2020年上半期の為替相場を振り返って「コロナ・オリンピック・米大統領選挙」
最終更新日: 2020-7-4
2020年始に誰もこんな為替相場を予想できなかった
2020年上半期の為替相場がこんなにも乱高下し、ボラティリティ(値幅)がある相場だと誰が予想できたでしょうか?
世界中のトレーダーの誰1人として予想できていません。だからこそ新型コロナウイルスはネガティブサプライズとなり、今なお猛威を振るっています。
予想はできなかったが利益は出せた
後で詳しく書きますが、私の2020年上半期のFX収支は+4,242,000円です。
1ヶ月の平均で70万円以上勝てたことになります。2019年の月間平均と比べてもかなり良いペースです。
「FXは予想ができないと負けるの?」と思う人もいるかもしれませんが、為替予想などできなくても利益を出すことができるのです。
ではドル円相場をメインに2020年上半期の相場を振り返りながら、私のFX収支などについても書きます!
主軸はコロナだが、それを取り巻く変化に注意
2020年は「新型コロナウイルスの年」と言っても過言ではありません。下半期でもまだ私たちの生活に影響が出るはずです。
為替相場を見ると2月の後半から大きく為替へ影響し始めました。ただ「2020年はコロナすごかったよね?」で終わらせてはいけません。
リーマン・ショック以上と言われる経済ダメージの真っただ中に私たちはいます。これから給料や職に影響が出る方だっていますよね。
コロナで変化したもの。変化せざるを得なかったものが、世界中に数多く存在します。
コロナ禍で変化したもの
- 私たちの生活
- 消費者心理
- オンライン需要
- オリンピックや海外旅行
- 米中関係
- トランプ大統領の立場
- 国への信頼
あげればキリがないですが、実際にあなたの中でも変わっている身近なものから考えてみます。
安全・安心を求め節約志向になったはず
これだけ被害が広まると人間は自ずと安心・安全を求めます。過去、私のブログでもマズローの欲求5段階説について触れました。
安全欲求まで私達の欲は下がった↓
安全かつ便利であるオンラインの需要が高まりましたね。東京や首都圏では再度感染者数が増えているので、在宅・テレワークを継続したい人が多いはずです。
また私たちの生活が変わったことで、お金に対する考え方も変わりました。
新型コロナウイルスの影響と出費を抑える工夫を1,147人に大調査!
ポイ活やキャッシュレス決済をする人が増えています。「この先の収入が不安だから節約してる」という人も多いはずですね。
でも中途半端にポイ活をしても「作業や手間だけが増えて全然たまらない」と言った悪循環になるのでオススメできません。
世界に目を向ければもっと大きな変化があった
東京オリンピックの中止or延期も日本経済にとっては、大きな出来事です。現在もまだ延期か中止か決まっていませんね。
日本は世界の中でもコロナ感染者数が少ない国ですが、コロナ禍によってアメリカは大きな変化を強いられています。
あれだけ強気でパワーゲームに持ち込んでいたトランプ大統領の立場は、この数か月で大きく変化しました。米経済も回復に向かってはいますが、元通りになるのはまだ多くの時間と対応が必要です。
そしてコロナがウイルス性ということもあり、国際関係に大きな歪みが生まれましたね。
私自身も国内への流入はあまりよく思っていない
今「外国人が大量に日本に来たら…」あなたはどう思いますか?
