半沢直樹から学ぶ弱者の戦略「ランチェスター戦略」が使えるFXのトレードを考えてみた
最終更新日: 2020-8-7
FX初心者=弱者が勝つために必要な戦略とは?
TBSテレビの『半沢直樹』おもしろいですよね!
第3回に弱者の戦略について語られる部分があった
私も珍しく毎週リアルタイムで見ていますが、先週の第3回目の放送では「弱者の戦略」について語られる部分がありました。
ドラマの中では明確な戦略名は出てきませんでしたが、恐らく「ランチェスター戦略」のことだとすぐに気が付きました。
弱者の戦略「ランチェスター戦略」とは?
ランチェスター戦略とは、販売競争に勝ち残るための理論と実務の体系です。
特に企業間競争の中で、ランチェスター戦略を用いている企業は多いと思います。元々は「ランチェスター法則」という戦争理論が原点です。
私たちの世界は競争だらけです。学校の中では成績の順位がつけられ、会社に入れば同期や役職で比較され、意中の相手を射止めるには数々のライバルの中で勝ち残らなければいけません。
中田敦彦さんもYoutubeで詳しく解説
FXも同じです。FXは個人での取引なので簡単に言えば、自分以外はライバル=敵になります。
そしてランチェスター戦略において、私たちは弱者になります。始めたばかりのFX初心者さんはもちろんのこと、専業である私であっても弱者です。
弱者が強者に勝つためにはどうしたらよいのか?弱者のFX初心者が実用できる「ランチェスター戦略」とは何なのか?を考えます。
弱者の戦略「ランチェスター戦略」の5大戦法とは?
ランチェスター戦略は、主に企業間競争で使われる戦略なのでFXで全てが有効な訳ではありません。
しかし考え方やFX初心者さんがトレードに活かせる戦法も存在します。ランチェスター戦略の5大戦法を1つずつ紹介します。
- 局地戦:兵力を一か所に集中させて局面において勝つ
- 一騎打ち:武器の性能が同じであれば、必ず数が多い方が勝つ
- 接近戦:対象との距離を詰めて有利に物事を進める
- 一点突破主義:競合数の少ない戦い
- 奇襲攻撃:敵の裏をかく
FXを始めたばかりのFX初心者さんは、為替市場において圧倒的に弱者です。ではそんな弱者が強者に勝つためには、どうしたら勝てるでしょうか?
ランチェスター戦略では、局地戦・一騎打ち・接近戦といった「ゲリラ戦」で戦うことによって弱者は強者に勝つことができます。
FXのゲリラ戦とは?
そこでFXのゲリラ戦を考えてみました。
FXは「24時間いつでもトレードできる」と言ってもずっと同じように為替相場が動いている訳ではありません。
- 局地戦:取引する通貨ペアを絞る
- 一騎打ち:取引する時間帯を限定する
- 接近戦:円やドルなど対象に近いもので戦う
まずFXでは自分のトレード(戦い方)を選択することができます。DMMFXでは通貨ペアが20存在していますが、全てでトレードする必要はありません。
私は何年もドル円だけに集中しています。これはドル円という局地だけに力を集中させることで、勝ちやすい戦いだけ挑んでいる証拠です。
窓明け専門のトレーダーも存在する
しかしドル円だけに絞っても季節や時間帯で値動きは様々です。
世界のトレーダーの中には、窓明け専門で取引しているトレーダーもいます。窓明けから数十分~数時間だけに特化したトレードです。
「〇〇だけなら誰にも負けない」のような全体に対しての戦いは不利でも1つのことに特化することで、勝機が見えてきます。
相手を知ることが一番のチャンスになる
企業における接近戦は、競合ではなく顧客との距離を狭めることです。FXの敵が他のトレーダーだとすれば、顧客はトレードしている通貨そのものですね。
その顧客の動向を知っておくためにファンダメンタルズ分析が役に立ちます。逆にマイナー通貨など、その通貨の動向が掴みづらければ不利になりますね。
強者は為替相場全体と考えるべき理由
ランチェスター戦略では、強者に対しても定義があって「市場シェア1位であること」と「約25%のシェアを上回っていること」が条件です。
為替市場において25%のシェアを有している個人・企業・国はあり得ないので、FXの場合は強者=為替相場全体と考えるべきです。
ここでまた「1 To ALL」や「1 To World」の考え方が出てきます。FXを始めたらあなたが対峙する敵は、為替の世界そのものです。
FXは相手が見えないのではなく「全て」↓
全てが応用できる訳ではないが…
前節で触れなかった「一点突破主義」や「奇襲攻撃」がFXでは使えない訳ではありません。
ただFXの場合は、競合が多すぎます。為替相場において「あなただけがトレードしている」という機会は絶対にあり得ず、逆に閑散相場は不安材料になります。
また敵の裏をかく奇襲攻撃は「逆張り」で実践することが可能です。
うまく行けば絶大な効果を発揮する逆張りですが、失敗するとあなたのダメージも大きくなります。1つの手法としてはありですが、FX初心者さんには順張りから理解してもらいたいです。
このようにランチェスター戦略の全てが使える訳ではありませんが「弱者であると意識し、勝機を見出す戦い方を探すこと」が何より重要です。
私の「勝ち易きに勝つ」はランチェスターから来ている
私は度々ブログで「勝ち易きに勝つの実践」と書いていますが、孫子の名言ながらも実はこのランチェスター戦略を元にしている部分が大きかったです。
私たちは、常に弱者でいる方が多いです。就職に成功して業界のトップ企業=強者に入れたら素晴らしいですが、強者以外は全て弱者です。ランチェスターにおいては、業界2位であっても弱者です。
はじめてランチェスター戦略を知ったのは大学の授業の一環だったと思いますが、女ということもあって「自分は弱い立場に立たされている」と痛感することがこれまでの人生で多かったですね。
弱者なら弱者なりに勝てる所だけで勝負すればいい
だから弱いなら弱いなりに戦い方を工夫する必要がありました。
私がFXを選び・FXで生活をしていることは、私なりの弱者の戦略だったのかもしれません。この場合は、勝てそうなところだけで勝負しているので「局地戦」になりますね。
あなたも弱者であれば、負けそうなところでは逃げてOKです。弱者なりに、勝てそうなところで勝負すればいいだけです。
私のような弱者だった場合、あなたもFXが唯一の戦う武器になるかもしれませんね(๑´ω`๑)♡
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コメント (2)
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1. AWFXclubリーダー#おじさん
ランチェスター戦略って初めて知りました。絞りこんで得意な所で戦うのですね。これ会社でも使えますね。いや人生でも(笑)。まずは得意な所の強度を上げたいと思います。
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2. メイ
>AWFXclubリーダー#おじさん
本当人生に使えるんですよ!私たちはどこに属していても弱者であることが大半なので、いかにして強者と戦うかの教えだと思って私も頭においていました。
これから先も現代社会で生きていくためには、なくてはならないものですね!