アメリカ小売業売上高の発表における注目ポイントや一時126円を超えたドル円の状況
最終更新日: 2022-4-14
こんにちは!今日はちょっと昼間に外出していたのですが、完全に服装をミスりました。笑
なんで4月なのにこんなに寒いの?!関東!
それはさておき、今日はアメリカ小売業売上高の発表の日です!その前に、昨日一時126円となったドル円の状況などを解説します(*`ω´*)
一時126円を超えたドル円、日銀の動きに注目
4月13日には、ニュージーランド準備銀行とカナダ銀行の政策金利発表があり、いずれも0.5ポイントの引き上げとなりました。 あまり大きく円に影響するイベントではありませんが、各国が金利を引き上げているなか、日銀の緩和スタンスがより世界でも際立ったような形でした。
※ニュージーランドドルの特徴と政策金利の発表(4月13日のブログより)
昨日もブログやTwitterでも書きましたが、13日の午後には一時126円台を超える場面もありましたね!
ドル円の動き
ドル円が130円台に向かう可能性はある?
ただ、日銀の緩和スタンスは世界中の投資家の安心材料となっているものの、経済界への悪影響や急速な物価高などにより、 何かの拍子に日銀が利上げスタンスを変えざるを得なくなる可能性もあります。
その場合、為替に与えるインパクトは相当大きくなるということは、心の片隅に持っておく必要はあるでしょう…!
しかし、現状では日銀は緩和政策を継続していくと明言しているため、円安を止める要因が市場に全くない状態なんです。
すでに円安を織り込んでしまっている投資家も多いため、何か大きな要素がなければ急激な円安に向かうことは考えにくいですが、 現状のままでは少しずつ様子を伺いながら、緩やかに130円台に向かっていく可能性は十分に考えられます…!
アメリカ小売業売上高が発表間近(4/14 21:30)
4月14日21:30には、アメリカ小売業売上高の発表があります! アメリカは物価の急上昇、政策金利の引き上げがあっても雇用の悪い影響はほとんどなく、アメリカは完全雇用を達成している状況です。
ロシアのウクライナ侵攻の影響も、土地続きではないアメリカはヨーロッパほど悪影響を受けることはなく、世界で独り勝ちをしている状態にあります。
今回の小売業売上高の予想値は前月比0.6%増。インフレ禍にもかかわらず小売業売上高も予想を上回るほどの数値で推移するとなると、 インフレに負けないほど個人消費も引き続き強いと判断することができますね。
ただ、今回の小売業売上高を受けて、為替レートが円安・円高どちらに向かうかは考え方が分かれます(´・ω・`)
小売業が好調で、アメリカ景気が上向きと投資家が捉えれば10年物国債の利回りが低下するため、円高に向かう可能性。 また、一層のFRBの金融引き締めが意識されれば10年物国債の利回りが上昇し、円安に向かう可能性。両方考えられます!
今日は寒いから早めにお風呂入って温かいココアでも飲もっと(✻´ν`✻)またブログアップしますね♪