2019年11月4日週のFX収支は「+286,000円」ドル円相場は高値を更新してトレードチャンス!
最終更新日: 2019-11-10
ドル円相場は米中合意期待で109円台半ばまで円安
今週11月7日(木)には、8月1日以来3ヶ月ぶりに高値を更新しましたね!
トランプ大統領が中国との月内の「第1段階」の貿易合意に楽観的な見方を示すと、ドル円相場は109円台半ばまで円安に動きました。
「この3ヶ月。すごい長く感じた」というのが正直な印象です。あなたはどうですか?
3ヶ月の中でも米中関係は上げ下げがあり、さらに米中首脳会談の延期もありましたら「高値を待ち焦がれていた」という人もいるはずです。
さらに米9月貿易収支・米10月ISM非製造業景況指数とドル買いを後押しする材料も出てきました。
今年もあと2か月をきったところで、米中関係も改善に向かっている兆しが出てきていますね。
そこで今回は2019年の相場を長く見ながら、残りのドル円相場について考えてみましょう!
2019年の相場を長い目で見てみる
まずは2019年初めからのドル円相場を日足で見てみましょう!
年始のフラッシュクラッシュが最安値、4月の112.30円あたりが最高値となっています。
最安値と最高値をフィボナッチ・リトレースメントで結んでみましょう。
今年のドル円相場は、本当に面白い動きをしていますよね。
最安値から高値までは4か月余りで更新。そこから下がって、8月に安値を更新しそうになって、ギリギリ耐えています。
再度50%のラインを破って、現在ちょうど38.2%のラインまでやってきました。
これが上に抜ければ5月の高値を目指すことになり、110円台も見えてきます。
ファンダメンタルズ的には円安の兆しが強い
米中関係の改善から年末は、円安ドル高が期待されることが強いです。
IMF報道官が「米中が部分合意に至れば、世界経済成長予測が改善される可能性」発表したこともあって、米中関係の改善がより一層の円安後押しになることは間違いないです。
米中問題は二転三転と繰り替えしてきたので、安易に「年末は円安ドル高だ!」と決めつけるのは危険ですが、今年の夏場の冷え込みに比べると楽観視できると思います。
年間値幅は最低を更新する見込み
ただこのまま円安・円高のどちらに動いたとしても今年もあと2か月弱しか残っていません。
米中関係に大どんでん返しがあり最悪な関係になるか、トランプ大統領の弾劾が現実的なものになるか、はたまた9.11のような大規模テロが起きない限りは最安値・最高値の更新はないと考えられます。
2018年のドル円値幅は、104.56円~114.55円の9.99円と過去最低でした。
それ以上に2019年は、104.40円~112.40円あたりと約8.00円ほどとなり2年連続で最低値幅を更新することになります。
円とドルの需給バランスが絶妙
1つだけ勘違いしてほしくないのは、値幅が少ないことは悪いことではないです。
特に今年のチャートを見ればわかりますが、値幅の中でかなり上下しているのでトレードにも支障は出づらいですね。(長期トレードの方が影響ありそう)
これだけ値幅が狭いということは、円とドルの需給バランスがかなり均衡していることを示しています。
特に今年は、FRB(連邦準備制度理事会)が利下げを行ってきましたね。
日本はずっとマイナス金利政策を行っている間、アメリカは2015年から利上げ→2018年末から半年ほどブランクが開き、2019年から利下げ政策が始まっています。
半年ほどのブランクがあったこと、FRBの先行き不透明で方向性が生まれなかったことも値幅の縮小に一役買っています。
その間に株価や長期金利の変動もあり、かなり絶妙なバランスで円とドルの力関係が保たれていますね。
2016年以前の平均値幅を見ると約17円動いていることから「値動きが小さい」「稼ぎづらい?」と考えてしまいがちですが、今がそういう局面であるというだけですね。
来年は大統領選も控えていることもあって、2019年よりは大きい値幅になるはずです。
来週は反落に警戒しながらも上抜け狙い
8月の高値を抜けたことから、テクニカル的に見ても上抜けする期待が膨らみます。ただ前述したように反発にも警戒は必要ですね。
ここまでくると5月の高値である110円台が視野に入ってきます。
ただ来週急伸したとしても5月ぶりの110円台への戻りになるので、1度の高値アタックでは抜けきれない可能性が高いですね。強い材料があれば別ですが、ストップも多く入ってそうですね。
来週の米経済指標
- 13日(水):米10月消費者物価指数
- 14日(木):米10月生産者物価指数、FRBパウエル議長の議会証言
- 15日(金):米10月小売売上高
このあたりの数値にも注意しながら、米中のやり取りを警戒する形になりそうです。
パウエル議長の議会証言は、先月のFOMCでの声明を繰り返す形になりそうです。すでに市場も「1回の利下げ見送りがあること」は織り込み済みなので、影響は限定的かもしれませんね。
上抜けに期待したいけど、ファンダメンタルズでどこか足を引っ張りそうな予感がします。
大きな流れを理解しながらトレード毎の小さい流れも確認して、細かくストップを入れていきましょう!
