2021年5月月間FX収支 +323,500円
最終更新日: 2021-6-1
4月に引き続いて5月も取引しづらかったが…やっと!
今日から6月ですね!2021年も半ばに差し掛かってきましたが、5月も4月に引き続いて「取引しづらい期間が長かった」と感じている方も多いはずです。
2021年5月のドル円相場 | |||
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始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
109.280円 | 110.198円 | 108.336円 | 109.554円 |
月間のボラティリティー(値幅)で見れば2円弱ですね。2021年で一番値幅が少なかった月です。
しかも月末にかけて高値更新をしたので、それまではもっと狭いレンジ相場でした。そりゃ取引しづらい訳です。
そういう私も最終週のトレードがなければ、収支はかなりひどいものになっていたと思います。それほど難易度が高かった月でした。
5月ということで「Sell in May」が懸念されていましたが、GW明けに一時的な下げはあったものの米株価はそこまでの影響はありませんでした。
それよりも5月の間に米テーパリング観測が前進したことが、ドル円を支える大きな要因になりましたね。
5月20日(目)に発表されたFOMC議事録でも「テーパリングの議論開始が適切になる可能性が高い」というタカ派的な意見が盛り込まれています。
FRBメンバー内にもテーパリング意識が高まってきた:ダラス連銀カプラン総裁
これまでは疑心暗鬼な部分が多かったですが、FRB高官や要人発言にて「8月のジャクソンホール会合でのテーパリング宣言」が徐々に現実味を帯びてきています。
その下支えがあっての月末の110円台突入ですね。現在は再度109円半ばまで少し戻ってきていますが、今週の米5月雇用統計をはじめ米経済指標の好調→テーパリング観測前進→米長期金利の上昇→円安ドル高要因が今後増えていくことが期待されます。
6月のドル円相場は年初来高値の更新がある?
そうなると気になってくるのがドル円相場の「年初来高値の更新はあるか?」です。
今年1月~3月までは米追加経済対策への期待などで、一気に円安ドル高が進みました。
その後4月・5月とテーパリング観測の足踏みやコロナ被害拡大などで方向性が少し見えづらかったですが、5月末から再度ドル円を下支えする材料が増えています。
まずは米5月雇用統計。そして6月FOMCでのスタンス
ドル円相場が再度円安ドル高に進むのに、まず重要なのが今週4日(金)に発表される米5月雇用統計です。
【経済指標速報】
— みんなのFX|トレイダーズ証券 (@Min_FX) May 7, 2021
??米雇用統計の結果です✍️
非農業部門雇用者数は予想を大幅に下回る?
21:30発表?
??非農業部門雇用者数
結果:+26.6万人
予想:+97.8万人
??失業率
結果:8.1%
予想:7.8%
??平均時給(前月比)
結果:0.7%
予想:0.0%
????ドル円は109.21円から108.77円まで下落?
前回4月の結果は予想を大きく下回りかなり悪かったですが、5月に発表された経済指標で消費が伸びていることも証明されました。
「消費が伸びている=インフレ懸念も払しょくされた」という今が大事な時期です。ここで「雇用もしっかり伸びている」ことが雇用統計によって証明されれば、米テーパリングに対してかなり大きな前進となります。
そして今月外せないのが6月15日(水)・16日(木)に控えているFOMC(連邦公開市場委員会)ですね。
8月のジャクソンホール会合までに6月・7月とあと2回のFOMCが控えています。
FOMCやジャクソンホール会合って何?って人はこちらの記事↓
嫌でも6月のFOMCは注目されるので、開催後の記者会見を睨んだ様子見の場面も増えてきそうです。またブラックアウト期間(FOMC前に要人の主要要人が発言できない13日間)前後の要人発言にも敏感になりますね。
このまま米経済指標が好調であれば、メディアが報道している通り「ジャクソンホール会合でのテーパリング宣言」も大筋不可能ではありません。
ただそれが「本当に8月なのか?」「年内なのか?」この辺りの微妙なニュアンスの違いで前進・後退を繰り返していきそうです。
タカ派の押せ押せムードが強ければ今月中にドル円相場の年初来高値更新も不可能ではないですが、じっくりと今月の指標結果・テーパリング観測動向を見極めていく必要があります( ・`ω・´)キリッ
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今年一番トレードが少ない月だったが6月から伸ばせるか…
各週の週間FX記事はこちら
- 2021年5月3日(月)~9(日)までの収支 ノーポジ
- 2021年5月10日(月)~16日(日)までの収支 +129,000円
- 2021年5月17日(月)~23日(日)までの収支 -46,000円
- 2021年5月24日(月)~30日(日)までの収支 +323,500円
終わってみれば4月よりも少ないトレード回数となりました。意識して少なくしていた訳ではないですが、エントリーに悩むよりもレンジ相場で様子見している期間が長かったですね。
また12日(水)の高騰時を逃してしまったのも勿体なかったかなと思います。あの日は祖母の手術などで、私も集中力がきれていたので仕方なかったですね。
為替のチャンスは「またすぐ来る」
よく絶好のトレードチャンスを逃してしまった時に機会損失について考える方がいますが、私はFXのチャンスは「基本的にまたすぐ来る」と考えています。これにはいくつか理由があります。
- 為替は24時間ずっと動いている
- 動きがあれば反発もある
- 高値や底値という意識がある
- 先のことは誰にも分からない
機会損失をいう人の多くは「過去の結果だけを見ている」からです。FXのチャートは現在進行形で動いていますが、見えているのは全て過去の軌跡です。
もっと言えばリアルタイムでその場にいても「うまくトレードできているとは限らない」ということですね。
後々の動きだけ見れば「こんな簡単な相場」と思ってしまうかもですが、その場にいた時には先のことはわかりません。
為替の動きが更なる動きを呼ぶ。だから面白い
また5月のドル円チャートを見てもらうとわかりやすいですが、月末27日に高値を更新できたのは「12日の高騰があったから」だと考えます。
もちろん因果関係を全て把握できる訳ではないので憶測の部分もありますが、FXには指値やストップロスというものが存在します。そう、あなた以外のトレーダーのポジションが多数存在している訳ですね。
そういったポジションも予め値段を決めて注文が出されています。値動きによってそれが増えたり減ったりする訳ですが、それを受けて一定の動きがあれば反発もあります。
また勢いがそのストップなどに勝れば、更なる動きもあります。だから「動けばまた次の動きも来る」ということになりますね?
トレードしてるとどうしても急変に目が行きがちなりますが、小幅な動きやレンジも相場にとっては大事な動きです。
自分がトレードしない時も自分以外のポジションを考えることは、かなり意味のある時間だと思います。そんなことを感じた5月でしたね(✻´ν`✻)
6月も無理のないスタンスでチャンスを狙う
私も生きるためにトレードをしているので6月もこのスタンスを崩すつもりはないですが、ドル円相場もやっと動き出してくれそうなので積極的に利益は狙っていきたいと考えてます。
2021年5月までの収支は+183万円。去年と比べるとかなり目減りするんですが、このまま米経済も順調に回復するのであれば今年は後半にドルも伸びてくるはずですね。
まだ年間収支を気にする時期ではないので、どっしりと構えながら今月もやっていきます!DM返信も継続中ですので、悩みがある方はお気軽に相談してください!一緒に学びながら進んで行きましょう(๑´ω`๑)♡
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