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2021年5月17日週の週間FX収支「-46,000円」中長期では円安ドル高、短期では足元の見極め大事

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最終更新日: 2021-5-23

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  • ドル円はテーパリング前進で下支え?方向性の乏しい週だった

    今週もお疲れ様でした!5月に入ってから暖かい日が続いていましたが、今週は埼玉も天気が優れなかったですね。梅雨も近づいているので、この季節はあまり好きじゃない(´×ω×`)

    2021年5月17日(月)~5月23日(日)までのドル円相場

    2021年1月18日(月)~1月24日(日)までのドル円相場

    さて今週のドル円相場は、ぐずついた天気のように方向性がパッとしない1週間となりました。

    先週は5月12日(水)に発表された米4月消費者物価指数の好調な結果から大きく円安が進みましたが、今週明けは世界的な株価下落を背景とした円買いが目立ちましたね。

    米株価だけが下落するのであれば、長期金利との兼ね合いから株安→金利上昇→ドル買いとなる場面が今年も多々ありました。しかし世界的な株安となるとまだリスク回避の円買いが優勢な状況となります。もちろんケースバイケースな部分もあるので必ずそうとは言い切れませんが、まだ円買いが強いという意識で問題ないです。

    しかしながら20日(木)に発表されたFOMC議事録では、「テーパリングの議論開始が適切になる可能性が高い」というタカ派的な意見が織り込まれていたため再びテーパリング観測が前進→ドル買い支援材料となりました。

    やはりこの人の発言での圧力が強い

    やはりこの人の発言での圧力が強い

    先週の記事にも書いていましたが、ダラス連銀カプラン総裁が「テーパリング議論開始は遅いよりも早い方が良い」という発言をしたのが大きかったですね。

    一部で報道されている「8月のジャクソンホール会合でのテーパリング宣言」が徐々に現実味を帯びてきた感じです。

    もちろん足元では一気にドル買いが増える訳ではないですが、今週は108.5円を底に下支え・底を固めたような形になりました。

    徐々にドル買い支援が増えそうだが、まだ予断を許さない状況

    とは言っても「今年3月までのドル円相場」「今年4月以降のドル円相場」で、若干動きの違うことをあなたも感じているはずです。

    正直私もトレードのしやすさで言えば、3月以前のほうがやりやすかったと思います。それまで円安ドル高に急激に動いていた訳ですから4月以降足踏みをしている形になりますね。

    しかしながら「これが本来のドル円相場」とも言えます。基本的に安全通貨であるドル・円はそこまで差異が生じません。

    これから米テーパリング→米利上げという段階を見据えて、堅調にトレードしやすいとも言い換えることができます。

    リアルタイムでトレードしていると私ももどかしさを感じる場面はありますが、もう少し耐えて今後のチャンスを待つ段階ですね(✻´ν`✻)

    来月6月のFOMCがかなり意識され始める

    今週FOMC議事録が終えて、8月にはジャクソンホール会合も控えていることから6月15日(火)・16日(水)のFOMCがかなり有力視されてきます。

    FOMCやジャクソンホール会合って何?

    FOMCやジャクソンホール会合って何

    ただジャクソンホール会合まで、6月と7月であと2回のFOMCが控えています。今週のように徐々にタカ派的な意見が増えていくことが予想されます。来週も

    など多数の要人発言が控えていますが、市場はすでに早期テーパリングを期待しているため少しでもタカ派的な発言があれば円買いで反応する場面が今後増えていきそうです。

    中長期的に見れば円安ドル高優勢、短期ではまだ不安が残る

    8月のジャクソンホールまでを考えれば、ドル円相場が心理的節目である110円を超えることはそこまで難しくない問題だと思います。

    今後テーパリング→利上げまでの一連の流れがかなり現実味を帯びてきたためです。米4月雇用統計は悪かったですが、5月・6月と大きくコケなければ今後FRBメンバー内にもタカ派的な声は一段と強まるはずですね。

    年始から日足で見てもサポートとは生きている

    年始から日足で見てもサポートとは生きている

    ただ短期で見た場合は、新規材料待ちの場面も少なくなく米経済指標や長期金利の動きで一喜一憂する相場が今後も少し続きそうですね。

    テクニカル的にみると一目均衡表基準線も死守されて先週書いていた108.3円の底はだいぶ厚いようにも見えますが、今週のような動きが来週も継続する可能性は大きいです。

    ナイーブともとれるし、投資家的にも今後の米利上げまでの一連のシナリオを考えて「ドルを買いたいけど、タイミングはいつなのか?」を測っているような形です。

    幸いFXは売りでも買いでも利益をあげられる投資ですので、柔軟な思考を持って臨機応変に対応していく必要がありそうですね。

    上記を踏まえて、詳しいドル円想定は次節にて行います( ・`ω・´)キリッ

    「上抜けた!」と思ったら反落…議事録前の行って来いで -46,000円

    毎週書いているドル円想定ですが、基本的に翌週のドル円相場の動きを考察しています。なので「短期的な相場の目安」としてもらえればと思います。

    ただFXは予想が全てではなく、私も最低でも3つのシナリオを書くようにしていますが「相場がこうなったら自分はどうする?」をあらかじめ考えておくことが大事です。

    その時のエントリーポイント、利益・損切幅、タイミングなどを効果測定→必ず見返すことが次のトレードに繋がります(✻´ν`✻)

