【週間FX収支】11月11日週のFX収支は「+47,500円」連敗・負け越しで収支もあまり伸びず…
最終更新日: 2019-11-17
ドル円は109円台から若干悲観的な円高へ
今週のドル円相場は、前半109円台に寄り付く形となり14日深夜に控えていたFRB(連邦準備制度理事会)パウエル議長の議会証言を前に様子見相場となりましたね。
米10月雇用統計の結果や米中関係の改善から上値を更新していた先週と変わって、悲観的な下がり方が気になります。
今月7日の安値である108.6円を割り込んだこともあって、一時的に108円台前半まで円高が進みましたね。
ではFRBパウエル議長の議会証言のおさらいも含めながら今週のドル円相場を振り返り、来週以降の相場も考えてみましょう!
利下げ据え置きと米中問題の行方
先に13日(水)・14日(木)で行われたFRBパウエル議長の議会証言についてです。要点をまとめてみます。
- 利下げ停止を示唆(織り込み済み)
- 「トランプ大統領が求めるマイナス金利は適切でない」
- 「米経済はここ最近、スターエコノミーだ」
- 「リセッション(景気後退)の可能性はない」
パウエル議長らしからぬ、かなり強気な発言が多かったようにも感じます。
利下げの一時的停止は、すでに前回FOMC時にも声明で発表していたので、すでに織り込み済みですね。
おそらく12月のFOMCでは、政策金利が据え置かれることが濃厚となっています。今回の議会証言は、為替への影響も一時的でしたね。
米中通商協議の雲行きが怪しくなってきた
米中問題は、一時の最悪な状況から首脳会談へ向けて好転しているように見えました。
しかし12日(火)にトランプ大統領は、「アメリカに有利な条件でなければ合意しない」として、関税の引き上げがあることを示唆しました。
「またか」と思った方も多いかもしれませんが、これぞトランプ大統領という感じですよね(´×ω×`)
さらには13日(水)にウォール・ストリート・ジャーナルが「米中関係は農産物の購入を巡って暗礁に乗り上げた」という報道をし、14日(木)にも英紙が「農産物などの関税交渉に苦戦している」と報道したことによって、マイナス要因が膨れ上がりました。
12月15日には第4弾の対中関税が…
幾度となくこういったやり取りを繰り返している米中問題ですが、この先12月15日にはアメリカ側の第4弾対中関税の期限が迫っています。
米中貿易協議「第1段階」の合意がそれまでに行われなければ、また関税発動→リスクオフとなります。
最悪でも今月末くらいまでに好転的な方向へ行っていないと署名は難しいですね。こういった背景は、来週のドル円にも重くのしかかってきます。
ファンダメンタルズは悲観的、テクニカルは楽観的?
前述した通り米中問題を含むファンダメンタルズ分析は、悲観的なリスクオフ要因が多いです。
その他にもトランプ大統領の弾劾リスクや香港情勢の悪化なども入ってきます。世界的に見てもプラス材料を探す方が困難ですね。
しかしテクニカル的に見れば一度7日の安値を割ったとは言え、108円台後半まで戻って週末に突入しています。
14日の下落をダマシとみるかどうか?によって見方が変わりますが、再度109円に寄り付く形も否めません。
月末にかけた米中問題の進捗次第
そこで2つのシナリオパターンです。
- 第1段階の合意へ進展:底値固く109円を目指す状況に円安ドル高
- 第1段階の合意の後退:上値重く108円を目指す状況に円高ドル安
来週もトランプ大統領や米中双方の発言・ニュースに神経質になる週となりそうです。
先週末にクドロー米国家経済会議委員長が「米中合意は近い」と発言したことなど、要人発言がいきなり飛び出す可能性もあるので、注意は必要ですね!
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1勝2敗の苦勝。裏目に出たトレード
今週も意識される値、特に109円を基軸とした順張りトレードを3回しています。
いつもの通りのトレードルールに乗っ取って取引しましたが、結果は1勝2敗。
週前半で連敗すると焦りますね。何とかプラスになりましたが、裏目に出たトレードで辛かったです。
フィボナッチ・リトレースメントでは11月安値・高値を短いラインとして、8月安値11月高値を長いラインとしてみています。
2つのラインはだいたい重なる部分もありながら、結構ズレているところもあります。そことキリのよい数字をちょうど見ながらエントリーポイントを探しています。
11日(月)は、先週の高値から始めて109円を割るタイミングでエントリーしました。
108.60円の前回底値まではいかなくても「20pipsほど取れればOK」という狙いですね。
一度108.90円ほどまでは下がったのですが、踏ん張って戻ってきてしまいましたね。結構長い時間耐えていたのですが、再度円安の動きが見えたので手動で損切りしました。
12日(火)は、逆に前日の流れから上値を目指して買いエントリーです。
高値は更新しなくても「20pipsは欲しい」というトレードでしたが、こちらもエントリー後に反転…。
こちらも夜まで様子を見たのですが、109円を割り込むことが考えられたので損切りです。当初は損切りを109.10円あたりに入れていましたが、まだ24時前だったこともあり少し損切りを遅らせました。
しかし結果的にはダメな判断でしたね。2連敗の精神的なダメージもありながら、基本的に損切りをズラすとズルズルいくので反面教師です。
ダメな時はスパっと諦めて、次に繋げることの方が重要ですね!
上記2連敗がありながら13日(水)は、様子を見ていました。しかし18時くらいに米中問題の後退などから一気に下落する場面がありましたね。
109円を割るところまで勢いあったので、売りで入りました。「108.60円の底値はいかないだろう」と思っていたので、今週のプラスが確保できるところまで待ってしっかり利確です。
質問箱にもありましたが、「頭と尻尾はくれてやる」と思っていつもトレードしています。
逆に最後まで追って、しっぺ返しを食らう方が精神的にも来ますからね。利確ポイントで悩む方は、前回高値・安値の「少し手前」を心掛けてみてください!
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コメント (2)
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1. wow wow
こんにちは。楽しく拝見させてもらってます。アメリカ一択の世界情勢はその通りですね。ポジション調整して来るべき下げに備える今日この頃です
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2. メイ
>wow wowさん
こんにちわ!今週のドル円は何とも言えない展開でしたね…。
私はちょうど旅行に出ていたので動きが少なくてよかったですが、年末に向けてどう動くのか気になるところ。