FXって「1日どれくらいチャートを見るの?」初心者と専業トレーダーの場合も紹介
最終更新日: 2020-7-20
- 長くチャートを見れば良いという訳ではない
- FX初心者さんは1日どれくらいチャートを見れば良いか?
- 専業FXトレーダーの1日どれくらいチャートを見てるか?
- 「時間は有限」効率良く取引する方法がFXにはある
長くチャートを見れば良いという訳ではない
結論から書きますが、FXはチャートを長く見ていれば勝てる訳ではありません。
なので「FXトレーダーは、ずっとチャートを見ている」というのは、勝手なFXのイメージが作り出した誤った認識です。
FXをこれから始める方やFX初心者さんは「トレーダーはチャートを見続けるのが仕事」と思っている方もしれませんが、全くの間違いです。
漠然なイメージでこういうトレーダーを想像しやすい↓
「チャートを見る」が仕事ではなく、「取引して利益を出す」のがFXトレーダーです。これが分かっていないとチャートの前で無駄な時間を過ごすことになるので、初心者さんでも今一度認識するようにしてください。
FX初心者は無駄にチャートを見ない方が良い
「チャート見ないとトレードできないじゃん!?」と思うかもしれませんが、FX初心者さんは無駄にチャートを見続けることをやめた方が良いです。これには理由があります。
- 相場勘で動くように見えてしまう
- トレードチャンスがあるように自己暗示してしまう
- トレードしないと勿体ないと感じる
ただボーっとチャートを見ていると、人間は不思議と「この後上がるのか?下がるのか?」勝手な予想を始めます。
でもFX初心者さんは「なぜ動いているのか?」や「テクニカル分析の使い方」の知識をまだ持っていません。よって、相場勘(動くだろうという勝手な思い込み)だけでトレードをしてしまいます。
FXの神になった(気がするだけ)
「この後下がってきそうだな」と思ったが最後、あなたの考えを正してくれるものはありません。ちょっと下がっただけで「やっぱり下がった!」→「絶対今は売りだ」とどんどん自己暗示が強くなります。
その結果、無駄なトレードを行い損失に繋がることが多いです。逆に勝ってしまった方が危ないです。次も同じように相場勘だけでトレードしてしまいます。もうその先は、火を見るより明らかですね?
誰だって初めはチャートを見続けてしまう
FX口座を開設してすぐは、好奇心からトレードしないのにずっとチャートを見続けてしまうものです。私もそうでした。
しかし負けているトレーダーさんほど、無駄にチャートの前にいる時間が長いです。
現在の私についてはこの後の節で解説しますが、初心者の頃よりも今の方がチャートの前にいる時間は短いです。
FX初心者さんは1日どれくらいチャートを見れば良いか?
すでにトレードを始めているあなたは、1日何時間チャートを見ていますか?
兼業・副業としてFXを始める人が多いと思うので、サラリーマン・OLだった場合で考えてみます。
こちらは私のOL・兼業時代のタイムスケジュールです。全く同じ方は少ないと思いますが、勤めている方であれば似ている形になるはずです。
今はスマホでトレードできるので、このタイムスケジュール内でチャートが見れる時間を考えてみます。
- 行き帰りの通勤時間で各1時間
- お昼休みや休憩中に1時間
- 家から帰ってきて2時間
外回りの仕事だったらもう少し仕事中も余裕があるかもしれません。職種や環境で差はあれど、だいたい4~6時間ほどチャートを見る時間があります。
デイトレやスキャルなら1日通して1~2時間見れば良い
1日4~6時間ほどチャートを見れる時間がありましたが、全時間チャートを見る時間には当てないでOKです。むしろチャートをそんなに長く見ても意味がないです。
FX初心者であれば1日1時間、長くても2時間程度でOKです。それ以上見ても何も出てきません。
ただその際は、上記タイムスケジュールの5箇所のポイントで分けるように見て下さい。
見る時間ではなく動きや流れ・情報整理が大事
なぜ5か所に分けた方が良いか?
