【質問に回答】早めの損切り「損切り貧乏」で悩んでいるFX初心者さんへ【損だけを意識しすぎ】
最終更新日: 2020-7-30
早過ぎる損切り「損切り貧乏」についてどう考えているか?
あなたもFXをやっていれば「損切り貧乏」という言葉を一度は聞いたことがあると思います。
- 損切り貧乏とは:こまめに損切りを繰り返しているうちに、いつの間にか損失が膨らんでしまうこと
FX初心者の頃は、過度に損失を嫌がって損切り貧乏になりがちですね。ポジポジ病も相まって、1つの損失は小さいけど徐々に損失が増えていくイメージです。
同じような境遇の方から質問箱へお便りがきました。
1つの損失は小さいとして、その後反転することもあり、やっぱり勿体なく感じますよね。
損切りで悩んでいる方も多いと思います。今回は早すぎる損切り「損切り貧乏」について、対処法まで書いていきます!
質問から3つの問題点について解説
質問を読んだ時に3つの疑問というか問題点を感じました。
- 5pipsの損切りを設定する意味は?
- 利益に関しては書かれていない
- なぜ待てないのか?
損切り貧乏で悩んでいる方は、この3つの問題点をクリアすればほぼ改善されます。恐らく同じ所で悩んでいる方が多いはずなので、1つずつ見ていきましょう。
当初に決めた損切り設定の意味がなくなっている
「5pipsの損切りラインを設定している」にも関わらず、「その前に損切りしてしまう」とのことでした。
損切りは「損失が許容できる範囲で設定するのがベスト」ですが、恐らく5pipsが最終損切りラインのような位置づけだと推測します。
この場合5pipsにほぼ意味はなく、実際に損切りしているpipsをまず確認するべきです。それについては書かれていませんでしたが、半分の2.5pips~4pipsあたりかと推測します。
それが悪いという訳でもなく、短いかどうかは次の問題が決めてくれます。
メンタルではなくリスクリワードレシオで損切りする
損切りでこれ以上苦しんでほしくないので厳しいことを書きますが、損切り幅はメンタルで決めるのではなく「リスクリワードレシオ」で決めて下さい。
仮に2.5pips~4pipsで損切りしていた場合、利益幅はそれ以上設けているはずです。
それ以下=リスクリワードレシオ「1.0」以下でも構いませんが、損切り幅で考えると特に今は厳しいと思うので1.0以上をオススメします。
リスクリワードレシオの考え方について書くとまた長くなってしまうので、こちらの記事を参考にしてください!
収支・利益と損失の兼ね合いについて↓
自分の性格を理解しているなら尚更待つべき
すでに目標とするリスクリワードレシオを定めている可能性もありました。この記事を読んでいる方でも「レシオは決めているが待てない」という方もいるはずです。
そういった方はあえて「チャートを見ない」ことを練習してください。
IFO注文などであらかじめ利食い幅・損切り幅を決める
IFO注文などを使えば、利確と損切りの両方を注文できます。
チャートを見てしまうことで無駄な損切りが増えるのであれば、物理的に見ないしかないです。
これは性格の問題もありますが、FX初心者さんの多くが経験することです。秒単位で動いている為替チャートを見ていると「実際の値動きよりも大きく動いている」と感じ易いです。
FXを始めたばかり頃は、誰もが経験したことがあると思います。ドル円表記も「104.000円」まであります。1円より小さい世界など、FXの前は存在しなかった訳ですからね。
「損切り貧乏」は直したいが損切りできないよりよっぽど良い
小さい損失が積もるため上記を明確にして、損切り貧乏は直した方が良いです。
質問では「どのように考えますか?」とあったので結論を言えば、損切りできないよりよっぽど良いです。これは次のチャンスの観点からです。
損失が小さければ次のチャンスにトライできる
FXは為替相場は24時間動いているため、またすぐにチャンスがやってきます。
「先日ほどの値動きがない」「アベノミクスの時の方が~」と過去の値動き以上期待できないようなことを言う方がいますが、本当にそうでしょうか?
2020年も2月~3月にかけてコロナ禍の影響によって、ドル円相場も10円以上のボラティリティが発生しました。しかし現在再度104円台に突入し、だった1週間で3円のボラがあります。
過去のチャートだけが目に見えているため「未来にそのような期待はできない」と思い込んでいるだけで、為替相場が存在する限りチャンスは半永久的にやって来ます。
だから損失を小さくすることは退場するリスクを回避し、次のチャンスに挑めるということですね。
FX初心者は損切りできないか損切り貧乏かで二分される
ブログを開設してから数多くのFX初心者さんに損切りのことを相談されましたが、大別すると二分されます。
- 損切りができないコツコツドカンタイプ
- 損切りをしすぎる損切り貧乏タイプ
肌感覚ですが、損切りできない方が70%~80%。損切りをしすぎる方が20~30%くらいだと思います。
どちらかと言えば質問者さんはレアなタイプであり、女性に多い傾向です。男性はギャンブル性を重んじるためかコツコツドカンタイプが多いように感じます。あくまで主観なので、参考程度にしてください。
損失の重要性を頭と身体に叩き込む
損切り貧乏を改善する流れとしては、
この3ステップで早過ぎる損切り・損切り貧乏は改善の方向へ向かうはずです。
ただ大前提として、損失の重要性を頭と身体にもっと叩き込ませる必要はあるかなと感じました。
損失ゼロは絶対に無理!どこで損失を出すか?
「負けたくない」「損失は嫌だ」と思うことは大事ですが、損失を嫌い過ぎると損切り貧乏になります。
FXは100%勝ち続けることが不可能な投資です。私の勝率で言っても50%~60%が限界です。
どこかでマイナスは必ず生じます。そのマイナスが出たとしても、トータルでプラスになる取引をしていくことが重要です。
必要損失と言ったらおかしいですが、FXのスプレッドや株の株式委託手数料が良い例で投資全般には予期できる損失もありますね。
スプレッドや自分のリスクリワードレシオからどれだけの損失が出る可能性があるのか?トレードの前に認識しておきましょう。
これは頭の理解だけでは正直足りないです。すでに質問者さんも頭では理解しているはずですからね。
頭でもまだ理解できてない人は↓
上記の取引方法を何度も経験して、身体にも覚えさせる必要があります。臆病な性格は、大きなリスクを避けるために重要な性格なので全てがマイナスという訳ではないですよ!応援しています(๑´ω`๑)♡
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コメント (2)
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1. 匿名
こんにちは。
今回の質問をさせて頂いた者です。
早速記事を拝見させていただきました。
自分にはまだまだ足りない部分があったのだと痛感させられましたが、客観的な意見と詳細な対処方法をいただけたことでまたFXを学んでいく楽しみが増えたと感じております。
また質問内容に色々と不足があり申し訳ありませんでした。
ですがそれらについても補填する形で記事にしてくださりありがたい限りです。
今後も欠かさず記事を拝見させていただければと思っております。
この度はご回答いただきありがとうございました。 -
2. メイ
>匿名さん
>質問内容に色々と不足があり
全然そんなことないですよ!むしろ限定されない方が多くの困っているケースに対応できるので、ブログ的にもよいと思っています(๑´ω`๑)♡
わざわざコメントありがとうございます!頑張ってください!応援していますよ(✻´ν`✻)