2020年6月の月間FX収支 -45,000円
最終更新日: 2020-7-1
2020年6月のドル円相場はコロナ自粛明けとは裏腹に…
2020年6月は、終わってみれば何とも掴みどころがない難しい相場でした。決して自分がマイナスだったから言っている訳ではないですよ。
日本も6月頭に緊急事態宣言が解除され、世界的にも「コロナ制限・自粛明けでリスクオンに!」という円安ドル高への期待が高まっていましたね。
しかし始値・終値を見ても若干の円安に動いただけで、月中の動きも上値の重さが響いた相場となりました。
2020年6月のドル円相場 | |||
---|---|---|---|
始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
107.713円 | 109.849円 | 106.072円 | 107.920円 |
ボラティリティ(値幅)は月間3.80円ほどあったので、かなり動いた月です。この辺りも「コロナ自粛が明けて落ち着くかな?」という予測から少しズレましたね。
では2020年6月のドル円相場を振り返りながら、2020年下半期の相場を考えてみましょう!
円安期待があった中、二度の急落が目立った
月初は冒頭にも書いたコロナ自粛・制限明けの期待から株価も高騰し、円安ドル高に動いていました。
しかし6月の相場は2つの要因によって、上値を抑えられました。
まず1つ目は、アメリカで今も続いている反人種差別デモです。
日本に住んでいると私も含めてピンとこない人も多いと思いますが、過去50年間で類を見ない規模のデモに発展しています。
現在では暴動は静まり平和的なデモが増えていますが、著名人なども参加し、若い白人を中心にデモが広まっているようです。
若い白人たちの意識が変わった
「黒人が主体じゃないの?」と思った方もいると思いますが、大々的なデモになったことにより「若い白人たちが生まれもった特権をようやく自覚し始めた」ことが大きいです。
トランプ大統領もデモ自体に言及することを避けている印象でしたが、7月移行はそこまで為替への影響を気にする必要はないですね。
大統領選を見据えた米中の不穏な動き
2つ目がナバロ米大統領補佐官による「中国との通商協議は終わった」との発言です。
その後すぐ本人とトランプ大統領によって火消しがされましたが、今後の米中関係の改善はかなり絶望的だと考えられます。
またトランプ大統領は、以前から自分の次期選挙に「有利になれば何でも使う」スタイルです。6月23日の一連の騒動で再度浮き彫りとなり、無駄に市場を混乱させただけでしたね。
どちらも原因はトランプ大統領か?
どちらもアメリカ絡みのマイナス要因が足を引っ張りました。
デモは関係ないようにも捉えられますが、デモ当初に軍を投入しようとしたことが反感を買っています。経済指標の結果は良くなってきてはいるものの、肝心のトランプ大統領が逆方向に舵を切りたがるので難しい相場となったのですね。
世界経済の回復は想ったよりも早い?
6月30日(火)にFRB(米連邦準備制度理事会)パウエル議長は、「米経済の再開とこれに伴う支出や雇用の回復はFRBが当初想定していたより早く実現している」と述べました。
先月発表された米5月雇用統計も市場予億より良く、確かにアメリカ経済の回復は早いように感じます。
米5月雇用統計結果まとめ
予想 | 結果 | |
---|---|---|
非農業部門 雇用者数変化 |
-800万人 | +250万人 |
失業率 | 19.8% | 13.3% |
平均時給 前月比 | 1.0% | -1.0% |
雇用統計の他、米5月住宅販売保留指数も過去最大の伸び率を記録するなど、私たちが思っていたよりもかなり早いペースです。
米6月雇用統計は7月2日(木)
米6月雇用統計は、独立記念日の関係で発表が木曜日になります。時間は変わらず、日本時間の21時半です。
非農業部門雇用者数変化の市場予想は、+300万人と前回結果を上回っています。それほどアメリカの回復に期待が高まっている訳です。
しかし忘れてはいけないのが、アメリカのコロナ状況です。
フロリダやテキサスでは再度経済ストップ
フロリダ州・テキサス州では再度コロナの被害が拡大し、回復しかけた経済に陰りが見えてきました。
米ディズニー再開延期の署名が集まっている
特にフロリダは6月の早い段階から再拡大が懸念されていたので、今回の結果に影響が出るか注目です。
市場予想を超えたからといって…
また失業率の予想も12.5%となっており、前回13.3%よりも改善された数値が予想されています。
それでも12%ですよ?1年前の失業率は、たったの3.7%でした。12.0%でも市場予想よりも結果がよければ、ドルは買われる傾向になると思います。
しかし本当の意味でのアメリカ経済回復までは、まだまだ道は険しいです。
もちろんFRBパウエル議長は、それを理解した上で悲観的にならないような見通しの話をしたと考えられます。日本でも日銀短観が過去2番目の悪化だったように、そう簡単には経済回復できないのです。
2020年下半期は長期で円安、短期ではまだ円高もある
次期米大統領選もあと4ヶ月後に控えていることから長期では、概ね円安ドル高に動く可能性が高いです。
過去3回の大統領選を見てもドルが買われる傾向が強い↓
新しい大統領候補がかかげるマニフェストに期待するからですね。
しかし短期的には、米6月雇用統計の結果が良かったとしてもまだまだ楽観視できません。6月のように要所での急落やコロナ第2波によるリスクオフは7月もありそうですね。
まずは、2日(木)に発表される米6月雇用統計の結果に注目しましょう!
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久しぶりの月間マイナス収支
結論から言えば、負けた一番の要因はトレード回数の少なさだと思います。
ただ3円以上のボラがあった月間でしたが、月中にはレンジもありポイントを逃すとまたエントリーしづらいような展開が続きました。要するに「チャンスはあったのに逃してしまった」のが、6月の一番の反省点です。
月前半の調子はそこまで悪くなかったですが、後半の連敗で持ちこたえられませんでしたね。6月29日・30日もノーポジで終了しました。
専業トレーダーでも負ける時は負ける
FXには100%はありませんから専業トレーダーだからと言って、毎週勝てる訳ではありません。
しかしエントリーの見逃しは数回あったものの7月も大きくポイントは変えずにトレードしていくつもりです。
正直7回程度だとトレードの試行回数が少ないので、データとしては不十分です。
同じトレード方法でもその時の相場によって損益は変わります。またどんなトレーダーにもスランプや調子の悪い時はきます。
負けは負けですが、そこまで深刻にならずに7月は積極的にトレードしていきますよ(๑´ω`๑)♡p>
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コメント (4)
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1. 匿名
いつもブログ・ツイッターでの情報発信ありがとうございます。2020/07/01の雇用統計の時間ですが
記事では9時半となっていますが、9時15分ではないかと思いコメントしました。 -
2. AWFXclubリーダー#おじさん
いいですね。メイさん気持ちが前向きです。まぁこれまでの苦労を考えればそうなんだと思います。そういう強さなんでしょうね。俺はいいのか、悪いのかこれまでロスカットされたことありません。そういうことにならないように教えてもらってるからだと思っています。でもこの先もこんなんでいいのかな?
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3. 匿名
6月の負け、残念ですね。
7月は取り返すためにハイレバ勝負ですか? -
4. 匿名
>匿名さん
ツイッターの方で問題解決しましたが、ADP雇用統計は1日の21:15でしたね。
>AWFXclubリーダー#おじさん
>いいのか、悪いのか
良し悪しの判断は別として、それも1つの性格というか特徴だと思います!むしろ自慢していいくらいですよ!
ロスカット=マイナスは確定する訳で、その前に自分で判断できていらっしゃるということが大事だと思います。
>匿名さん
記事にも書いてある通り何も変えずですね(✻´ν`✻)