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• 米大統領選挙の混乱は1か月以上に及ぶ
• 2021年の波乱を呼ぶ空白のような2か月？
• 自己収支は2020年で2番目に悪い月となった

米大統領選挙の混乱は1か月以上に及ぶ

早いもので2020年もあと1か月となりました。今年は本当に新型コロナウィルスの影響で為替相場にも生活環境にも影響が出ましたね。

忘年会もやらない企業が多いと思います。私もOL時代は会社の集まりが本当に嫌だったので、むしろその点は喜んでいる方も多いかもしれませんね。

そんな中で2020年11月のドル円相場は、大きく2つの出来事が起きました。

• 米大統領選挙が行われバイデン氏の当確が出るも未だに混乱
• ファイザー・モデルナ社からコロナワクチン報道があり株高・ドル買いで急伸

米大統領選挙についてはブログでも何度も書いていますが、12月15日の選挙人投票まで混乱は続くと予想されます。

すでにトランプ大統領は「選挙人投票で敗北したらホワイトハウスから退く」と明言しており、その後政権移行が行われると考えられますね。

その場合長らく為替に影響していた米政権の先行き不安感が緩和され、幾分かドルが買われる傾向が出ると思います。

ワクチンについてはイギリスは7日から、アメリカは来週11日から医療従事者をはじめとして接種開始という報道が出ています。

日本では来年6月までに6,000万人分のワクチンが供給されるようですが、これは良いニュースですね！（副作用などの話はあとに譲ります）

11月9日にワクチンの報道が出るとNYダウ先物は急騰し、釣られるようにドルも大きく買われました。

逆にこのワクチン報道がなかったら…もしかしたらドル円相場も年初来安値を目指していたかもしれません。

日本にいるとコロナ被害の脅威はどこか他人事のようにも感じてしてしまいますが、これだけ世界で被害が出ているので沈静化することを多くの人が望んでいます。私もその一人です。

2021年の波乱を呼ぶ空白のような2か月？

先週の週間収支記事にも書いたことと被る部分はありますが、上記のように「時間が解決してくれる」要因が出てきました。

それが12月に集まってきています。今週は4日（金）に雇用統計も控えているし、来週はアメリカでのワクチン接種開始予定、再来週には選挙人投票と「やっと懸念していたリスクが払しょくされる」形になってきましたね。

ただアメリカを始め欧米企業は、例年通り長期のクリスマス休暇に入ります。やっと払われるリスクとクリスマス休暇で年内はタイミングを計る相場になりそうです。

トレードできるのは12月第3週までがギリ？

今年のクリスマスは第4週目の金曜日ですね。クリスマス休暇に入ると企業はお休みになり、取引量が少なくなるため流動性が低下します。そのため私も今年の年末年始はトレードを控えると思います。

21日の週はポジション調整も入る可能性が高いので、少しトレードしづらくなりそうです。こうなると今年の年末年始は、2019年始にあったフラッシュクラッシュの再来が懸念されます。

もちろん1つの要因ではないですが、取引量の低下と人工知能（AI）による自動売買プログラムによる追随するドル売りでわずか10分で4円という大きなボラティリティを生みました。

今年はすでにコロナ禍の影響で底値も大きく動いています。「特殊な相場」という言葉かなり当てはまる年でしたので、警戒をしておいて損はないですね。

逆に言えば米大統領選挙もコロナワクチンの供給もうまくいけば、年明けからリスクオンとして大きく動き出す可能性があります。

為替相場のアノマリーでも1月は「年末までのリターンが起きやすい」と言われています。年内が弱気＝リスクオフであり続けるならば、年内にポジションをきれいにして来年から強気に出る心理が働くからです。

年内が逆に強気で終われば、年明けは少し緩やかにスタートします。これはあなたも同じ心理にかられると思います。

年末年始でどれだけワクチンの供給が行われるかも争点の1つですが、今年は暦の関係でも年明け1月4日（月）から大きく動くことも予想されます。

それまでの残り2か月。米大統領選挙から言えば、ちょうど2か月は空白のような期間とも考えられますね。

もちろんトレードできない訳ではないですし、新政権も財務長官にイエレン元FRB長官が指名されるなど動きが出てきました。

11月は我慢の月、12月は準備の月として2021年の準備をしながらも要所のチャンスを掴んでいきましょう！

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自己収支は2020年で2番目に悪い月となった

2020年11月のFX収支は +250,500円

5戦 3勝2敗

ドル円のみ50lot固定でトレード

前節にも書きましたが、11月のドル円相場は今年の中でも一番難しかった月だったのではないかと考えます。6月にはマイナス収支となりましたが、あの時はボラも3円以上ありやりづらさはそこまで感じませんでした。

しかし11月は方向性の欠如や「これからどうなるのか？」が明確に出ないまま月日が流れる「我慢の月」という表現が非常に的確な月だったと感じます。

年間収支はここまでで+627万円

昨年2019年の利益が826万円なので、今月だいぶ頑張らないと昨年以上は不可能ですね。

無理なトレードは本望ではないのと生活するための利益はとれているので、今月も今まで通りのトレードをしていきます！

今年の前期はコロナの影響でかなりハイペースで稼げましたが、9月以降あまり収支が伸びていません。でも実は去年も9月以降は、そこまで収支が伸びていないんですよね。

今年の相場を見ていると私のように前期と後期で大きく違いが出ている方も多いと思います。「後期はちょっとつらいな」と感じている方もいると思いますが、長く相場にいればこういう時期は必ず来ます。

ここで諦めてしまうか忍耐強く待てるかで、次のチャンスが来たときのあなたの体制は大きく変わります。

現実的な話をすれば、年始で動き出したときに「それまでのトレードで資金を減らしているか」「しっかり勉強をしてチャンスを待っていたか」で状況は全く違いますね。

今週のドル円相場の動きを見ていても「徐々に動いてきた」と感じ、ボラティリティも増えてきています。

今年のクリスマス休暇までにもう一山はありそうなので、そこをしっかりと掴むこと。また敢えて今月はトレードせずに準備期間としてあてるのも1つの選択かもしれません。

何もトレードするだけがFXの勉強ではありませんからね。その点トレードしないと稼げない専業トレーダーと違って、副業・兼業トレーダーは給与という収入があるので、勉強と割り切ってメリットを最大限に活かすのもアリです！

自分のトレード環境を整えたり、パソコンやアプリを整理したり、FXの口座を変えてみたりといろいろとやれることはあります。使ったことのないインジケーターを試してみるのもいいですね！

私も年間収支で見れば休むことできますが、今年最後の山になりそうな動きをしっかりと獲って今年のトレードを締めくくりたいと考えています！

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各週の週間FX記事はこちら

• 2020年11月2日(月)～8日(日)までの収支 ノーポジ
• 2020年11月9日(月)～15日(日)までの収支 +155,500円
• 2020年11月16日(月)～23日(日)までの収支 +76,500円
• 2020年11月23日(月)～30日(日)までの収支 +18,500円