2020年8月10日週の週間FX収支「+144,000円」来週のドル円相場を4シナリオで解説
最終更新日: 2020-8-16
2020年8月の為替相場は枯れない
ツイッターのフォロワーさんとも「夏枯れ相場はどこに行った?」と話すほど、今年2020年のドル円相場は8月も動いています。
先週の米中関係悪化などの推測からもっと円高ドル安に動くかと思いましたが、米7月雇用統計結果のプラス要因も尾を引き今週は一時107円台へタッチする場面が見られましたね!
その後は伸び悩みと米中通商会合延期や金曜夜の米経済指標の冴えない結果から106円台半ばで週末を迎えています。
お盆休みの間も「為替が動いたのでトレードできた!」という副業・兼業トレーダーさんも多そうです(✻´ν`✻)
強弱入り乱れる要因、相場を動かす決定打はなかった
今週107円台へと円安ドル高に動いたドル円相場ですが、浮足立っているように感じるのは私だけでしょうか?
確かに米長期金利の上昇も大きくプラス要因はありましたが、ドル買い・リスク選好となる決定打はなかったように感じます。
- 米7月雇用統計結果の後押し
- 中国インフレ指数の予想超え
- 米新型コロナ追加経済対策に強行署名
- ロシアがコロナワクチンを世界で初めて認可
- 好調な米経済指標もあり(米7月生産者物価指数など)
どれもプラス要因ではありますが、その後に「でも」と付いてしまう内容です。
ロシアのワクチンも素晴らしいことですが、WHOは情報不足で判断できずとし、アメリカは協力姿勢に難色を示しています。
雇用統計を含む米経済指標は良好なものもありますが、14日(金)に発表された小売売上高などは予想を下回り週後半のしりすぼみの原因となっていますね。
何より米中通商会合が延期となったことが、不安を残します。テクニカル的には円安に強いチャートを形成してはいましたが、ファンダメンタルズはかなり弱いですね。
ドル円は最も強い売りシグナル「三役逆転」が終了
前節で「円安に強いチャート」と書きましたが、これはドル円相場において三役逆転が終了したからです。
分かりやすくDMMFXで一目均衡表だけを表示してみます。数値や色はデフォルトのままを使用します。
まず1つ目の「転換線(オレンジ)が基準線(緑)を下抜く」は、8日にした抜いたままクリアしていません。
2つ目の「ろうそく足が雲を下抜く」は、週末に雲へ突入したもののろうそく足は雲の上を行っていますね。
3つ目の「遅行スパンがろうそく足を下抜く」は、黄色い丸の部分まで遅行スパンはろうそく足の上を行っていました。
はじめてだと少し見づらいかもしれませんが、13日あたりまで売りシグナルだった三役逆転は消えていました。
ただ3つが全て逆である最も強い買いシグナルの「三役好転」までは、転換線が基準線を下抜いていたので見れませんでしたね。
テクニカルでは上、ファンダは下
週末に少し陰りが見えましたが、週明けも上記シグナルが継続するかは注目です。
ただ「積極的に買いにいく」というニュアンスよりも底値が固いくらいのイメージの方が良いですね。堅調、地合いの強さが見てとれるレベルです。
一方ファンダメンタルズ分析は、かなり不安が残ります。
明日17日から民主党全国大会ですが、トランプ氏は拠点となる同州でバイデン氏批判のイベント開催?民主党はオンラインでの実施をすることでアピールしてるけど、トランプさん逆行してない??https://t.co/WYLhTyId4Y
— FX投資家メイ @ FX収支/ドル円FXトレーダーブロガー/FX初心者さん応援/円安/円高/米中関係 (@fxsasakimei) August 16, 2020
米中協議は無期延期になり、8月末に予定されていたG7も再度ズレ込む見通し、17日からは米大統領選挙の民主党大会が始まり本格的に激戦が繰り広げられます。
また来週は8月20日(木)にFOMC議事要旨・米経済指標も複数あり、今週のように強弱入り乱れると判断に迷いそうですね。
売り・買いどちらに転じてもトレードできる準備をして、来週を迎えましょう!
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ドル円は107円を突破して約4週間ぶりの高値更新なるか?
