大注目のドル円相場、そんな中アメリカ雇用統計の発表が迫る!
最終更新日: 2022-3-31
こんにちは!
ブログ再開してから1ヵ月経ちました。時間が過ぎるのがめちゃくちゃ早い∑(*゚д゚*)!!!!!
最近は、重要指標が多くて情報収集に忙しい毎日です…笑。明日はアメリカの雇用統計発表なので、チェックすべきポイントを解説しますね!
一時125円台まで円安が進んだドル円の値動き
まずは最近目まぐるしく上下するドル円の動きをおさらいしましょう! ドル円は、3月28日に125円を一瞬超えた後は、すぐに押し戻されています。
日銀は長期金利の上昇を抑えるために指値オペを実施。30日には、指値オペに加えて通常オペや臨時オペも実施! 長期金利を上昇させない考えをより鮮明にしていました。
しかし3月30日の昼頃、日銀の黒田総裁は岸田首相との面会。 直近の円安について、政府から過度な円安に対する対応を求められるのではないか…という思惑から、 一時121円台まで円高が進む場面もあり、以降3月31日午前中時点では122円台近辺を維持している模様です!
ドル円の動き
米雇用統計前に確認しておきたいADP雇用統計の結果
こうした中、4月1日には「3月非農業部門雇用者数変化(雇用統計)」の発表があります!
雇用統計は毎週第1金曜日に発表される、アメリカの雇用情勢を調査したもので、 アメリカの現状の景気を把握するうえで大変重要な経済指標です。 同指標の前月は67.8万人、予想は48万人となっています。
この雇用統計発表の2日前には毎回ADP雇用統計が発表され、 ある程度、非農業部門雇用者数変化(雇用統計)の参考値として用いられます。
※アメリカADP雇用統計が3月30日に発表、何に注目して見ればいいのか?
3月30日に発表された、ADP雇用統計は、前月比で47.5万人増加、予想は45万人、結果は45.5万人で前月比は下回ったものの、 予想値は若干上回ったということで大きなサプライズはなく、ドル円の為替レートに大きな影響を与えることはありませんでした。
ただ、ADP雇用統計の結果と非農業部門雇用者数変化(雇用統計)が必ずしも連動するとは限らないので油断は禁物です!
ちなみに、同統計の前月比は67.8万人の増加、予想は48万人となっています。
市場はどこに注目しているのか?
今の市場の注目は、FRBが次回のFOMCで0.5%の利上げをするほどのインパクトのある数字が出るかどうかなので、 雇用統計の数値が高いと、長期金利の上昇や次回FOMCでの0.5%の利上げが意識されて、若干円安トレンドに向かうのでは…と考えられます!
また、今回のブログでは割愛しますが、同日に発表される3月失業率、 3月ISM製造業景況指数も大変重要な指標なので、数値によってはドル円が乱高下する可能性もあります…!
長々となってしまいそうなので、失業率とISM製造業景況指数はまた改めて解説しますね(`・ω・´)