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今週は「3勝1敗」109円を軸としたトレードとなった
10月後半はトレードチャンスに恵まれない展開が多かったので、今週は積極的にトレードしました。
109円という意識される値段を越えたこともあり、4回中2回が109円を軸としたトレードとなりました。
フィボナッチ・リトレースメントでは、「8月安値と10月高値」・「10月安値と10月高値」の2つを重ねてみていました。
先週108円で耐えて、雇用統計結果などからプラスに動いていきたところでエントリーです。
あらゆる角度で見ていましたが、フィボナッチでも開いている値だったのでそこまで根拠は強くなかったです。ただ株高の影響やプラス材料が重なってくれましたね。
決定打がなかったので、108.50円にタッチしたところで早めの手じまいです。
6日は一度109円台へ突入した後、再度109円を割る局面でした。
二度目の山を取りに行きたかったのですが、思いのほか109円によりついてしまったので損切りです。
10pipsほどまで耐えようと思っていましたが、ある程度の時間を見ても108.90~109.10円をいったりきたりしていたので手動で損切りしました。
7日は急伸から109円に戻ってきそうな所ですね。動き的に「これは突破しそう」と期待できる展開ながらもちろん反発の怖さもありました。なので、損切りは早めに108.80円より少し上で入れましたね。
109円を突破したのはよかったのですが、大きなヒゲを付けて反落…「まだ突破する時ではなかった」と諦めて早めに手じまいをしましたが、その夜中に高値を更新しました(´×ω×`)
タイミングさえ合えばもっととれた局面だっただけに少し悔しい結果ですね。
8日のトレードが一番納得しています。二度目の山を取りにいくトレードです。
109.25円あたりの前回高値を越えてきてくれたので、また高値を狙いにいけました。
さらに上まで目指せましたが、金曜ということと109.50円を手前にもたついたので利確です。
今週は、高値更新で結構エントリーポイントが豊富でした!積極的にポジションがとれたので、かなり好感触でしたね(๑´ω`๑)♡
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コメント (2)
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1. 匿名
メイさん、アドバイスお願いします。
チャートについてですが初心者が FXを始める際に使う業者はMT4が使える FXTFかメイさんがおすすめしているDMMFXだったらどちらがいいと思いますか?
専業トレーダーの方はMT4を使っている方が多いそうなので両方使ってみる予定でいますが FXを始める場合どちらを先に使ったらいいかアドバイスお願いします。
ちなみにメイさんはMT4使ったことありますか? -
2. メイ
コメントありがとうございます!
ありますよ!ただ私はもともとパソコンも得意でなく、「いろいろと使いきれない」と判断して諦めちゃいました(´×ω×`)
それでも使っているプロの人も多いので、興味があればMT4に挑戦してみるのもいいかもですね。
アドバイスとしては、初めてならDMMFXの方が断然わかりやすいです。ただどちらも使うという選択肢もあるので、実際に自分で触ってみて「良い方を残す」のはどうでしょうか?
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