2020年8月の月間FX収支 +408,500円
最終更新日: 2020-9-1
夏枯れ相場とならなかった特殊な年
暑かった8月も終わり、ついに2020年も9月となりました。今年はコロナの影響もあって、夏休み・お盆休みを満喫できなかった方も多いと思います。
あなたがいつも通りの8月を過ごせなかったのと同じように、為替相場・ドル円相場も例年とは違う異例の相場となりました。
2020年8月のドル円相場 | |||
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始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
105.805円 | 107.047円 | 105.102円 | 105.896円 |
8月は日本のお盆休みなどがあり、閑散相場になりやすくアノマリーでは「夏枯れ相場」と呼ばれます。
しかし今年は取引量が枯れることはなく、例年以上に動きのあるドル円相場でした。
始値はほぼ9月と同じですね。高値は107円を一時超えるタイミングがありましたが、月末には安倍総理の辞任報道で1.5円ほど急落しましたね。
8月の為替相場のアノマリーは「夏枯れ相場」
— FX投資家メイ @ FX収支/ドル円FXトレーダーブロガー/FX初心者さん #DM でも相談受付中 (@fxsasakimei) September 1, 2020
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今年はコロナや総理辞職もあって枯れなかった?
9月は「魔物が住む」なんてアメリカでは言われますが、有名な #セルインメイ (5月に株を売れ)の続きは「9月に市場に戻ってこい」です?格言で言うほど底を打つことが多い訳ですが…今年はどうなるか?
不謹慎な部分もありますが、今年の相場はコロナや様々な要因で値動き(ボラティリティー)が激しいです。値動きが激しいという=ボラティリティーが高いということは、「それだけチャンスがある」「それだけ稼ぐ機会に恵まれてる」ということですね。
私たちFXトレーダーにとっては、非常に助かる年です。そしてそれは、残りの4か月も続きます。
米中問題・米大統領選挙・総理辞任まで要因だらけ
では2020年8月のドル円相場を振り返ってみましょう!何も悪いことばかりではありませんでした。
- 8月7日に発表あれてべ地7月雇用統計は好調
- 雇用統計以外も好調な米経済指標が目立った
- ロシアがコロナワクチンを世界で初めて認可
- ジャクソンホール会議ではFRBがインフレ許容に言及
- 米長期金利も8月に入ってから右肩上がりの上昇
ドルが買われる要因がいくつかありましたね。また対コロナに対してもロシアでワクチンが認可されるなど、プラス要因もありました。逆にマイナス要因は、
- 米中関係の悪化→改善→様子見
- 日本の第2四半期GDP速報値が戦後最悪
- 安倍総理の辞任表明
終わってみればトランプリスクは、特出して大きなものはありませんでした。もちろん米大統領選挙に向けて8月は党大会もあったのですが、世界を困惑させるような事態にまでは発展していません。
もちろん対中国に対しては、直接的なアプローチよりも中国傘下の米企業などにじわじわと圧力をかけていますね。今後大きな火種にならないことを祈ります。
安倍総理の辞任がなければ107円台だった?
「たられば」の話を為替でするのはナンセンスですが、安倍総理が辞任を発表した28日はドル円相場が今月2回目の107円へアプローチしている真っ最中でした。
昼過ぎにあの辞任報道がなければ、107円台へ乗っていたかもしれませんね。ただもうその推測には意味がなく、現在は105円台まで値を下げています。
ぶっちゃけると誰が次期総理になろうが、為替相場 #ドル円 相場への影響は皆無です?これには大きな理由があります↓
— FX投資家メイ @ FX収支/ドル円FXトレーダーブロガー/FX初心者さん #DM でも相談受付中 (@fxsasakimei) August 29, 2020
自民総裁選までは若干 #円高 が続くかもですがが、次期総理が決まったからと言って #円安 回復も考えづらい?
それよりもアメリカの経済動向次第よ?#FXhttps://t.co/kByFjjuLsM
ここまで下がると再度107円を目指すのは難しく、8月に2度反発した事実だけが残りました。こうなると投資家心理の中で、107円はかなり意識づけられることになり、壁は厚くなります。
9月はアノマリー通りドル円相場も安値更新か
では9月はどんなドル円相場となるのでしょうか?
