2020年10月26日週の週間FX収支「+123,000円」来週はドル円相場にとって2020年最後の山場に?
最終更新日: 2020-11-1
大統領選挙を前に104円を耐えたのが一番大きい
今週もお疲れ様でした!ドル円は大統領選挙を前にひやひやさせられる場面もあり、仕事中も為替相場が気になった方が多かった週だったかなと思います。
正直アメリカやユーロ圏でのコロナ感染者増加は、年末商戦へ向けてかなりの不安材料です。フランスもロックダウンとなりユーロも急落していますね。
米追加経済対策やコロナの影響から先行き不透明さは変わっていないのですが、来週の米大統領選挙・FOMCでそのあたりが払しょくされれば停滞していたドルもかなり動きがよくなります。
何より選挙前週の混乱の中でもドル円相場は、104円を死守したことが年末年始の相場へ向けて非常に大きかったと私は考えています。
日足で見るとジワジワと下がってきているように見えますが、104円の底値は7月と9月の下げ時も割っていません。今回も耐えた訳ですが、その前になるとコロナ自粛期間であった3月まで遡ります。
世界を襲うコロナ第2波が大きければ再度割る可能性もゼロではないですが、大統領選などの残り2か月の要因を考えれば104円を底と1つの過程・投資家意識が生まれるからです。
大統領選挙・FOMC・雇用統計とプラスに動くなら今週が山場だが…
テクニカル的に見れば10月29日(木)には104.03円と安値を更新し地合いの弱さが目立つ場面ですが、来週は注目イベントが目白押しなのでリスク選好の投資家意識が生まれやすいです。
来週のドル円に関する主なイベント
- 11月3日(火):米大統領選挙、米10月ISM製造業景気指数
- 11月4日(水):大統領選挙開票結果、米10月ADP雇用統計
- 11月5日(木):米ISM非製造業景気指数、新規失業保険申請件数
- 11月6日(金):FOMC、米10月雇用統計
まず「大統領選挙の結果がいつわかるか?」についてですね。
大統領選挙の結果は「日本時間の11月4日(水)昼~夜」にかけて
4年前の前回2016年は、現地時間だと「投票日の夜の午前2時」=日本時間だと投票翌日の昼の15時あたりに結果が判明しました。(日本との時差は13時間で計算)
これは州によって集計する時間に違いがあるからです。加えて今回は期日前投票の件数も多く、集計にさらに時間がかかることも予想されます。
よって日本時間だと翌日11月4日(水)の昼過ぎ~夜あたりにかけてと覚えておきましょう!
選挙結果がなかなか出なかったり、再投票のケースもなくはない
順当にいけば上記のように結果が出るはずですが、今年はコロナの影響もあってかなり異例の選挙になっています。
選挙結果が4日の夜になってもなかなか出なかったり、最悪の場合「再投票・再選挙」の可能性もなくはないです。発表時間が遅れるほどその懸念も高まり、ドルは売られる傾向が強まるはずです。
大丈夫だと信じてはいますが、トレーダーであれば最悪の場合も想定しておきましょう。
ご祝儀的なドル買いと安堵がどこまで広がるか?
新大統領や新総理が生まれるとあるのがその国の通貨のご祝儀買いです。当事者のマニフェスト実現などを背景にドルが買われる傾向が強まります。
また今年は選挙活動自体にも混乱がつきものでした。「やっと新しいリーダーが決まる」というのは、アメリカ国民ならずとも世界的な安堵感が生まれやすいです。
集計も比較的早く結果が明確に出れば、円安ドル高になりやすいです。今年の選挙は悲観的な材料として見られることが多かったですが、なんだかんだ言っても「アメリカの大統領」ですからね。為替へ嫌でも影響が出てきます。
またFOMCは選挙もあるため来週は6日(金)の日本時間4時ごろに会見が開かれます。雇用統計と日にちもかぶりますし、サマータイムは今日で終了しているので時間のズレにも注意が必要ですね!
上記を加味した来週のドル円想定は、次節に詳しく書きます。
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104円までの売りトレードで1勝1敗 +123,000円
今週は、先週の底値であった104.30円から2回の売りトレードで1勝1敗です。金曜も入れましたが、選挙前週末ということもあって「様子見」とたかをくくっていたので入れませんでした。
- 10月28日(水):狙い2の104.33円から売りで入るも戻されて建値損切り -14,500円
- 10月29日(木):同じく狙い2の104.32円から売りで入り104円の手前で利確 +137,500円
28日の売りはもったいなかったですが、28日の動きがあったから29日に104円まで下げ進んだのだと考えられます。
先週の記事にも書いた通り、104.3円の底値は抵抗としても弱いと感じていたので「割れば104円」の可能性は十分にありました。
逆に104円の反発は数か月も割っていなかったこともあり、かなり強いのも理解できますね?週間のボラティリティでいえば約1円とさほど大きな週ではなかったですが、そのボラの中で「どこか一番とりやすいか?」と考えるのは非常に重要なことです。
初心者さんは知らない間に難易度が高いトレードをしてしまう
例えば今週の相場を短期的に見ていただけでは、「104円も割ってしまうのでは?」と感じた人もいるはずです。
もちろん割っていた可能性もゼロではなく、割った場合はかなりの底値更新となるためボラティリティは大きかったかもしれません。ただトレードの難易度・現実性を考えるとどうでしょうか?
半年以上更新していない底値を割るという可能性、割った後の方向性=決済ポイントの不明瞭さなどを考えると難易度は高いように感じます。
それよりも反発を狙うor直近安値までなど比較的動きやすい=難易度の低いトレードを探すのは、1つの策として有効です。勝率を望むことはあまり良くないと言われるのがFXですが、「勝ち易きに勝つ」は投資の基本だと考えています。
フィボナッチ・リトレースメントでは10月の高値と安値を結んでいます。ちょうど105円が半戻しのラインとなるため、ちょっと反発がありそうですね。
ただ来週ほどプラスに動けば強い週もないので、順当にいけばドル買いは強まるはずです。最高の場合、106円も見えてくる可能性さえあります。
逆に結果発表が遅れ、その間に米経済指標の悪い結果が出れば、不安感は一層強まります。大統領選挙が必ずしもプラス要因と決めつけるのは危ないですね。
とにかく今年の選挙は異例でプロの投資家たちも神経を尖らせているはずです。急変の可能性もあるので、しっかりと準備をして大統領選挙の行方をしっかり見守りましょう!
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コメント (5)
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1. キウチ
お疲れ様です。メイさんは主に家でトレードしているのですか?
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2. メイ
>キウチさん
そうですよ!基本的に専業なのであまり家から出ないですね…もともとインドア派っていうのも大きいです(汗) -
3. AWFXclubリーダー#おじさん
今週もお疲れ様でした。いよいよ大統領選ですね。不謹慎ですが為替への影響がどうなるか楽しみーっ。あと『集計も比較的早く結果が明確に出れば・・・』のところですが、ドル高円安ではないんですね?まぁどちらにしても10月はわずかですが初の月間プラス収支でした。もっと頑張ります。
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4. 匿名たかひろ
はじめまして。
たかひろです -
5. メイ
>AWFXclubリーダー#おじさん
ごめんなさい!そこだけ間違えていますね。早く出れば円安になりやすいなので修正しておきます!
>たかひろさん
どうも、はじめまして!