2022年3月度FOMCがそろそろ発表!注目ポイントはどこ?
最終更新日: 2022-3-14
今日はホワイトデーなんですね!この時間(17時)まで全然気づいてなかった…笑!バレンタインデーもいつの間にやら終わってたし、、
そんなこんなで気分だけでも味わうために(?)、あとでクッキーでも焼いて食べようかな♪
さて、今回はもうそろそろ発表予定のFOMCについて!
重要な指標ということはわかってるけど、どんなところに注目すればいいのかわからない!といった時に、参考にしていただけると嬉しいです。
3月度FOMCが発表間近!自分のポジションを確認しよう
2022年3月15日・16日の2日間でFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催されますね!
FOMCはアメリカの中央銀行にあたるFRB(米連邦準備理事会)が原則6週間ごとに年8回開催する会合です。 GDP世界一のアメリカの金融政策がこの場で決定されるので、FOMCの結果は世界の投資家が注目しています。
FOMCの発表直後は、ドル円を含め多くの通貨の値動きが大きくなる他、大きなトレンド転換点になることがあります。 そのため、FX初心者の方がこうした大きなイベントを迎える前に、ポジションを持っていることはおすすめできません。
もしも意図しない方向に為替レートが動いた場合、損害が甚大になる可能性があるので要注意です…!
FOMCで注目したい「利上げ」について
さてさて、今回のFOMCはどのような結果になるのでしょうか?
3月3日に行われた議会証言でFRBのパウエル議長が、0.25%の利上げを支持するとコメントをしていたため、 今回のFOMCでは0.25%の利上げが妥当という見方がほとんどでした。
※FRBパウエル議長が議会で言及したこと(3月3日のブログより)
しかしその後、ロシアがウクライナに侵攻し、ロシアに課した経済制裁の「返り血」が想像以上であることが危惧されています、、
今後、FRBが経済制裁によってアメリカの景気が悪くなると予想すれば、0.25%の利上げも見送りでしょう(利上げ無し)。
一方、経済制裁によって原油やその他の物価がさらに上昇することを危惧するなら、 インフレと景気抑制が必要になるので、0.5%の利上げになるのではないかという説も出てきています。
ただ、依然として手堅い予想は、パウエル議長の議会証言通り0.25%の利上げです。 仮に利上げなし、0.5%の利上げとなった場合はサプライズとなり大きく値動きする可能性が高いでしょう…!
円安に進むドル円、その要因とは?
では、市場はどう見ているのでしょうか?
下のチャートを見ると 3月10日あたりから一気に円安方向に向かっています。
これは3月10日のアメリカCPI(消費者物価上昇率)の上昇をみて、市場はインフレに向かうと判断。今回のFOMCは0.25%の利上げと折り込み、長期金利が上昇したことから一気に円安方向に向かったと考えられます。
つまり、市場はややリスク回避傾向にあるといえるでしょう。
ドル円の動き
チャートを見てもわずか1週間程度で1ドルあたり3円近く円安になっていることがわかります。
今回のFOMCのポイントは、政策金利でサプライズはあるか?に加えて、 パウエル議長の政策金利の発表の他に、FRBが今後、経済制裁の影響で景気の原則を危惧しているのか?
そして、インフレは危惧しながらも景気は底堅いと判断しているのか? といった内容を、パウエル議長のコメントの中から読み取ることが重要と言えるでしょう!
今日はここまでです♪
本日もお読みいただきありがとうございました(✻´ν`✻)