外国人を差別している訳ではないですが、日本の水際対策は信用できず、正直「入ってきてもらいたくない」と思ってしまうのが人間です。
こうした国の一連の対応にも多くの疑問が生まれました。
国や会社が信用できない
コロナがきっかけで日本の政治に不信感を持った人も多いはずです。不信感だけでなく、憤りを感じた人もいますね。
詰まるところ「国や会社は私たちを守ってはくれない」のです。要請は出すけど、十分な補償はしてくれません。コロナ禍の間も休みなく働いていた人だっているはずです。
「コロナ自粛大変だったけど、かからないで良かった~」で終わらせては勿体ない2020年上半期だったと考えます。
2020年のドル円相場はボラが大きく稼げる年
この記事の冒頭に「予想はできなかったが稼げた」と書きましたが、FXは為替予想をするゲームではありません。
私にもブログでも「単なる為替予想だけでは意味がない」と書いています。
FXトレーダーにとって為替予想が大事なのではなく「そうなった時に自分がどう対応するか?」のシナリオ想定が大切だからです。
青い棒グラフが1月~6月までの週間での収支です。赤い線グラフが累計のFX収支です。
こう見るとコロナ禍の影響が出始めた2月後半から3月半ばまでで、約2,000,000円の利益を上げていることがわかります。
これに2020年上半期のドル円相場を重ねてみます。
2020年のドル円相場は、上半期のボラティリティだけでも10円を超える値動きがありました。
「一方向に10円動いた」訳ではなく、チャートのようにコロナ禍の影響を受けて「下がって上がった」訳ですから稼ぐチャンスは2倍ありましたね。
ちなみに2019年の年間ボラティリティは、7.94円だったのですでに2020年の方が動いています。
上半期で動いた結果が下半期でも流動性を生む
「これだけ相場が動いたと言っても過去の話でしょ?」と思うかもしれませんが、これだけ短い期間で大きなボラティリティを生んだ事実は下半期の相場にも確実に影響します。
それは為替相場が絶対評価ではなく、早退評価で動いているからです。
先日発表された米雇用統計がよい例です。雇用統計は市場予想に対して、上か下かで売買に影響を与えます。
また投資家やFXトレーダーの全般は、過去の高値・安値を非常に意識しています。
「コロナの時に○円まで動いたから」コロナ禍によって高値・安値を更新した事実として残り、2020年下半期にも為替相場の流動性を生みます。
年初来高値・安値に近づくイベントが残っている
何より2020年は米大統領選挙イヤーです。11月には、世界で一番注目される大統領の選挙が控えていますね。
さらにコロナによって低迷した経済が、元通りになるにつれ為替市場も活発に動きだします。
上半期でも大きく稼げた年ですが、下半期にこそチャンスはあると私は考えています!
良い意味でコロナが考える機会を与えてくれた
2020年を語るのに、すでにコロナ抜きでは語れないレベルになっていますね。
日本でも再度緊急事態宣言が発令される可能性があり、何よりあなたにも自分の安全を優先して動いてほしいです。
一方で「経済のためにもう宣言は出せない」と言った声もあがっています。知っている方も多いと思いますが、東京都の財調基金は9割がすでに取り崩しになっています。
都知事選2020:「財布」ピンチ、やり繰りは 財調基金、9割取り崩し コロナ対策・五輪追加負担「綱渡り」 - 毎日新聞
2回目の緊急事態宣言が出ても国や自治体からの補償は、全く望めない状況です。まだ10万円の給付金すら、手元に届いていない人も多いはずです。
未来で頼れるのは自分だけ
だからこそ、今のうちに自分で自分の未来は守らなければいけません。
今回のコロナ禍で在宅・テレワークができる企業へ転職したり、家でできる副業を始めた方も多いと思います。
FXも場所と時間を選ばずにできる副業・投資です。そして、なによりも2020年下半期にもチャンスが残っています。
また外出自粛や息苦しい状態になっても、その後の生活を豊かにできるように今から準備を進めてください!
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コメント (2)
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1. AWFXclubリーダー#おじさん
2020年上半期のボラは大きなものになりましたね。ただそれを上手くプラス収支につなげていけたのか?メイさんはさすが出来ていますね。自分も上半期の経験を下半期に活かせるように、検証していきたいと思います。
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2. メイ
>AWFXclubリーダー#おじさん
やはり振り返りは重要ですよね!6月はマイナスとなりましたが、それでも2019年を超えるペースなので下半期を気を緩めず臨みたいと思います!