」に取り組む
と、発表しました。事実上の追加利下げ示唆ですね。これが米長期金利の低下を招き、さらにドル売りが加速しました。
中国の報復関税に対してトランプ大統領がツイート
...Additionally, the remaining 300 BILLION DOLLARS of goods and products from China, that was being taxed from September 1st at 10%, will now be taxed at 15%. Thank you for your attention to this matter!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) August 23, 2019
中国が発表した報告関税に対して、返す刃で対抗措置を含ませるツイートをしました。
さらにFRBに対しても「FRBはまた何もしなかった。私が何をしているか知ろうともせず、勝手に話すことが信じられない」と批判的なツイートをしています。
利下げ示唆と米中貿易摩擦の懸念が重なり、大きくリスク回避の円買いが進みましたね。
一時106円半ばだったドル円相場は、105円前半まで急落しています。当初私たちが予測していた展開よりも、大きく変わっていると思います。
このタイミングでミサイル打つ北朝鮮
さらには、この最悪なタイミングで北朝鮮は短距離ミサイルの発射実験をしています。
これに関してはトランプ大統領がすでにコメントしており、「短距離ミサイルに関しては制限していない」と問題視しない姿勢を示しています。
アメリカに関係のないことは、「今はどうでも良い」って感じですね(´×ω×`)
日米韓の三国で、かなり温度差が出ています。
週明けの円高に注意!違う見方をすれば…
これだけリスクオフ要因が出そろってしまうと、来週の円高ドル安がどこまで進むのかちょっと怖いですね。
一度2019年のドル円相場を日足で見てみましょう。
年始のフラッシュクラッシュによる104.40円が年初来安値になっています。高値は4月の112円台半ばですね。
それでもまだ値幅は約8円なので、過去最低値幅と言われた2018年よりまだ動いていません。
その代わりフラッシュクラッシュのような急変が少し目立つような印象です。
13日の急騰が戻った
先週13日は逆に関税先送りで、急騰する場面がありましたね。
そこまでポジティブな内容でもなかったのに、短時間で今回の急落と同じくらいの値幅が動いています。
「市場が敏感になりすぎている」ことは否めないです。だからこそ急変は多くなるし、値幅も大きくなりやすいですね。
そして、なにより「トランプ・リスク」の拡大です。ここ最近値動きがあるのは、全てトランプ大統領絡みです。これは来年の米大統領選まで続きます。
利下げもトランプ大統領の「圧力があって」という見方もできますね。(そう見られるように仕向けた)
105円がまず大きな壁
年初来安値の更新になるかは、まず105円の壁を越えるかどうかですね。
逆に超えてしまったら、案外早く年初来安値まで到達しそうです。OANDAのオープンオーダーを見ても105円に買い注文があるものの、売り注文もかなりの数があり、その後はちょっと乏しいですね。
FXのオーダーブック(オープンオーダー・ポジション) OANDA Japan
追加材料次第ということもあるので、一応の目安です。
前述した通り、トランプ大統領が新しい要因を発信すればそれが大きな引き金になりかねません。
それまでの方向性と逆のことを言った時の方が、市場の反応が強いようにも感じます。サプライズになるから当たり前なんですけどね。
臆病風に吹かれているような相場なので、「誰かに方向性を示してほしい」という感情さえ見受けられます。
それが今はトランプ大統領になってしまっているので、上にも下にも引っ張られて警戒疲れしてる感はあります。
来週・再来週あたりまでは、安値更新も頭に入れてトレードするときは十分に気を付けましょう!
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様子見→警戒から1回のトレードで+139,000円
今週は、ジャクソンホール会議まで様子見相場になることが分かっていたので無理にポジションを持ちませんでした。
親戚の用事もあり、トレードする時間がなかったのも事実です。何よりレンジ相場のトレードが、あまり得意でないことを自覚しているからですね。
チャンスが少ない中で106.50円を割りそうなところでエントリーしています。
「106円割れまでの動きはないだろう」と思っていたので、約20pipsを狙ったトレードです。逆に言ってもその前の高値である106.70円あたりに損切りを入れていました。
無理はするつもりもなかったですが、106.30円を割るか割らないかで微妙な動きでしたね。今回は結果オーライで待った甲斐がありました。
来週は週明け様子見から入りますが、今週トレードが少なかった分、積極的にポジションをとりたいと思います!
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コメント (4)
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1. NORI
メイさんお疲れ様です!
ストレス対策は必要ですね^_^普段の生活でもそれなりに溜まるモノなのに、そこにFXのストレスも追加されたら大変な事になりますね(>_<)
そんな中でも世界は大きいと意識して自分はちっぽけな存在なんだと考える方法は、とても新しくて素晴らしいなと思いました!
今はFXに夢中になっているのですが、他にも熱中できる事を見つけたいと思います^ ^ -
2. メイ
>NORIさん
コメントうれしいです!
>他にも熱中できる事
これって難しいですよね(´×ω×`)
そっちに夢中になりすぎるとFXがおろそかになっちゃうしっていう笑
だから私もゲームやアニメも好きだけど、やっぱりサブで楽しめるものっていうを大切にしています! -
3. Shun
最近の相場難しいですね。上行ったり下行ったり笑
テクニカルがあまり効いてないような。
もう少しでロスカされそうです -
4. メイ
>Shunさん
コメントありがとうございます!
>テクニカルがあまり効いてないような
その気持ちよくわかります。こういう相場だと自信を失いがちですが、「行き過ぎもまた相場」というので、どこかで割り切らないとまた辛くなっちゃいますね><