【週間FX収支】2019年10月14日週の収支は「+120,500円」ドル円は方向感なく1回だけのトレード
最終更新日: 2019-10-20
- ドル円相場は高値更新するも方向性が掴みづらかった
- ドル円相場は8月米中関係悪化の前まで円安に戻った
- 2019年10月FOMCで利下げは確実?反対意見もあるが…
- 今週はチャンスを待つことが多かった!1回のトレードのみ
ドル円相場は高値更新するも方向性が掴みづらかった
今週のドル円相場は一時109円台に迫るほどの円安となりましたが、その後はブレグジットの行方を見守る様子見モードとなりましたね。
高値更新後はジワジワと下がり、108.40円ほどで週末を迎えています。
ブレグジット(イギリスのEU離脱問題)は、直接ドル円相場に関係しないと言ってもイギリスは大国ですからね。
「為替相場はどこかで繋がっている」ということをFX初心者さんも実感できた相場だったのではないでしょうか?
先に今現在のドル円相場に影響する要因をまとめてみましょう!
2019年10月ドル円相場に影響する要因
- 米中貿易摩擦:トランプ大統領が合意文書作成中と発言し好感
- ブレグジット:イギリス政府と欧州連合が離脱協定案に合意
- トランプ大統領弾劾リスク:ペロシ下院議長に弾劾訴追される可能性大
- 米経済指標:米小売売上高、米鉱工業生産など若干のマイナス要因
大きなところは、上記です。月末29日・30日には、FOMC(連邦公開市場委員会)も控えています。
来週あたりは、利下げ動向にかなり左右される相場になりそうです。
では今週のドル円相場のおさらいと共に、来週から10月末にかけてのドル円相場を考えてみましょう!
ドル円相場は8月米中関係悪化の前まで円安に戻った
今週のドル円相場は、円安材料が並ぶ場面がありましたね!
トランプ大統領が「米中通商協議の合意文書を作成中」と発言、さらに10月15日に予定していた対中追加関税の引き上げを先送りしたことによって、米中リスクは後退しました。
またブレグジットは、「イギリス政府と欧州連合が離脱協定案に合意」&「EU27カ国の首脳が全会一致で承認」によって合意なき離脱のリスクが後退しましたね!
これによってポンド円が急伸→ドル円も一緒に伸び、8月1日以来の高値更新となりました(✻´ν`✻)
8月1日に米中貿易摩擦が再燃する前の相場に「やっと戻れた」という感じです。
この2か月半、個人的には長く感じました。
年初来高値・安値をフィボナッチ・リトレースメントで見ると、ちょうど半戻しの50%ラインです。(フラッシュクラッシュを除外、8月末を安値と設定)
これ以上円安に動くかは、米中問題のカギとなるトランプ大統領の動向と年末までのFOMC利下げ次第ですね。
2019年10月FOMCで利下げは確実?反対意見もあるが…
前述した通り月末10月29日(火)・30日(水)には、FOMCが開催されます。
先に利下げ・利上げ予測ができる「CMEのFedWatch」の結果を見てみましょう!
CMEの FedWatch ツール: FOMCへカウントダウン
FedWatchの結果だと91.4%の確率で「利下げが行われる」と推測されています。相当高い確率ですね。
しかし幅は現在よりも0.25bps低い、小幅な利下げとなっています。
それよりも注目したいのは、FRB内での意見の相違です。
反対票が多い中での利下げは1968年以降ない
前回のFOMC時も利下げに反対票を入れていたメンバーが3人いました。
もし今回も利下げとなった場合は、シカゴ連銀のチャールズ・エバンス総裁が反対派に加わり4票に増加します。
実はFRB内で4票以上の反対票がありながら利下げが行われたのは、1968年11月のFOMC以降一度もありません。
それほど「FRB内で意見が分かれている」=「米経済の方向性が不安定」ということになります。
FRB的にも「これ以上足並みが揃っていないことを露呈したくない」と考えているはずです。すでに各メディアでそういった報道が多いのも懸念材料ですね。
利下げはまだ不明。今後の意見に注目
FedWatchで見る限り利下げは行われそうですが、反対票が多く投じられそうな展開になり、正直まだどちらに転ぶか判断できません。
そして、今後はFRBメンバーの中間意見がかなり増えそうな気がします。中間意見であれば、メンバー内で割れていることを露呈せずに済むからです。
または利下げを強く推すような声明になるかもしれません。反対派の意見を押しのける形ですね。
「それほど意見の相違をなくす必要があるか?」と疑問に思いますが、FRBはトランプ大統領からの圧力を押しのけ政策判断と異なる見解を示すように努力してきました。
FRBの独立性の確立ですね。ましてや現在弾劾リスクを背負っているトランプ大統領のことですから、やり玉にあげられる可能性は排除したい訳です。
「FRBの独立性は重要」 4人の元議長、異例の寄稿:日本経済新聞
中間意見が増えれば、12月の利下げ動向も分かりづらくなりドル円はさらに方向性を失いそうです。
逆に利下げ強硬の意見が強ければ、更なる追加利下げも考えられるためある程度の方向性は見いだせそうですね。
昨日土曜からブラックアウト期間に入ったので、FOMCメンバーからの情報は当日までありません。
動向を見守ると共に、ブレグジットや米中問題など他の要因もチェックしましょう!
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今週はチャンスを待つことが多かった!1回のトレードのみ
今週は動きも乏しく「待つ時間が長かった」という人も多かったはずです。
逆に「待ちきれずに変なところでエントリーして損失」なんて人もいそうですね。
「勝ちやすきに勝つ」を実践できた週だとは思いますが、正直もう少しエントリーのチャンスがほしかったです。
12日の高値を越えたところで買いエントリーです。日中から動きが乏しかったので、他の作業をしながらも高値へ抜けるのを待ってました。
損切りは、108.45円あたりに入れていました。それまでレンジ相場になりそうだったので、すぐ押し戻されることも懸念してですね。
ブレグジット好転のニュースなどで、予想以上に早い動きで高値に抜けてくれました。
もう少し様子を見てもよかったのですが、いつもより遅い夜中のエントリーということも20pipsが稼げたので早期利確です。
またレンジ相場に戻り稼げなくなるのも十分に考えられたので、狙った利益が確保できたら早めに利確しちゃいたかったですね。
案の定、その後はまたレンジっぽく動いたので時間効率もかなりよく稼げたトレードでした。
来週はもう少しエントリーチャンスに恵まれたいです( ・`ω・´)キリッ
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コメント (2)
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1. つーし
こんにちは。
いつも拝見しております。
質問なのですが、メイさんのチャート画面てどんな感じで表示させてますか?
(記事のようなMA表示のみ?)
あと、エントリータイミングの判断てどうやってしていますか?
(もし過去の記事で解説してたら参考にしたいです。)^_^ -
2. メイ
>つーしさん
過去記事に紹介していても問題ないですよ(๑´ω`๑)♡
>チャート画面てどんな感じ
収支記事だと見やすさを重視しているので、実際エントリーするときなどはもっとゴチャゴチャしてますね(´×ω×`)
基本的にフィボナッチ・リトレースメントで見てることが多いです。
テクニカル分析「フィボナッチ・リトレースメント」を使った私のトレード法
↑こちらの記事が一番近いですが、重ねて線を引いてることもあるので実際はもっと見づらいですね。
>エントリータイミング
それも上記記事に一例ですが載せています!意識される値段の前後でエントリーすることが多いです。キリのよい数字やストップが溜まっていそうな値段。フィボナッチのラインなどですね!ご参考までに。