3月度FOMCの議事要旨が発表!今回は大きなサプライズはなし
最終更新日: 2022-4-7
こんにちは!
先週くらいに冬服をしまった途端に気温が下がったのでもぉ~!!と思っていましたが、今日はポカポカ♪
(もう冬服しまっていいよね?もう寒くならないよね?しまっちゃうからね?!??笑)
さて今回は、4月6日にFRBが公表した3月FOMC議事要旨について!ドル円に動きがあったのでそのへんも併せて解説しています!
FOMC議事要旨が公表!…その内容とは?
4月6日に、FRBは3月のFOMC議事要旨を公表しました。
「議事要旨」とは、一般的な会議でもよく使われる言葉で会議の内容を要約したもの。
FOMC議事要旨は、FOMCが開催された3週間後に公表されます!
FOMC直後の会見だけでは読み取れない内容も議事要旨では把握することができるため、FOMC同様注目が高まる経済イベントです!
例えば、今回であれば3月度のFOMCでは結果だけ見ると、0.25ポイントの利上げという発表になっています。
しかし公表された議事要旨を見ると、多くの参加者が、仮にインフレ率が高止まり、 または悪化した場合、今後の会合で「0.5ポイントの利上げを1度または複数回行うことが適切」と考えていながらも、 ロシアのウクライナ侵攻により景気の不確実性が高まったため、0.25ポイントの金利引き上げ適切が望ましいという結論に至ったことがわかります…。
つまり、今回(3月発表)のアメリカの政策金利0.25ポイントの引き上げは順当な結論だったわけではなく、 0.5ポイント金利引き上げも十分可能性としてはあったということがわかりますね。
イベント前後にはドル円に動きも!
FXに投資においてはあまり意味のあるチャートではありませんが、 以下のドル円5分足をみると、FOMC議事要旨があった4月6日(日本時間4月7日午前3:00)前後で大きく動いています。
ドル対円の動き(5分足)
初心者の方は、こうした重要イベント近辺ではできればポジションを持たないようにしましょうね…!
大きなサプライズはなし、今後の展開予想
1時間足のドル円を値動きは以下の通りです。
5分足で見れば値動きは大きいですが、1時間足でみればプラスマイナスはあまりなく、その後どちらかにトレンドが動くということもありませんでした!
ドル対円の動き(1時間足)
FOMCの議事要旨によって、FOMCの結果だけでは見えなかった内容がわかって、それ以降の為替レートが大きく変動することもあります。
しかし今回のFOMC議事要旨の発表は、市場としては想定内。大きなサプライズはなかった内容と言えるでしょう…!
FOMC議事要旨の内容を受けて日本との金利差は乖離し、再度125円あたりまでは緩やかな円安に向かっていく可能性が高まっています。
本日もお読みいただきありがとうございます(✻´ν`✻)