米住宅新築販売件数の見どころは◯◯!今後の注目は円とユーロへ?
最終更新日: 2022-5-24
こんにちは!今日もいいお天気!洗濯物が早く乾く季節になりましたね…(ほのぼの)♪
さて今回のブログでは、本日(5/24)発表の「米新築住宅販売件数」の見どころについてを書こう!…と思っていたのですが、 大きめなユーロをめぐる注目の発表があったので、本題に入る前にそれについてまず解説します!
ECBが政策金利引き上げの可能性、ユーロ高の展開へ?
ロシアのウクライナ侵攻による景気減速懸念から、政策金利の引き上げに慎重だったECBですが、 5月23日にECBのラガルド総裁は「7月の理事会で利上げが可能になるだろう」との見通しを示しました…!
また、「7月~9月期の終わりまでにマイナス金利から脱却できる状況になるだろう」とも述べ、 金融政策が正常化に向かう可能性が高まりましたね。
ラガルド総裁の発表がある直前の17:00に、ドイツの景況感を表すIFO企業景況感指数が市場予想を上回ったこともあり、 ドル、そして円ともにユーロ高に向かう展開が顕著になっています…!
ラガルド総裁の発表とIFO企業景況感指数の発表を受け、ユーロドルは1.06ドル台まで上昇しました!
ユーロドルの動き(5分足)
円に対してもユーロは上昇。日本がこのまま緩和政策を続けていくことから、 ユーロ円に関してはこのまま円安ユーロ高トレンドに入りそうな予感がしています(`・ω・´)
ユーロ円の動き(5分足)
米新築住宅販売件数(4月度)の見どころ
5月のゴールデンウィーク明けあたりから、為替相場の注目ポイントは各国の金融政策ではなく景気に変わりつつあります。
5月24日23時に発表される米新築住宅販売件数は、住宅ローン金利が5%を超えているとも言われるアメリカの住宅市場が、 今回の発表でどれくらいのブレーキになるのかに注目しましょう…!
前月の発表が76.3万件で、予想は75.0万件なので、販売件数は前月比で減少することは見込まれています。 しかし予想よりも大きく下回った場合は、ますますアメリカの景気減速が確定的なものとなり、円高に向かうでしょう。
5月製造業購買担当者景気指数も忘れずに!
また、新築住宅販売件数の発表前の22時45分に発表される、5月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)も今回は注目です! PMIは企業の購買担当者の景況感を集計した指標なので、よりアメリカの景気動向が確認できるようになります。
景気減速といってもアメリカ経済が強いことには変わりありませんが、 為替という点で、今後は政策金利引き上げ方針に踏み切ったユーロと粘り強い金融緩和が追い風になっている円に注目です。
普段ユーロ通貨をチェックしていない方も、この機会に注目してみるとなかなかおもしろいかもしれません!
なんだか頭使いすぎて糖分を欲してる…。 今日はスタバにでも行って、気になってたストロベリーフラペチーノでも飲んでこようかな(✻´ν`✻)♪
それではまた次回のブログにて!