2021年8月30日週の週間FX収支「+50,500円」雇用統計結果でよりドル円は膠着か
最終更新日: 2021-9-4
米8月雇用統計も冴えない結果となりレンジ継続か
今週もお疲れ様でした!9月に入り一気に秋らしい陽気となりました。埼玉は今週ずっと天気悪かったです。
さて今週のドル円相場は、先週のジャクソンホール会合から今週の雇用統計にテーパリング観測の注目が移ったところでした。
しかしながら9月3日(金)に発表された米8月雇用統計も非農業部門雇用者数で大きく予想を下回りネガティブサプライズとなりました。
【経済指標速報】
— みんなのFX|トレイダーズ証券 (@Min_FX) September 3, 2021
??雇用統計の結果です✍️
非農業部門雇用者数は事前予想を下回る?️
21:30発表
??非農業部門雇用者数
結果:+23.5万人
予想:+75万人
??失業率
結果:5.2%
予想:5.2%
??平均時給(前月比)
結果:0.6%
予想:0.3%
??ドル円は109.95円から109.63円まで急落?
その後少し戻したのは平均時給が上がっていたこともありますが、リスク回避の円買い・ドル買いの拮抗、テーパリング観測への市場の疑心暗鬼の現れだと思います。
個人的な経験則ですが、米経済指標って「ここで決めなきゃ」って時に結構外すことって多いですよね。ADP雇用者数も予想を割っていたことやテーパリングへの期待感が大きくなっていることもあり、当日も発表前に警鐘を鳴らしていました。
先に言っておきますが #雇用統計 時にトレードするかは個々のトレーダーの自由です?しっかりルールを決めてリスクを理解していれば大丈夫ですよ?
— FX投資家メイ @ #DM 毎日返信してます/ #FX収支 公開/ #ドル円 FXトレーダーブロガー (@fxsasakimei) September 3, 2021
ただ初めて雇用統計を経験する #FX初心者 さんは、まずは見るだけに徹して下さい?今回も期待感が大きいのでサプライズ気味かhttps://t.co/5PYpBx86HZ
これでまた次の注目は9月FOMCに
確かに雇用統計はマイナスで反応したもののそこまでテーパリング観測を決定づけるものとはなりませんでした。
ただこれで「9月テーパリング開始宣言」はかなり可能性が減りましたね。その分9月21日(火)~22日(水)で行われる9月FOMCへ注目が集まります。
テーパリングありきの市場がより9月FOCMで欲しがる
1つ大きな問題であるのは、市場全体が米テーパリングありきでその先の利上げまでも待ち望んでいることです。
先週のジャクソンホール会合では「年内にテーパリング開始、テーパリング=利上げじゃない」との発言がFRBパウエル議長からあったばかりだというのにですね。
テーパリングありきから催促相場になる
「ありき」で市場が構えているので、雇用統計のようにマイナス要因が出たらそりゅ大きくネガティブに反応します。
ただ非農業部門雇用者数が予想よりもかなり悪かったにも関わらず、30pipsほどの動きで済んだのもまたテーパリング期待からだと考えられます。
足元の指標結果を睨みながらやはり本命は9月FOMCのドットチャートに委ねられてきますね。その辺りは先日の記事で詳しく解説しています。
テーパリングや利上げ予想を判断するポイントはここ↓
レンジにはレンジの戦い方がある
ちょっと長い目で4月の底値と7月の高値を結んだフィボナッチ・リトレースメントを見てみます。
7月に高値を付けてからは109.0円~110.6円のほぼ横ばい、今回の雇用統計の結果を受けて半戻しの50%のラインまでまた近づいてきました。この間に「ジャクソンホール会合もあったのに」です。
9月FOMCを超えるビッグイベントは、大災害でも起きない限りしばらくは考えられません。
ただサポートラインを見るといささか上がってきているようにも見えます。これはジャクソンホールや年末が近づくことでのテーパリング期待が増えてきている証拠ですね。
それも加味しながら9月FOMCはレンジ内109.5~110.6円内で戦う方が賢明かもしれません。詳しい来週のドル円想定は次節にて行います!( ・`ω・´)キリッ
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チャンスが少ない1週目も辛く1勝 +50,500円
重要指標が多い月始めはなかなかエントリーチャンスに恵まれないことが多いのですが、ずっと待っていたポイントに差し掛かってくれたので1回だけエントリーです。まだまだ病み上がりのリハビリトレードですね。
- 9月1日(水):ずっと待っていたフィボナッチでの上抜け狙い110.294円から買いエントリー→その後伸びがなくたった30分110.395円で利確 +50,500円
- 全てドル円・50lotで取引をしています
フィボナッチ・リトレースメントは、前節の長期と8月安値・高値で見ていることが多かったです。
110.3円は先週から待っていた買いポイントでしたが、抜けてもすぐに返されてしまいましたね。もし私が本調子だったら20pips取りに行っていたと思うのでマイナスになっていたと思います。
先月のトレードもそうですが、今は小幅に10pipsとれるようリハビリ中なこともあって難を逃れました。もちろんこの場合も損切はRR2.0くらい110.23円ほどにつけていました。
水曜は美容院で出かけていましたが、ちょうどこの瞬間には帰ってこれていたのはよかったです。
金曜も「ネガティブサプライズになりそう」とは思ってチャンスがあればエントリーも考えていましたが、109.6円まで下がったあとに109.8円ほどまで早い戻りを見せたのでノーポジとなりました。
前節でも書いた通りレンジ相場になりやすく、先週と同じような110円に寄り付き→米指標で一喜一憂となりやすい相場ですね。
ただ気を付けなければいけないのは、9月FOMCに対してブラックアウト期間に入るのは9月11日(土)です。
- ブラックアウト期間とは:各会合の前々週の土曜日から開始される。そこまらFOMCなどの各会合まで要人やメンバーは金融政策に関する対外発言が禁止されてる
来週1週間はまだブラックアウト期間前ですので、テーパリング推進派=タカ派メンバーからの発言でまた一喜一憂する場面も否めません。
レンジ内でどのような動きを見せるか?
まずは週明けどこまで雇用統計の影響が残っているか?ですね。テーパリング期待のほうが強ければ、案外早く110円台まで戻ってくるかもしません。
また菅総理が自民党総裁選への不出馬を表明してドル円相場こそ無風でしたが、日経平均は上昇していましたね。日株からの後押しもあるかもですね。(期待は薄いです)
レンジ相場の場合は軸がどこになるのかをしっかり見極める必要があります。このままズルズルと円高方向へ行くのか?110円に戻るのかでも攻めるポイントが変わってきます。
来週は急いでトレードするような場面ではないので、じっくりとその辺りを見極めてからトレードを開始しましょう(๑´ω`๑)♡
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