FOMC議事要旨が公表!為替市場ほぼ無風の中ユーロに注目が集まる
最終更新日: 2022-5-26
こんにちは!
131円台まで上昇したドル円も、このブログを書いてる時点では126円台。あっという間に5円近く下がってる…!
昨日、FOMC(5月4日開催)の議事要旨が公表されました。今回は、議事要旨公表後の為替の様子や今後注目の通貨ペアについて解説しています!
FOMC議事要旨が公表、米主要3指数が上昇
5月4日の夜中に開催されたFOMCの議事要旨が、5月25日に公表されました!
議事要旨によると、多くの参加者が6月と7月のFOMCで0.5ポイントの政策金利の引き上げが適切と考えていることがわかります。
ただ、参加者の中でインフレに関する考え方は分かれており、 最近の経済指標から物価上昇圧力がこれ以上は悪化しないだろうと考えている人もいる一方で、 インフレがピークに達したと考えるのは時期尚早だという慎重な意見もあったようです。
また、FOMCの中で金融緩和からの脱却を早めれば、2022年後半に政策(金利引き上げ)の効果を見極めやすくなるとの見方もあったみたい。
こうした見方を投資家は、FRBが金融政策に自信をもっていると好感し、 その安心感からアメリカの主要3指数(NYダウ、NASDAQ、S&P500)はそろって上昇しました…!
為替市場はFOMC議事要旨公表後もほぼ無風状態
ただ、為替にとってはあまり目新しい材料は見つからず、 FOMCの発表を受けドル円に若干リスクオンの買いは見られましたが、127円台近辺で小幅な値動きを繰り返すにとどまっています(´・ω・`)
ドル円の動き(5分足|5月25日17:00頃~26日15:00頃)
今後も特に大きく値動きをする要素はなく、底堅い展開が続くでしょう。
今後はユードドル・ユーロ円のペアに注目必至!
アメリカの政策金利の引き上げはかなりの水準で折り込みは終了し、 今後はさまざまな経済指標の結果で、景気後退が意識されるごとにドルが売られる動きが出てくると考えられます…!
こうした中、今後注目したい通貨ペアはユードドルとユーロ円です。
※米住宅新築販売件数の見どころは◯◯!今後の注目は円とユーロへ?(5月24日のブログより)
EUもアメリカに匹敵するほどのインフレに見舞われており、政策金利の引き上げが期待されていましたが、 ロシアのウクライナ侵攻による景気冷え込み懸念から、長いこと政策金利の引き上げに踏み込めずにいました・・
しかし、ついに欧州中央銀行のラガルド総裁は、7月~9月の早い段階で利上げができる可能性が高いと説明したことから、ユーロへの注目が高まっています。
アメリカの景気減速懸念が進んでいることから、アメリカの経済指標が弱ければドルが売られユーロに流れていく傾向が強くなっていくと考えられます。
直近の重要指標としては、5月27日にアメリカ4月度個人消費支出の発表があるので、 アメリカの景気動向を注目しつつ、ユーロがどう動くかもチェックしておくと良いでしょう…!
今日のブログはここまで~!
そういや先週健康診断に行ったら、結果をもらう前なのに何やら引っかかったっぽくて沈んでる。。 その場でナースたちが慌ただしくぞろぞろ来て怖かったな。。精密検査して何もないといいけど(´;ω;`)
みなさんも健康診断はできれば定期的に行ってくださいね!ではでは~m(__ )m