あなたは「Sell in May セルインメイ(株は5月に売れ)」という言葉を聞いたことがありますか?トレーダーなら知っている人が多いと思います。
しかしこの言葉には続きがあり、「But remember to come back in September(9月に市場に戻ってくるのを忘れるな)」と続きます。
- ヘッジファンドの決算がある5月は株価の上昇が落ち着く時期なので「売れ」
- 比較的株価が下がってくる9月には相場に戻ってこい「買い(を仕込んでおく)」
簡単にいうとこうなります。
「本当にそうなのか?」と疑問に思うところもありますが、1987年ブラックマンデーも10月、2008年リーマン・ショックは10月、2011年のギリシャショックも夏から秋の間となり、あながち9月・10月の秋に経済が停滞するのは間違っていないです。
株価が下がればドル円相場も下がる
株と為替はきっても切れない関係です。株価が下がればどうしても円高ドル安に動きます。
キャリートレードやレパトリについてはこちら↓
もちろん9月に株安へ動くことが決まった訳ではないですが、悪いタイミングで安倍総理が辞任を表明し9月15日に総裁選が行われます。
新総理が決まったからと言ってプラス=円安要因とはならず、逆に困惑している日本の政治状況はマイナス要因を作り出しています。それほど長く続いた政権だったので、仕方がないといえば仕方がないですけどね。
それを海外の投資家たちは、私たちのように理解はしてくれませんのでマイナス要因だけが株・為替相場にのしかかればおのずと結果は見えてきます。
中国がアメリカ以外とも小競り合いを始めた
また少し米中関係は少しだけ進展を見せていますが、中国はアメリカだけでなくインド・オーストラリアとも揉めています。
オーストラリアのキャスターを中国が拘束したにも関わらず、その事実をオーストラリアには伝えず…
中国とインドも関係も最悪です。中国はインドへ「深刻な軍事的被害を与えることが可能」と挑発的な動きを見せています。
米中の対立だと一方的にアメリカが責めているように見えますが、中国も中国です。その発端がコロナであり、そのせいで食糧不足にもなっている現状を見ると中国も余談を許さない状況になっています。
コロナ自粛の間、私より稼いでいた自動売買
「コロナ期間中、思いの他トレードがうまくいかなかった」そんな人も多いはず。私も2020年6月は月間マイナス収支となりました。
しかしシストレ24の自動売買はコロナ期間中もしっかり利益を出していました!
私と自動売買の収支比較↓
2020年8月はたった5回だけのトレード
8月はノーポジの週があったりとかなりトレードが少なくなりました。正直2020年の中で一番トレードしずらかった月かもしれません。
6月は収支こそマイナスになりましたが、今月ほどトレードしづらさを感じませんでした。もっと的確に言えばエントリーで悩むことはなかったと思います。
先行き不透明さと上下の要因
「上がるかと思えば下がり」「下がるかと思えば上がる」相場の世界では常ですが、8月は特に106円の上下でわかりづらかったと思います。
これは7月後半の急激な円高も一役かっていたと思います。7月31日に急激な反発を見せたとはいえ、8月ももっと円高へ動く可能性もありましたね。またあなたも特殊なお盆休みを今年は過ごしたはずです。
私個人も新しいことへ挑戦しようとした
他にもトレードが少なくなった要因があるとすれば、私自身がFX以外にも様々なことへ挑戦しとうした月でした!
フォロワーさんに相談しながら念願の自転車も買え、引っ越しをしたく内見に何度か行きました。
本当はブログの変更など、もっといろんなことをやりたいですね。うまく時間を使えるように9月はトレードもその他のことも全力投球して頑張ります!
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コメント (1)
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1. AWFXclubリーダー#おじさん
8月もお疲れ様でした。枯れ相場にならなかったのはみんなコロナのため家に居るからなのか?ファンダのネタもありましたしね。世界のお金が日本株へ来てるとかの話しもあり、年末までボラ的に楽しみです。メイさんはいろいろ秋に向けて忙しくなりそうですね。体調を気をつけて頑張りましょう。