- その週・その日・その時の流れを把握しやすい
- なぜ動いたのか?都度確認しやすい
- トレード前に1日の全てを把握するのが面倒
- チャートは点ではなく線or面でとらえるべき
兼業・副業トレーダーの場合、トレードのメインとなるのは夜~夜中にかけてですね。上画像の水色のあたりだと思います。
FX初心者さんでよくありがちな失敗が、「トレードする時」のチャートしか見ていないことです。
1回の見る時間は数分程度でOKです。トレードしないのであれば、じっくり見る必要はないです。しかし5つのポイントに分けることで、トレードすることに絶大な効果を発揮します。
FX初心者さんは点で相場を捉えがち
ほとんどの兼業・副業トレーダーさんは、「時間がなくてトレードの前に見るだけ」という方が多いはずです。
しかし1回の見る時間を減らして回数を分割することで、トレード前の時間を有効活用できます。私の場合は専業なので「分割数がかなり多い」です。
トレード前にだけチャートを見ると「107.00円」などどうしても「点」で相場を捉えてしまいます。でもチャートは常に動いているので、「線」以上でトレードするべきです。
また先々の経済指標や直近の高値・安値を考慮すれば「面」で考えることができ、売り圧・買い圧・ストップなどを考慮すると「立体」で相場を捉えることが可能です。
チャートを見る時間ではなく、見る回数を増やすということは何個も点を増やすことになり、多角的に相場を捉えるために必要な行動なのです。
専業FXトレーダーは1日どれくらいチャートを見てるか?
結論から言えば、トレードのために見ている時間は1日2時間程度です。
ただ常にチャートはパソコンの画面で表示するようにしています。常にというのは、24時間ほとんどです。
さすがに寝ているときはモニターの電源を落としていますが、パソコンは起動したままですね。ご飯を食べている時、テレビを見ている時、ゲームをしている時も常にチャートは見える状態にしています。
意識と時間の問題は別
「じゃあずっとチャートを見てるのでは?」と言いたくなる気持ちもわかりますが、「常にチャートを意識している」のと「常にチャートを見ている」は別だと考えています。
- 常に意識している:動きがあったりトレードチャンスの時にすぐ動けるようにしている
- 常に見ている:漠然と値動きを追ったり、無駄な相場勘を生み出す原因になる
この違いがわかるでしょうか?意識と時間はイコールではなく、意識の話をすれば私は専業ですので常に意識しています。
しかし時間の観点から言えば、1回の見る時間はチラ見程度で1日をトータルしても大した時間にはなりません。
「時間は有限」効率良く取引する方法がFXにはある
「そんなこといっても仕事中はチャート見れない」最もな意見ですね。上司に見つかったら大目玉を食らってしまいます。
そこでFXツールについている「アラート機能」を使いましょう!
私が使っているDMMFXには、レートアラート機能がついています。パソコンでもスマホでもどちらでも設定できますね。
メールで受け取ることも可能ですが、スマホアプリを使っている方は「プッシュ通知」で受け取れるので非常に便利です。
これさえ使えば、チャートを見る時間を減らしてもチャートが動けばプッシュ通知で知ることができます。通知が来た時に確認すれば、チャートの流れも理解しやすいですね!
注文の時に利確と損切りの両方を設定することもできる
またトレードの際には、IFO注文を使えば「利益と損切りの両方の幅をあらかじめ決める」ことができます。
これによってチャートを見る時間・回数は、かなり減らせるはずです。なまじチャートを見てしまうと早めに利確したり、ダマシに引っかかって損切り貧乏になったり悩む初心者さんは多いです。
専業でなくてもこういったツールの機能を使えば、時間を有効にできるのがFXです。
あなたも限られた時間の中で、最小の効率で最大の利益が得られるように取り組んでみましょう!
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