日本もいよいよ物価上昇局面?4/22発表の消費者物価指数(CPI)に注目
最終更新日: 2022-4-21
こんにちは!
先週まで「ド…ル円が…126円………嘘だろ…??」的な感覚でいたのですが、あっという間に128円台。なんだか猛スピードで進んでいますね。
明日に発表を控えた消費者物価指数(CPI)に注目をしている私ですが、やっぱりその前に、ドル円について今後の予想をしてみました!
異常なペースでの急激な円安…今後のドル円予想
周知の通りですが3月上旬移行、急激に円安に向かっています。改めて日足でみるとそのペースの異常さが見て取れます。
昨日、磯崎官房副長官の「為替の急激な変動は好ましくない」という発言により、一旦、過度な円安にブレーキはかかりました。
ドル円の動き(日足)
しかし、より短い足で見てみると、磯崎官房長官の口先介入などどこ吹く風で、少しずつ様子を伺いながら再度円安に向かっていることがわかりますね。
ここ最近のブログでも毎回言っているように、この円安の流れを止める要因が全くありません…! 今後も政府要人の口先介入によって多少上下する可能性はありますが、130円まではこのまま円安が「スムーズに」進むと考えられます。
ドル円の動き(4/21|5分足)
日本の消費者物価指数(CPI)が4/22に発表
4月22日8:30ごろには、日本の消費者物価指数(CPI)が発表されます!
長期にわたって物価上昇率2.0%を目標として金融緩和を続けてきましたが、全く物価は上昇せず。 日本は世界GDPランキング3位の国にもかかわらず、発表するCPIは全く市場から注目されていませんでした…。
ただ、皆さん自身も実感しているかもしれませんが、近年の物価上昇は過去にないペースとなっています。 残念ながら日銀の金融政策の結果で物価上昇したわけではありませんが、日本も長かったデフレを脱却してインフレを体験する時期が来たと言えるでしょう。
加速するインフレ、世界中から注目される日本
3月度の消費者物価指数(CPI)の予想値は前年比1.2%。前月は0.9%でした。
また、物価変動の大きい生鮮食品やエネルギー価格を除いたコア指数は前年比で▲0.8%。 前月が▲1.0%なので、CPI、コア指数いずれの数値を見てもインフレがさらに加速していると考えられます。
これまで長年低金利政策をしてきたので、1回、2回のCPIの結果を見て、すぐに利上げをすることはありません。 ただ、今回の結果次第では日銀が少しずつ利上げをほのめかせる、「市場との対話」を始める可能性は考えられます。
日本が発表する数値はさほど注目されず、世界経済にインパクトを与えることはありませんでしたが、 ここ最近のインフレで唯一緩和姿勢を続けている日本の動向は、今、世界中の注目を集めています。
関東はなんだか「もう梅雨………?なのか…?」ってな感じの週間天気予報が出ていますが、明日は貴重な晴れ間がありそうなので、寝具一式丸洗いしようと思います(✻´ν`✻)
それではまた次回のブログにて♪