2021年8月16日週の週間FX収支「+136,000円」来週のジャクソンホール会合3つのシナリオを考察
最終更新日: 2021-8-22
ドル円相場は想定通りの一喜一憂。難しい週だった
今週もお疲れ様でした!お盆明けの週となって、いつもよりも長く感じた方もいたと思います。
私の体調もかなり良くなって今週からトレードも再開しています。私のトレードについては最終節で詳しく解説しています。
さて今週のドル円相場は週明けこそ、先週末の米経済指標(米7月消費者物価コア指数・米7月ミシガン大消費者信頼感指数など)の冴えない結果を引きずり109.1円まで円高ドル安が進みましたね。アフガン情勢・コロナ拡大もマイナス要因です。
先週の記事にも書いていましたが、週末ポジション調整絡みだったので個人的にはもう少し戻りが早いと思っていました。
その後はFOMC議事録へのテーパリング観測期待が高まり110円台を突破、110.2円まで円安ドル高となりました。
しかしそれも長くは続かず、米長期金利低下・来週のジャクソンホール会合を見据えてかポジション調整も激しく109.7円ほどで週末となりました。
値幅こそはそこまで大きくないものの本当に「一喜一憂」、方向性が定まらない相場だったと思います。
やっと来週は「ジャクソンホール会合」今年の山となるか?
それもそのはずですね。来週8月26日(木)~28日(土)にかけてジャクソンホール会合が予定されているからです。さらに言えばそこでのFRBパウエル議長の講演に注目が集まっています。
ジャクソンホールという名前なので大きなホール(会場)でやるのかと私も昔は思っていましたが、ジャクソンホールは地名ですね(✻´ν`✻)
簡単に言えば「年1で世界経済のために各国から金融担当(日本は日銀・黒田総裁)が集まって大きな会議をしてるよ」でOKです。
そういった場なので、その国の政策金利や今後の経済政策について語られることも多くあります。
FRBバウエル議長がどこまでテーパリングに言及するかがポイント
今週発表されたFOMC議事録では「多くの参加者が年内テーパリング開始を適切と判断した」との記述がありながらも「コロナ感染拡大が広がれば、数人の参加者は当該見解を変更する可能性がある」ともあり、正直まだハッキリしていない状態です。
そこで昨日急遽、ジャクソンホール会合もオンライン形式をとることが発表されました。ギリギリまで対面式でやる意向だったのですが、コロナ拡大によって1週間前に断念した形になります。
FRBメンバー内でも揺らぎがある訳ですから、そりゃ相場も一喜一憂しますよね。
パウエル議長の発言シナリオを考察
FRBメンバー内で意見が分かれたとしても今回のジャクソンホール会合で何らかの言及があるのは明白です。そこでパウエル議長の発言シナリオを考えてみましょう!
- 「年内テーパリング開始」の意見に大きく賛同するような講演内容だった場合:早期テーパリング観測が加熱→米長期金利上昇→ドル買い要因大→円安ドル高へ急騰
- 「コロナ拡大も基づきテーパリングへの意欲ナシ」との講演内容だった場合:早期テーパリング観測が後退→米長期金利低下→ドル売り要因→円高ドル安へ急落
- 「どちらともとれない。メンバーでコンセンサスがとれてない」ような講演内容だった場合:次回9月FOMCへ持ち越し→相場はまた不安定に
大きく方向性はこの3つに分けられます。もちろん市場の受け取り方でも反応は変わる部分もありますが、それほど今回のジャクソンホール会合は「アメリカがいつテーパリング宣言をするか?」「コロナからの復旧及び利上げまでどうやって移行していくか?」が注目されており、FRBパウエル議長の発言次第では相場が乱高下する可能性は高いです。
パウエル議長は日本時間の8月27日23時頃に講演
3日間開かれえるジャクソンホール会合の中で「いつパウエル議長が講演をするか?」すでに予定が出ています。
米東部時間27日(金)午前10時頃なので、日本時間だと8月27日(金)の夜23時頃ですね。
米FRB議長、27日に経済見通しについて講演 ジャクソンホール会合 - REUTERS
金曜夜でもクローズまでまだトレードできる時間ではありますが、週末で忘れてしまったり、無謀なポジション持越しは控えたほうがいいです。
今年の頭から「テーパリング観測」という言葉で相場が上下する場面をあなたも何度も見てきているはずですね。
それがやっとジャクソンホールで明確になるのか?2021年後半のドル円相場の行く末はどうなるのか?来週の相場に期待です。詳しい想定は次節にて行います!( ・`ω・´)キリッ
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ほぼ2か月半ぶりのトレードで利幅を小さく歩み出す +136,000円
6月頭に私の体調が悪くなってから約2か月半ぶりのトレードとなりました。
今まで通りであれば20pipsを狙っていくようなトレードをしていましたが、久しぶりのトレードであることと今週の方向性の捉えづらいドル円相場を見て細かくとった感じになりましたね。
- 8月17日(火):米小売売上高発表後109.5円を抜けた109.517円から買いエントリー→もう少し伸びるかと待ちましたが就寝前109.635円で利確 +59,000円
- 8月18日(水):こちらも米指標発表後109.830円から買いエントリー→結果的に110円を超えるもその前の109.984円で利確 +77,000円
- 全てドル円・50lotで取引をしています
フィボナッチ・リトレースメントは4月の安値・7月の高値で見ています。さらに細かく見る場合は、8月の安値と7月の高値も観るとより細分化できます。
そもそも今週は先週の記事でも書いていた通り「一喜一憂な相場になる」ことは、あらかじめ予想されていました。
また先週末、米7月ミシガン大消費者信頼感指数などで下げた値が戻るのもある程度想定の範囲内でしたね。そこへ向かって2回買いトレードで入った形となりました。
17日(火)のエントリーは、ちょうど4月底値・7月高値の半戻しに当たる値段だったこと。また意識されやすい109.5円を超えたことからエントリーしました。その後の伸びは悪く0時半頃まで待ちましたが、久しぶりのトレードということもあって利確しましたね。
18日(水)に関しても110円の意識ラインへ向けてあわよくば110円台へ乗り伸びてくれることも考えましたが、手前の20pipsほどを取りに行く考え方です。こちらも1時過ぎほど待ちましたが、反落が怖く手前で利確。
どちらもまだエントリー・決済ポイントに甘さを残す結果となりましたが、久しぶりのトレードにしては及第点だったかと思います。
正直来週はジャクソンホール会合次第、さらに言えばFRBパウエル議長の講演次第となっています。それを見据えた手控えも見受けられ、一喜一憂に反応しやすい相場は継続しそうですね。
もちろん内容次第ではありますが、前節で詳しく説明した通りふり幅は大きく週末ということもあり週をまたいで大きなトレンドを形成する可能性もあります。
できれば来週のポジション持越しは避けたほうが良いでしょう。逆に来週~再来週にかけて大きく為替が動く週でもあるので、チャンスもその分大きいです。
会合までは様子見、講演後にトレードでも十分利益が出せると思います。週明けの相場にもよりますが、それまでは私も様子見強いですかね。
決して無理なトレードはせず、しっかりと計画を練って来週のジャクソンホール会合に望みましょう!(๑´ω`๑)♡
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コメント (2)
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1. toto
順調に回復なさっているようで本当によかったです!
いつもとても勉強になっています。
これからも楽しみにしています。 -
2. メイ
>totoさん
ありがとうございます!血管のほうは一応次に10月に検査があるのですが、もう普段通りの生活を送れてきました!
逆に2か月動けなかったので、それを取り戻すために最近はちょっとずつ運動を始めています!