2021年3月8日週の週間FX収支「+184,500円」ドル買い強し!来週はFOMCでテーパリング観測復活か?
最終更新日: 2021-3-14
ドル円相場は米長期金利で急落するも持ち直し
今週もお疲れ様でした!日本の1都3県の緊急事態宣言も来週21日に解除の方向になりましたね。
私が住む埼玉も対象ですが「やっと解除される」という嬉しさよりも「じゃあなんで延長されたの?」という疑問の方が強いです。
さて今週のドル円相場は、米長期金利の上昇を背景に再度9か月ぶりの高値を更新しました。
その後は長期金利と同じような動きをし、急落に巻き込まれて108.3円まで反落する場面もありましたが、しっかり週末には109円台へ持ち直しています。
また期待されていた米追加経済対策も成立し、ドル買いの後押しとなりましたね。
「どこまでドルが買われるのか?」と思っているトレーダーも多いと思いますが、テクニカル・ファンダ双方でもドル買いは色濃く出ています。
もちろん米長期金利に支えられている部分が大きいので来週もポイントでの反落はありそうですが、想定以上に力強い展開でここまで円安ドル高が進んできました。
来週の焦点はFOMCのドットチャート
そこで来週3月16日(水)・17日(木)には、FOMC(連邦公開市場委員会)が開催されます。
「FOMCって何?」というFX初心者さんは、簡単に「日本の日銀のような役割」だと解釈してもらってOKです。今後のアメリカの政策金利目標を決定したり、金融緩和対策などを決定する場です。
そして今回のFOMCでは、四半期に一度のSEP(経済予測の要約 the Summary of Economic Projections)の発表となります。
このSEPでは「今後このような形で政策金利を計画しているよ」というドットチャートと呼ばれるものが発表されます。
ドットチャートを見て市場は「これから利上げ(利下げ)がありそうだ」と推測し、ドル買い(売り)に大きな影響を与えます。なので、今回のFOMCはいつもよりも注目度が高いです。
FRBパウエル議長のハト派でFOMCは満場一致なのか?
今回注目されるドットチャートでは、最近頻りに「低金利体制の長期化と早期テーパリングの否定」を口にしているFRBパウエル議長の意見がFOMCでどれくらいの支持を得ているか?が明確になります。
長期化よりも足元の経済を重視する声が強ければ、利上げを前倒しにして早期テーパリング(金融緩和)に踏み出す可能性もあります。またその傾向が見られれば、期待感からドル買いが再度発生する可能性もありますね。
19日(金)には日銀金融政策決定会合もある
また日銀金融政策決定会合も19日(金)にあります。いつもであれば変化のない日銀会合は相場的にスルーされることが多いのですが、ETFの買い入れ方針に関してなど現状不透明な部分も大きいです。
日銀内でも意見が割れている可能性もあるので、少し警戒が必要ですね。FOMCのように大きく為替には影響しないかもですが、瞬間的に相場が乱高下する場面もあるかもしれません。
本日3月14日からサマータイム(夏時間)になる
あと忘れてはいけないのが、本日3月14日からサマータイム(夏時間)となります(✻´ν`✻)
「まだ春も来てないのに…」と日本人は馴染みが薄いですが、本日以降の経済指標などは冬時間より1時間早くなるので注意が必要です。
上記FOMC後の会合も今までより1時間早い日本時間のAM3:00から。雇用統計も21:30に発表されます。
あとにズレる時は気づいても間に合いますが、1時間早まるサマータイムのタイミングは「気づかずポジションを持ってた」なんてこともあるので注意しましょう!
詳しい来週のドル円想定は次節にて行います( ・`ω・´)キリッ
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今週は109円までの買いエントリー4戦!2勝2敗で+184,500円
今週は積極的に109円までの買いトレードを行いました。結果としては2勝2敗と勝率はイーブンですが、先週よりも利益が残せたので納得のいくトレードです。
- 3月8日(月):先週高値を抜けた108.657円から買いエントリー→109円まで待ちたかったが寝る就寝ギリギリまで待って108.926円で利確 +134,500円
- 3月10日(水):8日と同じように109円までを狙い108.839円から買いエントリー→指標結果などから反落になり108.743円で損切り -48,000円
- 3月11日(木):再度109円トライ!108.804円から買いエントリー→こちらは即反転し108.706円で損切り -49,000円
- 3月12日(金):3度目の正直…108.817円から買いエントリー→やっと109円を超える形まで伸び109.111円で利確 +147,000円
週明けからドル買いが継続していたこと、9日には109円の高値を更新したことから「今週も力強い」ドル買いだと思いました。その後の反落で108円台に戻ってはいたもののその後もしつこく109円までを狙っていきました。
さすがに今週内で109円に戻らなかったら次は入っていなかったと思いますが、9日の反落も108円内・フォボナッチで見ても範囲内で収まったことなどが理由でドル買い継続だと思っていました。
逆に底が固められたのと私のリスクリワード2.0ほどの設定であれば「後ろを支えてもらいながら何度か挑戦できる」という状況でした。12日は109円までと思っていましたが、時間帯的にも+10pipsの急伸が得られたのは幸いでしたね。
今週後半は、108.5円のレンジからレンジブレイクの考え方で問題なかったと思います。先週の大きなボラティリティー(値幅)よりも私的にはトレードしやすい相場でした(๑´ω`๑)♡
来週はFOMC以外にも米2月小売売上高など足元の米指標がありますね。細かい動きに警戒しながらもFOMCの発表待ちとなると少し材料が乏しくなるかもしれません。
FOMC後の記者会見は18日(木)日本時間のAM3:00に予定されていますが、それまで週明けから膠着状態となった場合は、週中まで積極的な取引は様子見になりそうです。
逆に早期テーパリングの催促や期待感が先行すれば、発表前にもドルが買われる要因は膨らみます。先週高値をつけていることからも、109円から再度高値更新までは比較的とりやすいかもしません。
底に関しては先週固められた108.3円が1つの目安かと。FOMCの結果次第では大荒れになる可能性もゼロではないですが、ポイント的な急落・反落も108.5円・108.3円が区切りとなりそうです。
日銀会合も忘れてはいけませんね。サマータイムに切り替わり、トレーダーの人的ミスが増える時期になりますので、しっかりと切り替えて来週も無理なくトレードしましょう(✻´ν`✻)
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コメント (2)
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1. AWFXclubリーダー#おじさん
今週もお疲れ様でした。なんか久しぶりに連続した高値更新相場じゃなかったですね。こういう方がフィボナッチが使いやすいです。自分は高値更新時は切りのいい数字と今なら米長期金利位しか目安が浮かばないので、トレンドがあるのはいいのですが、日足が短期移動平均線から上離れしてるような急激な上昇相場はちょっと不安です。
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2. メイ
>AWFXclubリーダー#おじさん
本当に先週のほうがやりやすいですよね。その前の週はかなりのボラでしたが、それよりも自分にあっていた相場だと思いました(๑´ω`๑)♡
確かに急激な上昇相場は怖いですね。米長期金利も不安定な局面なので、上目線とは言ってもやはり警戒が頭から離れない感じです。