2019年10月月間FX収支 +722,500円
最終更新日: 2019-11-1
2019年10月のドル円相場は円高を耐えて横ばいに
2019年も11月になりましたね。ハロウィンが終わると一気にクリスマス色が濃くなります。それと同時に年末年始の相場予想もこのあたりから増えてきますね。
10月は関東地方にも大きな台風がきたので、「被害にあってFXどころではなかった」という人もいるかもしれませんね(´×ω×`)
さて2019年10月のドル円相場は、前半に一時107円を割る安値となりました。
しかし米中関係の改善から円安に持ち直すと108円半ばあたりで横ばいの動きとなりました。
始値 | 高値 | 安値 | 終値 | |
---|---|---|---|---|
2019年10月 | 108.078円 | 109.284円 | 106.482円 | 108.025円 |
月末に向けてブレグジットの期限やFOMCが集中していたため、後半はかなり値動きが限定されましたね。
しかし昨日からは、108円を割る円高へとまた動きを変えています。
では2019年10月のドル円相場を振り返りながら、2019年末のドル円相場についても解説します!
FOMCでは結局3会合連続の利下げへ
10月初めは、トランプ大統領によるFRB(米連邦準備制度)批判→米株価・米長期金利の低下から106円台まで円高となりました。
10月前半は一時107円を割り106円台まで円高が進みましたが、立て続けにプラス材料が並び一気に値段を戻す場面がありました。
9日に発表されたFOMC議事要旨でのバランスシートの拡大も大きかったですが、トランプ大統領と劉鶴副首相の会談が行われたり、一気に米中問題が進展しました。
米中問題はトランプ大統領の調整材料になってる?
米中問題に関しては、1年以上かけて二転三転としていますね。あなたの中でも「今さら何が起きてもビックリしない」レベルに位置付けられているかもしれません。
でもそういった思考こそが「FXにとっては危ない考え」であることも理解しないといけません。認知バイアスの1つですね。
またトランプ大統領は円安ドル高を嫌っていますから「株価は上げたいけど、ドル円の動きは制御したい」という考えになっているはずです。
あくまで仮説の域ですが、ドル円相場が上がり過ぎないor下がり過ぎないように「米中問題を調整している」とも取れてきませんか?
2019年のドル円相場の値幅は過去最低
2019年のドル円相場は、底値がフラッシュクラッシュの104.40円ほど。高値が4月の112.40円ほどなので約8円の値幅しかありません。そう思うとかなりうまく調整されてきた相場ということになります。
次節で年末のドル円相場について触れますが、それこそ大統領の弾劾実現など大きな出来事がない限りは底値・高値の更新はないはずです。ちょうど現在真ん中あたりですしね。
一言でドル円といってもトレードを少し変えなければいけない局面に来ているのかもしれませんね。
今後の利下げ動向はどうなる?
少し話が逸れましたが、10月のFOMCでは3会合連続となる利下げが行われました。
2019年10月のFOMCについて、要点をまとめてみましょう!
- 0.25bpの追加利下げを実施
- FF金利の誘導目標レンジを1.50~1.75%へ設定
- 今後は少なくとも1会合で金利据え置きを示唆
- 前回・前々回時と反対票数は変わらなかった
10月のFOMCで25bpsの利下げは織り込み済みだったので、今後の利下げ動向に注目が集まりました。
今後に関しては、「1度据え置く可能性がある」というのみで継続的な利下げ予測とはなりませんでしたね。これによってFOMC発表直後は、大きくヒゲを伸ばしたものの限定的な値動きとなりました。
今年は12月に最後のFOMCが残っています。もちろんそれまでの動向には注目ですが、そこで金利据え置くシナオリが今のところは有力視されそうですね。
年末に向けてリスクオフ要因が強め
11月に入りそろそろ「年末」というワードが目立つ時期になってきました。
為替・ドル円相場に関して言えば、2019年末はリスクオフ要因が強めです。
- 米中問題の先行き不透明さ
- ブレグジット問題の難航
- トランプ大統領の弾劾リスク
- 北朝鮮ミサイルなどのアメリカけん制
- 次期米大統領選まであと1年
などが主要因ですね。
昨日から今日にかけての円高への動きは、チリで起きた大型デモによって11月半ばに予定されていたAPECが中止→同時開催予定だった米中首脳会談が流れたことによって起きています。
今のところリスケジュールによる新しい情報は出ていません。
またブレグジットは、EUへの返答期限が来年2020年1月末まで延期され、12月12日には解散総選挙が行われます。
元々の期限は今年の3月末だったのに…あまりのゴタゴタにプラス要因が見いだせない状況です。
そしてここにきて、米下院でトランプ大統領の弾劾調査を正式に進める決議案が可決されました。
トランプ大統領の弾劾に向けた調査決議案を賛成多数で可決 #nhk_news https://t.co/nqoWhwSj1D
— NHKニュース (@nhk_news) October 31, 2019
何か確証があっての動きなのかどうなのか定かではありませんが、トランプ大統領を刺激すること自体がリスクオフ要因ですよね。
The Greatest Witch Hunt In American History!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) October 31, 2019
トランプ大統領はすぐさま「これは魔女狩りだ!」と反論しています。
クリスマス休暇を考えると1ヶ月半
欧米の12月は、毎年恒例のクリスマス休暇があるため為替が動くのは実質12月の半ばまでとなります。
そう思うと今年のトレードチャンスは、あと1ヶ月半ほどとなりますね。
これだけリスクオフ要因があるとはいえ、フラッシュクラッシュの104円台まではまだ4円近くの値幅があります。
現実的に考えて大きな出来事がないと安値の更新は難しいですね。
しかしながら上記で出てきた問題は、どれも大きな出来事に発展しかねない問題であることも忘れてはいけません。またクリスマス休暇中にフラッシュクラッシュのような急変がないとも限りませんからね。
11月の相場を考えながら年間の動きにも少し視野を広げて考えてみましょう(✻´ν`✻)p>
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2019年10月の月間収支と総括
勝負しやすいところでしかトレードしないスタイルなので、トレード回数が減ったことは仕方がないです。
それでも月9回は、かなり少なかったですね。ブログ開設後、過去最低回数のトレードとなりました。
lot数の調整とレンジ相場の苦手意識
そもそもlot数を50lotまで増やしたのもトレード回数や工程を減らすのが目的でした。
そう思えば当初の予定は実現できています。獲得pipsは減っていますが、利益の面では増やすことができていますからね。
ただ10月は動きの乏しいレンジ状態が長く、「レンジ相場は苦手」という意識からかなり敬遠していた節もあります。
苦手なところでガムシャラにトレードして負けるよりかはいいけど、専業である限りそうも言ってられません。
だって1ヶ月以上レンジ相場が続いたら、最悪「収入がゼロ」なんてことも考えられますからね。
10月後半は同じように「レンジ相場で苦しめられた」という人も多かったと思うので、11月はより実践的に使える記事を増やしていこうと思いました(✻´ν`✻)
10月28日週は、31日に1度だけ売りポジションで入り+118,000円のプラスを出しています。詳しくは日曜の週間収支記事にて!
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