    2021年5月17日週は1戦1敗 -46,000円

    2021年5月17日週は1戦1敗 -46,000円

    先週狙っていた2021年5月17日週のドル円ポイント:4時間足チャート

    来週2021年5月17日週のドル円ポイント:4時間チャート

  • 1. 先週高値&フィボナッチ61.8%の108.6円のラインを超えて110円を目指せるか?足元の指標とFOMC議事録次第
  • 2. 20日(木)に控えるFOMC議事録まで少し控えめか?株価・長期金利との兼ね合いも重視
  • 3. 議事録以外にも要人発言が多い週。テーパリング観測がメインテーマであり、再度後退懸念があれば戻りも早い
  • 今週は同じポイントで損失が出た方or利益が取れた方が多かったと思います。

    というのも週明けから少し弱含みだったドル円相場は、FOMC議事録まで108.8-109.2円のレンジ相場かと思われていましたね。

    議事録の発表の前に「やっと109.30円を超えた!」と私も待っていた段階でしたが、19日の急落はビットコインなどの仮想通貨暴落も一役かっています。

    BTC ビットコイン:日足チャート

    BTC ビットコイン:日足チャート

    ご存じの方も多いでしょうが、ビットコインをはじめ仮想通貨全面安となったことを受け金融市場全体がリスク回避に動きました。

    逆にこれがなかったら…「たられば」ですが、テーパリング前進もあったのでドル円相場は110円を目指していてもおかしくなかったですね。

    ドテンで入りなおすことやその後のエントリーもできたが…

    トレード後もチャートは見ていたのでドテンにて売りで入りなおすこともできましたが、総悲観的な相場での無理なトレードは控えました。

    逆に底をついてから108.8円まで再度上がってきたタイミングで、入りなおしても良かったですね。その場合は108.8円から109.0円までかそれまでフィボナッチの意識ラインとみていた109.2円までのトレードです。

    ただ時間的にもFOMC議事録発表の直前だったため、再エントリーはしませんでした。議事録発表がなかったら恐らく私も入っていたと思います

    来週2021年5月24日週のドル円ポイント:4時間足チャート

    来週2021年5月24日週のドル円ポイント:4時間チャート

  • 1. 米指標や要人発言で一喜一憂。108.8-109.2円にて109円に寄りつくような展開が濃厚か
  • 2. 再度109.2円を超えてきたら買いシグナル。タカ派的な要人発言・米指標が良好ならそこまで難しくない
  • 3. 仮想通貨暴落は一応の目途が付いたが予断を許さない。再下落があれば悲観的にならざるを得ないが108.3円の底はキープできるか
  • フィボナッチ・リトレースメントは継続して、3月末の高値・4月の安値で見ています。先週の動きを見ていてもわかりますが、かなり色濃く意識ラインが出ていますね。

    FOMC議事録でのテーパリング観測前進があったので買いで入りたいところですが、少しレンジ色が強いかと。逆に109.2円を来週も超えてくるようであれば、そこは買いエントリーで入れる場だと思います。

    一番取りやすそうなのは、109.3~109.5円までの買いですかね。順調にレンジから出てくれるのであれば、私もそこでエントリーすると思います。

    仮想通貨は一応の下げ止まりを見せているが…

    前述した通り「何邪魔してくれるんだ」と仮想通貨を邪険にしてしまいそうな場面ですが、それはお互い様なのでグッと堪えましょう!

    一応ビットコインは400万円ほどで下げ止まりを見せてはいますが、まだ危ういですね。コロナの感染拡大と共に急速に値上げした訳ですから、米テーパリングや利上げ観測が出た時に再度資金がドルに戻ってくるかも注目ポイントです。

    私も現在は保有していません(3月末に全て利確したとツイートもしてる)が、今後も資金の流れは少なからず為替相場に影響を与えてくるはずです。

    それでも108.3円の底は固い

    先週の下落時も108.5円で下げ止まったので、底がどんどん固められている状態ですね。下が固まり、だんだんと上を目指していく場面。5月も行ったり来たりの相場が続いていますが、月末から6月FOMCにかけてもう少し伸びが欲しいところです。

    来週もしっかりと動きを見極めながら慎重にトレードしていきましょう!(๑´ω`๑)♡

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    コメント (2)

    1. 1. AWFXclubリーダー#おじさん

      今週もお疲れ様でした。ひとつ確認ですが、来週の要人発言の後のタカ派的な発言が~のところで円買い→ドル買いでよろしいでしょうか?さて、今週は難しいチャートの動きでしたよね。日足的にはじり円高っぽいですが底は固い。また4月23日の底値からは上がって来ている訳で、どっちかにブレイクするのかな?って感じです。ということで小刻みにトレードしてます。

    2. 2. メイ

      > AWFXclubリーダー#おじさん
      >来週の要人発言の後の~
      ドル買いでOKですね!
      小刻みなトレードいいですね。私も今週くらいからもう少し短くトレードしていこうかなと思っています。上にブレイクしてくれたほうが後々楽そうですが、108.3円のブレイクのほうがボラは大きそう。

      先週のような行ってこいだけはヤメてほしいですよね(´×ω×`)

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    自己紹介:家庭菜園を育てながらFXをする事に生きがいを感じている専業トレーダーです!ドル円をメインにFX初心者さんへ分かりやすく為替の情報を発信しています。

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