10月28日週のFX収支は「+118,000円」時給10万円トレードができました!
最終更新日: 2019-11-3
ドル円相場はFOMCと雇用統計でイベント盛りだくさん
今週のドル円相場は、FOMC(連邦公開市場委員会)での利下げ動向に注目が集まりましたね。
25bpsの利下げは織り込み済みとなっていましたが、「さらなる追加利下げはあるのか?」「今後の計画は?」など年末から来年にかけてのFRBの動きに注目が集まりました。
今週のドル円相場の高値・安値
始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|
108.710 | 109.284 | 107.886 | 108.161 |
FOMCまでは、様子見相場でかなり値動きが少なかったです。
FOMCの声明発表時に急伸しましたが、一時的なものですぐに戻り、翌日の米中貿易摩擦の期待後退で円高へという相場になりました。
当日ツイッターでも呟きましたが、米10月雇用統計の影響はかなり小さかったですね(´×ω×`)
では、今週のドル円相場の復習と共に11月から年末にかけてのドル円相場について考えてみましょう!
FOMC・米10月雇用統計結果をおさらい
FOMC声明後の一時的な急伸があったものの、チャートを見るとビッグイベントでの直接的な影響は少なかったように思います。
まずはFOMCでの声明内容を確認しておきましょう!
- 0.25bpの追加利下げを実施
- FF金利の誘導目標レンジを1.50~1.75%へ設定
- 今後は少なくとも1会合で金利据え置きを示唆
- 継続的利下げの打ち止め示唆:ドル買い・円安要因
声明文から「(利下げに対して)適切に行動する」という一文が削除されていたことから、継続的利下げの打ち止め示唆がありドル円の急伸を呼びました。
しかしながら完全な打ち止めではないことや「少なくとも1会合での据え置き」という文言などから、どちらとも受け取れると判断され相場は戻り、一時的な動きとなりましたね。
年内は12月にFOMCが残っていますが、現在3会合連続で利下げが行われているため12月に据え置かれる可能性がありますね。
米10月雇用統計結果
FOMCの影響が一時的なものだったことからも11月1日(金)に発表された米10月雇用統計の結果に注目が集まりました。
予想 | 結果 | 前回 | |
---|---|---|---|
非農業部門雇用者数変化 | 8.9万人 | 12.8万人 | 13.6万人 |
失業率 | 3.6% | 3.6% | 3.5% |
平均時給(前月比) | 0.3% | 0.2% | 0.0% |
平均時給(前年比) | 3.0% | 3.0% | 3.0%(2.9%から修正) |
10月の発表に合わせて、9月の非農業部門雇用者数が速報値13.4万人から11.8万人へと下方修正されました。
市場予想を上回り失業率も低水準をキープしているにも関わらず、先月の下方修正などもあり為替相場への影響はかなり少なかったです。
#雇用統計 市場予想を上回って上だけど、ちょっと動かなすぎですね?
— FX投資家メイ @ ドル円FXトレーダー&ブロガー/ FX初心者/FOMC/利下げ/ブレグジット (@fxsasakimei) November 1, 2019
FOMCも雇用統計も様子見相場が長かったわりには、「パッとしない結果だった」と思った方が多いのではないでしょうか?
米中首脳会談が流れてリスクオフに
それでもドル円相場は、31日に急落し一時107円台に突入しました。
なんで今 #円高 に動いてるの??って人のための情報整理
— FX投資家メイ @ ドル円FXトレーダー&ブロガー/ FX初心者/FOMC/利下げ/ブレグジット (@fxsasakimei) November 1, 2019
チリで物価上昇で大型デモ発生
→11/16,17予定だった #APEC 中止
→同時開催予定だった #米中首脳会談 と通商協議も中止
→ブルームバーグが米中関係に先行き不安を報道
→リスクオフ=円高#fx #ドル円 #ドル売りhttps://t.co/oi0yaIGjPl
これは11月中旬に開催予定だったAPECでの米中首脳会談が流れたことによるリスクオフの影響です。
再調整の候補地としてアメリカのアイオワが候補としてあがっていますが、未だに日程は決まっておりません。
米大統領 米中首脳会談は「アイオワかも」 農家にアピールか | NHKニュース
今回は珍しく間接的な要因にて、米中問題が影響しましたね。開催さえ決まれば、トランプ大統領がゴネない限りまたプラス要因として働きそうです。
ビッグイベントがあったからこそ「なぜ今、為替が動いているのか?」要因を知っておくことは重要なことですよ!
