2020年6月22日週の週間FX収支は「-154,500円」連敗で月間マイナス収支に…
最終更新日: 2020-6-28
ドル円相場は急落からの行って来いで107円台へ復帰
今週のドル円相場は、先週までと変わって急変もあり大きな動きがありましたね。
ナバロ米大統領補佐官による「中国との通商協議は終わった」との発言により、米中関係に再度緊張が走りました。
ナバロ米大統領補佐官の発言で相場は不安定に
しかしその夜には、トランプ大統領やナバロ補佐官本人が「中国との貿易協議は全く損なわれていない」「冗談だった」と火消しをしましたね。緊張は解かれたように感じましたが、米経済指標もさえない結果となり、リスクだけが残った相場となりました。
久しぶりのドル円相場の急落で「トレードしづらかった」という人も多いはずです。そういう私も今週は2敗となり、6月はあと2日残しながらも月間収支はマイナスになりました。
少しトレードしづらい状況ではありますが、その分チャンスも同等に存在します。では、今週のドル円相場の復習と来週以降の相場についてシナリオを考えてみましょう!
米中一連の騒動で5月の安値まで円高に
これまで米中第1段階合意は、コロナ禍の前で一段落していると考えられていました。
しかし一時的とはいえ、今回のナバロ米大統領補佐官の発言や一連の騒動で「コロナ禍以降での合意達成は困難」との見方が強まりましたね。
市場に悪影響しか与えなかった
トランプ陣営は中国との駆け引きのために発言したと考えられますが、結果的に今回の騒動は市場・消費者に悪影響しか起こしませんでした。
もちろんアメリカ側は、現段階で第1段階合意の破棄を一方的にはできません。コロナ禍での景気回復もまだのため、自発的に破棄の方向性は作りにくい状況です。
しかしながらトランプ陣営のことですから、何かしらに理由をつけて最終的にはアメリカに都合の良いように交渉をするはずです。
米大統領選挙もあと4ヶ月に迫っていることから考えてもあまり悠長に構えている時間はないですね。タイムオーバーになるのか?その前に再度中国を揺さぶる交渉に出るのか?時間が経つほど、トランプ大統領にとっては不利な状況に追い込まれます。
米大統領選挙が迫る中でコロナ第2波が…
日本でも新規感染者数が増えてきていますが、アメリカでもコロナ第2波の影響が出始めています。
日本では非常事態宣言も解除され第1波が収まった形ですが、アメリカはむしろ第1波も抑えきれていない状況です。
1日あたりの新規感染者数は45,000人を超え、過去最多を記録しています。日本のそれとは、もう別次元の脅威ですよね。
また感染が拡大しているフロリダ州などは、トランプ大統領が選挙で重要視している激戦州にあたります。
2020年米大統領選挙の注目の州はこちら↓
コロナ第2波が抑え込めるかどうかもトランプ大統領の支持率に影響します。もうすでに後手後手に回っているからこそ、対中などの奇策に走っている感が否めません。
残り4ヶ月の間に今週のような突発的な発言は、複数回繰り替えされると考えられますね。
リスクアセット売りのドル需要がどれくらいあるか?
今週は上記懸念材料を発端として、5月の安値である106.07円まで円高ドル安が進みました。
リスクオフで円が買われる中で、ドル需要も高まっています。それがリスクアセット売りのドル買いです。
- リスクアセットとは?:収益に不確実性を伴う有価証券や外国為替・資産のこと
コロナ禍初期にも見られた動きですが、世界経済やアメリカ経済が混乱すると「この先もっとリスクが高まるかも?」と懸念が広がります。
その時もしあなたが「リスクの高い金融商品」=FXで言えばマイナー通貨などをポジションしていたらどうでしょうか?
「リスクの高いものは手放して、少しでも手堅いものを…」と考えるはずですね。この考えは世界の投資家に共通して存在します。
原油生産企業が含まれる米・ハイイールド債などで見られる動きですが、米株の動きでも同じことが言えます。
「今後下がりそうなリスクの高いものは手放して、少しでも堅いドルを買おう」という動きがみられます。それがリスクアセット売りのドル需要です。
この動きから一度急変で円高に動いたドル円相場は、ドルが買い支えられて107円台で週末を迎えています。
来週以降もリスクオフの円買いとリスクアセット売りからのドル買いの両方が存在する状況です。株価の動きにもよりますが、どれくらいドル需要があるかで107円台の上下は変わりますね。
来週7月2日(木)にはもう雇用統計の発表が!
早いもので来週には、もう米6月雇用統計が発表されます。
「あれ?木曜日なの?」と思う方もいるかもしれませんが、7月4日(土)がアメリカの独立記念日であり、祝日が3日(金)に振り替えらます。そのため雇用統計は、前倒しになって7月2日(木)の日本時間21時30分に発表されます。
米国市場は金曜日が休場なので、来週のチャンスは4日と短くなりますね。そう考えると発表前の動きは限定的かもしれません。
前回の米5月雇用統計は、思いのほか良い結果だったのでプラス材料となりました。
今回の市場予想は+300万人と前回結果よりも上に予想が出ていますが、過度に期待することなく冷静に結果を待ちましょう!
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裏目裏目で連敗トレード「先週から4連敗中」
今週は2戦2敗のトレードです。6月で2020年の上半期が終わりますが、6月は月間でもマイナス収支に突入し、一番悪いですね。
24日のトレードは少し逆張りになりましたが、どちらもエントリー自体はそこまで間違ってはいなかったと思います。
そう判断する基準は、利確ポイントを明確にしていたことと。突発的な要因の影響です。
23日は一連の米中騒動がなければ、円安に動いていてもおかしくなかったですね。その証拠に週の後半では狙っていた高値まで届いています。
24日は逆張りにとれるので反省の余地がありますが、安値を更新したあとだったので2つ目の谷を狙うこともできました。
どちらもマイナスにはなっていますが、無謀な負けではなかったと思います。
言い訳にも聞こえる自己完結は必要
私は「勝った=正しいトレード」「負けた=間違ったトレード」ではないと考えています。
負けたトレードにとやかくいうのは言い訳に聞こえて恥さらしのようにも感じますが、負けを納得するために重要なことです。
特にあなたも自分の負けトレードは見たくないですよね?でも次に同じ失敗をしないためにも、負けトレードこそ「狙いを再度明確にして自己完結させる」ことが重要です。
先週から引き続いて4連敗中の私ですが、専業トレーダーでも負ける時は負けます。大事なのは、そのあとどうするか?です。
今月あと2日ありますが、無理にトレードして負けをマイナスを広げないように注意しながらも、チャンスがあれば積極的にトレードしていきます!
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コメント (2)
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1. AWFXclubリーダー#おじさん
今週もお疲れ様でした。エントリーや利確、損切りの位置がすぐ分かるようにして頂いてありがたいです。あの急な下げはないですよね?何が起こった?と自分も思いました。狙った位置まで戻ってるんですからね。でも本当、メイさんの収支はリアルで一緒にトレードしてる感じか好きです。
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2. メイ
>AWFXclubリーダー#おじさん
ありがとうございます!
やっぱり為替は同じ相場でトレードしているので、こうやってマイナスでも収支を出すことに意味があると思っています。
もちろん初心者さんには夢をもってもらいたいですが、FXのダメなところ(損失)も含めてリアルを知ってもらいたいなと思いますね(✻´ν`✻)