アメリカADP雇用統計が3月30日に発表、何に注目して見ればいいのか?
最終更新日: 2022-3-29
こんにちは!先日3月26日は『最強開運日』でしたね♪なんだかテンション上がっちゃってTwitterでも投稿しちゃった!笑
今日は本題に入る前に、3月28日に一時6年7ヶ月ぶりの水準となる1ドル125円台になった「ドル円の値動き」について解説していきたいと思います!
急激なドル円の上昇、円安へ向かったきっかけ
2022年3月15日・16日のFOMCにおいて、アメリカの政策金利は0.25%引き上げとなりました!
※2022年3月度FOMCは政策金利0.25%の利上げに…!今後の展開は?(3月17日のブログより)
一方で日銀は3月17日、18日に金融政策決定会合を行い、 その中で黒田総裁は4月に物価上昇率が目標となる水準の2%になる可能性を示唆しながらも「金融引き締めは行わない」と明言。
日米の金利差がさらに開くと市場が判断したことから、FOMC以降はさらに円安方向に向かっていました。 急な円安はすでにこのときに始まっていたのです…!
またアメリカの長期金利に釣られるように日本の10年物国債利回りは上昇。 日銀が上限とする0.25%に達したため、日銀は複数日にまたがって決まった金利で、国債を無制限に買い入れる「指値オペ」を実施すると3月28日に発表しました。
指値オペは今回の場合、0.25%の金利で無制限に国債を買い入れるので、金利が下がって長期金利を抑える効果があります。
指値オペによって長期金利を抑え込みたいという日銀と金利を上昇させようとするアメリカ、 という方針の違いが明確になったため、ドル円は一気に円安方向へ向かいました。
ドル円の動き
ADP雇用統計が発表間近、果たして125円は超えるのか
そんな中、3月30日(水)にはADP雇用統計が発表されます! よく知られているのはアメリカの雇用統計ですが、ADP雇用統計はアメリカの雇用統計が発表される2日前に発表されることになっています。
必ずしもADP雇用統計が米国の雇用統計と同じような数字になるとは限りませんが、 少なからず影響を与えるので、チェックしておきたい指標です!
※直近(3月30日~4月1日)の重要指標はこのあたり(3月24日のブログより)
今回の予想値は45万人、前月の数値は47.5万人です。 仮に大幅に上回ることがあるとさらにアメリカのインフレが意識され、円安に向かう可能性があります。
市場では、1ドル125円は「黒田ライン」ともいわれており、125円は1つの抵抗帯となっている可能性はあります。 仮に125円を大幅に抜けるようになると、さらに円安方向へ急激に向かっていくでしょう。
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