ビッグイベントが終わり…残ったのはリスクオフ
注目されていた10月FOMCが終わり、次回12月のFOMCまでは少し間があります。ちなみに2019年と来年2020年のFOMC予定は、
- 2019年12月10日・11日
- 2020年1月28日・29日
- 2020年3月17日・18日
となっています。その後は、4月・6月・7月・9月・11月・12月ですね。
これまで3会合連続の利下げとなっていますから、少し鈍化するか一時打ち止めになる可能性はあります。
今回の声明発表時の急伸でも直近高値の109.30円あたりで止まっているところを見ると、かなり上値が抑えられている感じがしますね。
米経済指標もいまいちパッとしない
米10月雇用統計を見ても「すごい良い結果だ!」と手放しで喜べるレベルではありません。
これが続くと市場自体が「さらなる追加利下げを求める」動きになりかねませんね。催促相場というものです。
- さえない米経済指標
- 米中関係の先行き不透明さ
- ブレグジット問題
- トランプ大統領の弾劾リスク
など、上値を抑えるには十分な材料が残っています。米中問題だけは、早めにスケジュールの再調整が行われれば、プラス材料に変わりそうですね。
来週も6日(水)には米ISM非製造業景況指数が発表されますし、円高に追い打ちがかからないように注意が必要です。
ちなみに今日から冬時間となるため、経済指標は1時間遅く発表されます。注意してくださいね(✻´ν`✻)
私と一緒にDMMFXでトレードしませんか?
こちらのバナーからDMMFXで口座開設した方には、「私の特製レポート」を差し上げています!
レポートには、初心者さんに知ってほしいテクニックやブログには書いていない○技も書いてます!
もちろん「もれなく4,000円」のキャッシュバックのキャンペーンも継続中です!
ちょうど1時間のトレードで+11万円
様子見相場で前半はエントリーなし。FOMCと雇用統計の発表が連続していたので「今週はノーポジかな」と思っていましたが、31日にチャンスが来たのでエントリーしました!
ちょっとごちゃごちゃしていますがフォボナッチ・リトレースメントでは、8月26日安値・10月FOMC時高値を結んだ長いパターンと10月3日安値・10月FOMC時高値を結んだ長いパターンの2つを重ねています。
FOMC後も値動きがなければエントリーする気はなかったのですが、長いパターンで23.6%の割り108.50円を割る展開へ。
動きが早かったので、少し様子を見ながら売りでエントリーしました。損切りは23.6%の108.62円で入れていましたね。
次の38.2%のライン=108.21円までは少し広かったので、「その前で利確ポイントがあれば」と考えていました。
1時間で約0.40円ほど急落しているので、エントリー後も一気に下がりましたね。上記ラインまで待つこともできましたが、一気に下がった反発が怖くなって少し早めにチキン利確です。
「107円までもっていれば大きな利益になった」とも考えられますが、もともとエントリーする気がなかったこと。1時間で大きなpipsが得られたこと、この2つからも効率が良いトレードができたと思います(๑´ω`๑)♡
100円からFX初めてみませんか?
SBIFXなら10円や100円などの少額からFXができます。(他のFX会社だと最低4万円ほど必要)
初期費用で悩んでいる方、完全初心者の方などにオススメです(๑´ω`๑)♡
この記事を読んだ人はこちらも読んでいます
私がメインで使うDMMFX!最大30万円キャッシュバック中!
コメント (2)
-
1. ゆず
いつもみています。とても参考にしています。わかりやすいのが一番!
ところで質問です。
トレード結果もフィボナッチを使ってこういう風にトレードすればいいのかと勉強させてもらっています。
明日の今週の詳細な為替予想とかは書かないのですか?
すごい参考になるともおいます。
是非書いて欲しいと思います。 -
2. メイ
>ゆずさん
コメントありがとうございます!
基本的に相場予想はあまり書かないですね!詳細を立てても「無意味」になってしまうからです。
この記事程度の大まかな流れを知っておくことは重要ですが、為替相場が予想通りに動くことなんてまずありません。
もちろん局所的に狙うことは可能ですが、全て読み切れるならもうなんだってできちゃいますよね(´×ω×`)
なので明日の詳細などは特に出すつもりはありません。すいません。