2021年1月11日週の週間FX収支「+106,500円」ドル円相場は再度リスクオフ?就任式のパニックにも警戒
最終更新日: 2021-1-17
ドル円相場は米長期金利上昇から高値を付けるもトランプ弾劾などで伸び悩み…
今週もお疲れ様でした!こんな状況下なので今週末も家で過ごしている方が多いかと思います。
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さて今週のドル円相場は、米10年債利回り(米長期金利)が昨年3月以来の高水準へ上昇。またトリプルブルー(ブルーウェーブともいう大統領・米上院・下院がすべて民主党で統一)からの早期金融緩和期待から今年の高値である104.3円までドルが買われました。
先週末に発表された米12月雇用統計結果が悪かったにも関わらず、一時的な落ち込みしか見せなかったこともあり、今週はドル買いが期待されていましたね。
最後の最後までやっぱりトランプ
しかしトランプ米大統領の弾劾裁判をめぐる報道や今週発表された米経済指標(小売売上高、新規失業保険申請件数)の冴えない結果からドル円は伸び悩み103.5円まで下落しました。
トランプ大統領の任期は来週20日までですが、本当に最後の最後まで為替へ影響を与えた大統領でした。
過去の米大統領の中でも一番為替への影響力があった人物だったのではないでしょうか?もちろん正確な数値を測ることはできませんが、アメリカを二分した問題は今後も根強く米国民の心に残るはずです。
FRBパウエル議長もハト派的な発言
また今週はFRBパウエル議長の講演もありましたが、「利上げ時期は近くない」と直接的に早期金融緩和政策を否定するような発言=ハト派的内容となりました。
市場的には「トリプルブルーになったから増税よりも先に金融緩和がくるぞ!」という先週の期待感から「やっぱりトリプルブルーでも足元の指標も良くないし、FRBも弱腰だよね」という落胆に変わりつつあります。
週後半にはバイデン氏から「1.9兆ドル」にも及ぶ追加経済対策案が発表されましたが、規模が大きいにも関わらず市場の反応が冷ややかだったのはそのためです。
一週間で風向きが変わろうとしている時期ですね。ターニングポイントのような週だったので、来週以降の本当にトレンドが変わったのかに注目です( ・`ω・´)キリッ
トリプルブルーもやっぱり風向きは怪しい?再度リスクオフに警戒
前節にも書いたように先週までの期待感はかなり大きかったです。期待が大きかっただけに落胆は隠せません。なによりそれが金曜も104円を越えなかった上値の重さに表れていますね。
ファンダメンタルズ・テクニカル両方で下目線が強いです。米長期金利の上昇で多少ドルが買われる場面もありそうですが、早期テーパリング(金融緩和)観測後退から株安→ドル売りの流れも否めません。
20日のバイデン大統領就任式はリスクオフ要因?
普通であれば米大統領就任でご祝儀的なドル買いが起きる可能性があるのですが、今回はその逆です。
選挙人投票で議会への乱入があったように、就寝式も混乱を呼び起こす引き金になりかねません。現に就任式を控えるワシントンでは警戒する動きが出ています。
拳銃と銃弾500発所持の男逮捕 大統領就任式控える米首都:時事ドットコム
またトランプ大統領は就任式に出席しない意向のようですが、実際どのような動きをとるかはその場になってみないとわからないところはありますね。
トランプ氏、バイデン氏就任式前に首都去ると米報道
パレード自体はバーチャルで行い、バイデン氏はホワイトハウスまでの短い距離を歩くだけのようですが、何かしらでパニックが起きた場合はドル円は今週の底値や103.5円を割り大きく下落する可能性があります。
就任式は日本時間の21日(木)AM2時からとなっているので、為替が動いても全くおかしくない時間帯です。
私のように慎重派の方はポジションを閉じて過ごしたほうがよさそうですね。詳しいドル円想定は次節にて行います!
今週は思い通りトレードできずに1回のみ+106,500円
今週は夜中の0時からドル売りが発生する場面が2か所。13日と15日にありましたね。
私のトレード時間だとどちらも入ることはできましたが、急な動きになっていたためノーポジ。13日夜に104円まで戻ってくる場面でエントリーしました。
- 1月13日(木):フィボ38.2% 103.77円から買いエントリー、103.98円までの20pipsとり利確 +106,500円
先週公開していた想定の画像にも「期待が大きいほど急落も注意」と書いてありましたが、そこまで大きく下げはしなかったものの流れが変わるには十分な週だったと思います。
私も先週の時点では「もっとドル高に動いてボラが大きくなりそう」と思っていましたが、逆方向でボラが拡大しましたね。
特に日本時間だと深夜に値動きが激しかった週なので、トレードスタイルによって大きく収支が分かれたと思います。
引き続きフォボナッチ・リトレースメントは、11月の高値・1月の安値を結んでいます。
来週18日(月)はキング牧師誕生日のため米市場は休場です。少し動きが小さくなりそうですが、その間に中国の主要指標の発表があります。月曜は様子見が強そうですね。
正直104円を超えて大きく円安に動きには、新しく大きな要因がないと難しそうです。1.9兆ドルの追加経済対策でも動かなかった訳ですからそれ以上ということですね。
今週は特別大きな米指標はありませんが、やはり就任式についてはチェックが必要です。少しでも期待感が取り戻せたら流れも変わってきそうですが、期待だけではなくマイナス要因もしっかりと頭に入れましょう!
売りでも値動きさえあればFXは利益が出せますからね!新アメリカ大統領誕生の瞬間なので、笑顔で迎えられるようにトレードの準備もしっかりしましょう(๑´ω`๑)♡
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コメント (2)
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1. AWFXclubリーダー#おじさん
今週もお疲れ様でした。メイさんが言われる通りトレードする時間でチャンスが違いましたね。私は大体19時頃から0時位迄なんですが、今週は動きも少ない為、ノートレです。普通は結構動く時間ですけど。今週も焦らず大きなトレンドを待ちたいと思います。就任式が無事終わってからかなー?
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2. メイ
>AWFXclubリーダー#おじさん
私もほぼ同じような時間帯ですね!一応2時くらいまで起きていますので、上記の2日も取ろうと思えばとれましたが、決済が不安だったので入らなかった感じです。
ノートレの判断は素晴らしいと思います!今週も少し様子を見ながらドル売りに流れが変わったか見極めが大事ですね(๑´ω`๑)♡