- 8月12日(水):106.75円を越えたところから107円手前までの買いポジション +99,500円
- 8月14日(金):106.75円を割ったところから21:30の米経済指標前の売りポジション +44,500円
106.75円にこだわっていた訳ではないですが、106.75円を軸に2回のトレードで細かく利益をとれました。14日の取引は、ギリギリまで様子をみて小売売上高などの発表前の21:18に利確しました。
1は11日の7月米卸売物価指数香料→米長期金利も上昇による急伸でちょうどとれたポイントです。しかしあそこまで急伸されると途中で入れなかったですね。正直言えば、今週の取りこぼしポイントとも言えます。
しっかり狙いを定めていた人は、このポイントがとれていれば40~50pipsほどとれた計算になりますね!
上記1を取りこぼしてはしまいましたが、前節で解説した地合いの強さは継続していました。6月高値と7月安値のちょうど半値になる107円(手前)までは伸びてくれましたね。
ただ107円にタッチすることと突破することは別です。107円に何度も挑みながら突破されなければ、相場は悲観的になり金曜のように少しのマイナス要因でもドルは売られます。
14日朝にツイートした内容
おはようございます?昨日友達から聞いて知ったのですが、亡くなってると思って近づくと動き出すセミさんをセミ(蝉)ファイナルというらしいですね?あれが一番怖いです?#ドル円 は夜中に再度107円タッチ、米長期金利も上昇ぎみなので思ったより耐えてますが…そろそろ失望売りも懸念するところ?
— FX投資家メイ @ FX収支/ドル円FXトレーダーブロガー/FX初心者さん応援/円安/円高/米中関係 (@fxsasakimei) August 13, 2020
先週の狙いポイントはズレましたが、セオリー通りのトレードできたと思います。
4は目安としてフィボナッチ・リトレースメントの61.8%のラインがありますが、その後の要因次第で伸びるか留まるか判断が難しいです。
一番わかりやすいシナリオは、今週と同じように再度107円を目指し突破しないシナリオですね。今週終値から107円まで約40pipsほどあるので、この中で利益が一番取りやすいポイントだと思います。あとは風向き次第で、円高シナリオも十分にあるので注意が必要ですね!
後々気づいたことですが、FX初心者さんはエントリーのタイミングよりも利確や損切りに悩む方が多いので、上記のようにある程度でも「取引終わりの予測」を知ることは経験になるかなと思いました!
あなたの取引終わりが「利確」になることを今週も祈っています(๑´ω`๑)♡
コロナ自粛の間、私より稼いでいた自動売買
「コロナ期間中、思いの他トレードがうまくいかなかった」そんな人も多いはず。私も2020年6月は月間マイナス収支となりました。
しかしシストレ24の自動売買はコロナ期間中もしっかり利益を出していました!
私と自動売買の収支比較↓
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コメント (4)
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1. AWFXclubリーダー#おじさん
今週もお疲れ様でした。関東は記録的な猛暑でしたね。赤道直下でもここまで暑くならないと何かの記事で見ましたが、メイさん無理はしないでゆっくりして下さいね。今週はトレンドライン、チャネルライン引いて、意識される数字見ながら、会社のお盆休みの金曜日のあの下降トレンドで、初めて納得行くトレードが出来ました。とても嬉しかったです。これからも焦らずに良いトレードが継続出来るように頑張りたいと思います。ドル円は本当、探りながらの上昇でしたが、メイさんの言う通りどちらにも対応出来るようにします。
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2. メイ
>AWFXclubリーダー#おじさん
本当に暑すぎて埼玉は困っております…orz
>初めて納得行くトレードが出来ました。とても嬉しかったです。
その言葉聞いて嬉しいのは私の方ですよ!トレーダー冥利に尽きるというか…何事にも言い換えられない嬉しさですよね(๑´ω`๑)♡
ブログ読者さんやフォロワーさんなど様々な人の勝敗を目にしますが、おじさんのトレードがうまく行くと一番うれしいですね! -
3. 匿名
取引の内容見たいです
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4. メイ
先月あたりから試験的にやり方を変えて効果を見てるのですが、取引内容を載せないようにしてからやっぱりPVが下がっているようなので来週は載せようかと思ってますよ!