トランプ大統領が頻繁にツイートしてる「OBAMAGATE(オバマゲート)」って何?
最終更新日: 2020-5-20
日本では報道されない「OBAMAGATE(オバマゲート)」とは?
トランプ大統領のツイッターをフォローしている方は、最近頻繁に出てくる単語が気になっているかもしれませんね。
OBAMAGATE!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) May 14, 2020
Consistently great reporting by Elizabeth MacDonald of @FoxBusiness. She really understands OBAMAGATE!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) May 20, 2020
ロシアゲートやウォーターゲートは聞いたことがありますが、「オバマゲート?」と不思議に感じた人もいるかもしれません。
なぜなら日本では一部のネット記事で報道されるだけで、ほぼオバマゲートに関しては触れられていないからです。
そして「オバマ」と聞けば、前アメリカ大統領バラク・オバマ氏のことが思い浮かびます。
メディアに出て批判した本当の理由は…
オバマ氏の政権批判にトランプ氏「オバマは無能」|テレ朝news
そして、ここ数日でトランプ大統領とオバマ氏は批判の応酬をしています。実はその背景に、「OBAMAGATE(オバマゲート)」が関係しているのです。
今アメリカでは、今年の11月に控える次期大統領選の結果に影響しかねない大きな問題である「OBAMAGATE(オバマゲート)」が注目を集めています。
大統領選の結果どころか、これが真実であれば全米がひっくり返る大事件の可能性もあります。
今回は「OBAMAGATE(オバマゲート)」とは何なのか?次期大統領選との関係にも触れながら解説します!
前オバマ大統領とFBIのでっち上げだった可能性が…
トランプ大統領が就任した2017年に、多くの人が「ロシアゲート」という言葉を耳にしたと思います。
簡単に説明すると「2016年の米大統領選挙時にトランプ政権の大統領補佐官だったマイケル・フリン氏がロシアに情報を漏洩して、選挙に関与させたのではないか?」という疑惑です。
2017年にロシアゲートについて解説した記事↓
1972年のニクソン元大統領時に起きたウォーターゲート事件(ウォーターゲートはビルの名前)から、「〇〇ゲート」とは政治的事件などにつけられる言葉です。
ロシアゲートに関しては米司法省が今年の5月7日にフリン氏の起訴を取り下げ、事実上の無罪放免となりました。米司法省は2年以上に渡り有罪を訴えてきた訳ですが、ここにきて大きく方針を変えたのです。
なぜ起訴を取り下げたのか?新たな証拠が出たから?
実はロシアゲート疑惑自体が、「前オバマ大統領とFBIがでっち上げたものだった」という疑惑が浮上してきたのです。これが今回話題になっている「OBAMAGATE(オバマゲート)」です。
「でっち上げだったとしても無罪になったから良いのでは?」と思うかもしれませんね。しかし「前大統領とFBIが証拠をでっち上げた」という大スキャンダルと、それに関与している「ある人物」により、このままでは終わらなそうです。
盗聴承認の中にジョー・バイデン氏の名前があった
そもそもなぜ元オバマ大統領は、そんなでっち上げが必要だったのでしょうか?箇条書きで簡略化して解説します。
- 2016年当時、オバマ氏は同民主党ヒラリー側であった
- オバマ氏はトランプ陣営を選挙前から盗聴していた
- 盗聴を正当化するためにでっち上げた証拠が必要だった
- 合法的な盗聴のためにはFBI長官などの承認が必要
- FBIはホワイトハウスの手続きを無視してフリン氏を違法捜査した
「OBAMAGATE(オバマゲート)」の全容をまとめるとこうなります。
そしてアメリカでは盗聴に関して近年罰則が強化され、世間的にも厳しい目で見られています。合法的な盗聴であっても、名だたる要人の承認が必要なのです。
この時に承認した人のリストの中には
- ジョー・バイデン副大統領(当時)
- ジェームズ・コーミーFBI長官(当時)
- ジョン・ブレナンCIA長官(当時)
FBI・CIA長官の名前があります。そしてジョー・バイデン氏と言えば、次期大統領選をトランプ氏と競っているあのバイデン氏です。
現在はバイデン氏優勢と見られているが…
CNN.co.jp : バイデン氏の優位歴然、州レベルの世論調査を分析 米大統領選
この「OBAMAGATE(オバマゲート)」が真実で、バイデン氏も関与していたとなれば、現在バイデン氏優勢と言われている次期大統領選にも影響します。
何より「FBI・CIAが関与してでっち上げた」となれば、アメリカの政治がひっくり返るほどの大スキャンダルなのです。
トランプ節なのか?真実なのか?
これが真実であれば、アメリカ中がパニックになります。日本で例えるなら、警視庁が証拠を捏造して安倍首相の冤罪を作ったということですからね。
米司法省も簡単に踏み込める問題ではないので、現時点では刑事捜査を見込んでいないようです。
米司法長官、オバマ氏やバイデン氏の刑事捜査見込まず-大統領は要請 - Bloomberg
しかしながら、日本でも世論が法案成立を先延ばしにした事例がつい最近ありましたよね。
アメリカはスパイや盗聴といった事件に敏感であり、コロナ禍という閉塞感が世論を動かしやすくしている側面もあります。
2016年の大統領選挙時も「ヒラリー優先」と言われる中で、現トランプ大統領が誕生しました。
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コメント (5)
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1. AWFXclubリーダー#おじさん
オバマゲートの解説ありがとうございます。真実は我々が知ることはないのでしょうが、個人的には今の世界情勢的に自分の国を何よりも優先する考え方が強い傾向と感じます。保護主義と言うのでしょうか?ドル円でFXをやっている以上関心を持って大統領選挙を見守りたいと思います。
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2. 匿名
楽しく読ませてもらいました!
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3. メイ
>AWFXclubリーダー#おじさん
そうですね!ドル円でトレードしている以上、大統領選は外せないイベントなので今年はじっくりと経過を見ていきたいと思います(✻´ν`✻)
>匿名さん
こういうネタ自分も好きなので、これから選挙の記事増えると思いますから増やしていきます! -
4. まどまど
オバマゲート興味深い内容ですね。
最近は現仕事が忙しいので、トレードは自動売買ですが、最低限の情報は見ている感じです。 -
5. メイ
>まどまどさん
私もこういうネタ好きなので、また進展があったらとりあげていきますね!